■ 木曾駒ヶ岳 中岳山頂から東西の景観 ■

中岳で1時間の休憩。 3連休で混雑し乗車待ち時間が、ここまで3時間ほどあった。本来ならば駒ヶ岳山頂まで行っていてもおかしくない時間。 帰りの混雑も予想して、ここで1時間の食事と休憩をした。前日、孫の運動会だったので、今回はお握りだけの昼食。 それでもこの景色を見ながらの食事は格別だった。伊那前岳、乗越浄土、宝剣岳の後方には南アルプスが展望でる。


天候がいいので富士山まで見ることができた。 乗越浄土を経由して宝剣山荘、天狗山荘を通り、中岳に向かう登山の人々の列が一列縦隊のように視認できる。 あそこを通ってきたんだと実感。妻と共に自由に撮影してみようと周囲をウロウロ。 撮影対象が360度の視野なので、ばらばらに撮影すると、どこを撮影したのか判らなくなりそう。

中岳山頂から東側の景観



伊那前岳

乗越浄土のアップ映像
伊那市方向の景観



伊那前岳山頂

塩見岳(3047m)


中岳山頂から左から伊那前岳、乗越浄土、宝剣岳。後背に南アルプス


富士山

宝剣山荘や天狗山荘がここから見ると台風や冬季の風雪から建物が影響しないように隠れていた。 何気なく宝剣岳の方向を見て、逆光でシルエットになりやすいと思ったら山頂で何かが動いていた。 望遠で覗いてみると、山頂の天辺に人が万歳をしていた。こんな光景も珍しいもんだ!

宝剣岳の山頂は人、一人のスペースしかない。その下に数人が待機していた。 駒ヶ岳は中央アルプスの中では最高峰の山で、それに連なる空木岳、南駒ヶ岳などの山並みが良く見通せる。

天狗山荘

南アルプスの山並み



宝剣岳から空木岳に連なる山並み
宝剣山荘

宝剣岳山頂で万歳する人



東側の景観 空木岳の山容

木曽駒ヶ岳と遠方に御嶽山

今度は西側の景観を…。正面に木曽駒ヶ岳の山容、そして単独峰の御嶽山が後背に見ることがでる。 風当たりが強く岩の上に乗ると身体がぶれて落ちそう。映像がぶれないよう少し下の処から撮影を始めた。

中岳山頂から西側の景観 御嶽山がはっきりと視認できる

木曽駒ヶ岳山頂


木曽前岳(2826m)、その後ろに麦草岳

駒ヶ岳から将棊頭山へ延びる登山路

山頂の駒ヶ岳神社は石垣で囲まれている

中岳と駒ヶ岳の鞍部には頂上山荘があり、唯一のテント張りができる場所がある。 眼下に一望できる一筋の登山路には人の列が続く。本来ならば彼らの列に加わっているはずだが時間的な関係で断念した。 それにしても御嶽山がこんなにはっきり見ることができるとは思わなかった。

頂上山荘 木曽駒ヶ岳への登山者の列

中岳にしても、木曽駒ヶ岳にしても、山容がなだらかな優しさを感じる。 同じ地層の花崗岩層でも、対照的な宝剣岳は鋭い厳しい山容です。その景観を目の前で見て自然の驚異を感じた。 映像だけでは計り知れない貴重な登山ができて嬉しい。

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