■ 八方池の周囲を散策 ■
八方尾根にあるこの池は自然池で、ダムなどによって造られた人工池とは異なる。 長い年月を経て地球が創り出した神秘的な美しさに感動した。 2000mの高地にこのような景観を生み出した自然に驚異を感じた。






なだらかな尾根を踏破し八方池が一望できる第三ケルンに到着。 天候は青空の中、雲量が多く白い雲が辺りを流れていく。 第三ケルンは付近の尾根の中では2080mと、ひと際小高い場所にあり周囲の景観が一望できる。



第三ケルンから白馬村方向
第三ケルンから北アルプス方向

ケルンには多くの人達が入れ代わり立ち代わり、記念撮影や暫しのお喋りタイムで大賑わい。 私達も少し離れた岩群に腰かけ食事をしていた同世代の夫婦連れの隣に場所を確保して大休憩に。 ふと岩場に目をやるとトンボを見れた。






岩場に腰かけ食事タイム。現在、9時過ぎですが展望の効く処で食事タイムを楽しみにしていた。 惣菜と合わせてパクパク、冷えた水も最高! 八方池の周囲にはベンチや休憩処が設置され眼下には、人々がだんだん多くなってきた。






食事を終わり景観を楽しむために岩場でゴロゴロしながら展望を楽しむ。 ここから見える池の周囲には皆さんが食事や休憩をとっている。構図を探し求め映像を切り取っていく。 9時前になると雲海が下方からモクモクと増えてきた。先程まで青空が見えていたが全体が雲間に入ったよう。










現在10時で、何か嫌な予感がしてきた。午後から天候が悪くなる予報でしたが、これほど早まるとは神様も意地悪だなぁ〜! 八方池の池面には雲海ばかりが反射して映像は期待薄になってきた。 約1時間、この岩場で大休憩したが雲海が辺りを覆ってきたので、下山の時間を考え、残りの行程を二人で考えた。










一度、唐松岳方面に登って八方池が一望できる地点まで登った。 雲間が晴れるチャンスを狙ってもう一度撮影してから池端まで降りるつもりです。 登山路の中途で佇み、雲間が晴れるのを待ち、八方池を撮影。

雲海が厚く垂れこめ、これ以上は好天は無理のように思い池端まで戻った。 登山路は時間が経過するにしたがって混雑してきた。 グループ登山が到着したため、限られた道幅が譲り合わなければ行き来できなくなるほどの混雑です。










雄大な山々の景観は雲海で霞んで撮影は八方池の周囲の景観が中心になった。 足元の高山植物にもレンズを向けてみた。 池も雲で霞んだり、クリアになったりの繰り返しで、周囲に陣取るカメラマニアは手持無沙汰! 早めに到着した私達は恵まれたかも!






池端に造られた木製の場所は八方池の撮影スポットです。撮影の為、まだ粘っている人がいた。 池端の景観をいろいろ切り取ってみたい。






同じ場所からの景観ですが、雲がかかった時と二枚撮影してみた。 ベンチに腰かけていたら隣の同世代の男性に声を掛けられた。 八方池に来たけれどこんな天気で残念だ、妻と一緒だが何処かに居るでしょうと他愛無い話たが団塊の世代同志の会話があった。 デジカメの映像を見せ合って、もう少し早くきたら良かったと残念がっていた。

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