■ 乗越浄土から中岳山頂へ ■

乗越浄土から登山ルートはさらに奥に伸びている。 ここから見えるのは中岳と駒ヶ岳の二つのこぶのような山容で、まだまだ頂上は遠いょ!と語りかけているようです。 その通り目前の中岳へもう一登り、山頂を目指した。
中岳と駒ヶ岳の山頂の間は馬の背の表現そっくりで、山の形としては比較的穏やかな山容です。


前回、休憩した宝剣山荘が見えてきた。ここでひと時の休憩で親子連れの会話を思い出した。 今日は待ち時間で時間を大分ロスしているから、山荘を通過して中岳に向かう。

伊那前岳

稜線を回り込むような形で、中岳へ…


駒ヶ岳山頂
将棊頭山

天狗山荘

中岳、駒ヶ岳への登山路
宝剣山荘



宝剣山荘と天狗山荘を通過して正面に中岳の山容が見え登山路に先に行く人々の姿がチラチラ見る事ができた。 山頂まではなだらかな登りの岩場が続き、登山路は幅広く感じたが安全を確保するために登山路の両脇には緑のロープが張ってある。 これを外れるとルート外ですよ!安全を保障しませんよと言っているようです。 ケルンや案内板を通り過ぎると、駒ヶ岳への迂回ルートがあり、「この先は滑落注意」のルートです。 今日は天候が安定しているから、このルートで登攀する人もチラホラいた。

中岳への登山路は最初は緩やかだが、だんだん勾配がきつくなる。 途中、水分補給時に周辺の景観を撮影。後方に見える伊那前岳や乗越浄土方向の景観も変化した姿を映像に捉えた。



中岳へ…(前回引き返した地点)

剣の様な宝剣岳


伊那前岳

今日は最高の天気!見上げれば真っ青な青空に飛行機雲が一筋…。 中岳山頂目指して急峻な岩場を登って行く。岩場を避けて上へ、上へ登り念願の頂上までもう少し。 視線は下を向いていたら目の前に案内板が…。 思わず見上げたら山頂に到着。思わず妻に「着いたぞぉ〜!」









伊那前岳(2883m)

頂上周囲を見渡して休憩場所を探し、適当な場所を探してウロウロし、ビニールシートを敷いて荷物を下した。 「やったね!」、「最高の景色!」と妻と達成感で喜び合った。

頂上の大岩には若者のグループがよじ登って喜んでいた。 時間は丁度、12時でここで昼食をするか、それとも休憩のみで、駒ヶ岳山頂に向かうか思案。 駒ヶ岳山頂まで往復1時間とすると駒ケ根まで戻ると夕方になる。 休憩時間も無しで往復は身体に負担が多い。と云う事で、中岳(2925m)、駒ヶ岳(2956m)と大差ないので、 今回はここで昼食をとり大休憩。



中岳山頂からみる宝剣岳
中岳山頂からみる富士山

中岳山頂

リュックを下した処からビニールシートを移動して風の当たらない岩陰に移動。 ここで持参したお握りをパクつきながら、周囲の景観を見る余裕ができた。 岩陰は風がなく、日当たり良好でポカポカして気持ちいい。

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