■ 平林寺の境内散策 ■

平林寺は総門から山門、仏殿、本堂と一直線に禅宗様式の伽藍が並んでいます。 その美しさは修行の場として質素な造りを見せてくれます。それが武蔵野の広い雑木林の中にピッタリの禅寺で、京都のような派手さはないが、質実剛健と云った趣でした。この地になくてはならない歴史を堪能しています。


放生池の周囲や境内の各所にグループが集まり何か熱心に画を描いている。 なるべく人が入らないように撮影を続けますが、横目でチラチラ見ながら…! と云う事で、話しかけてみた。絵具や色鉛筆を使ってそれぞれ好みの場所で画を描いている。 上手下手もあるけれど、各人が自分の好みで白紙に色を付けているのを見て、良い趣味だなぁと感じた。 何かに没頭し長く続けることは大切じゃないかと思う。

 







洗心

撮影再開!広い境内に鮮やかな紅葉が見れる。 さらに足を進めて梅林の中に小さな社がある。 案内書にも記されていない小さな社です。 初春の季節には梅の花で飾られるのではないか…。
広い境内の中央に半僧坊があり、明治に鎌倉から分祀された。 ここでも画を描く人々にリーダーと思われる方が指導している。 半僧坊の前には大きな枝垂れ桜があり開花の時期は多くの人が集まるのではないか。

半僧坊





休憩処で喫煙
半僧坊

人々の憩いの場



境内を一周して山門前まで到着!このあたりは日差しが強いので紅葉の度合いが強い。 放生池と経蔵と半僧坊の真ん中に休み処があり喫煙がでた。 休憩しながら境内から画描きグループの動きを見つめながら喫煙を楽しむ。 休憩処から木々に囲まれた放生池に向かうと中央の島に弁天堂がある。 案内はないが、その時代に造り上げた理由があるはず。

放生池の弁天堂








暫く境内の紅葉を撮影。ふっと見ると山門の前で人波が途切れるのをじっ〜と待っている人を発見! 奥さんは御主人の撮影が終わるまで境内を散策。それを見ていて自分を思い出した。 その思いがかなって仏殿の前は無人になり一所懸命撮影…私はその方を撮影!



山門の楼上と紅葉


総門

最後に山門の楼上と紅葉、総門を撮影して終了。武蔵野の平林寺の訪問は良い思い出になった。 時間は午後2時過ぎ、駐車場に戻り喫煙して休憩。自宅に向けて車を走らせる中、川越街道の旧道を何故か走ってしまった。 野火止用水と平林寺を合わせて一日散歩になった。

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