■ 甲斐善光寺参拝 ■
翌朝7時に起床!いつもよりノンビリしてしまった。 今日の予定は富士五湖に向かうか、青梅街道に向かうか、当日まで悩みました。どちらにしてもノンビリ旅。 急ぐ必要はない…妻の希望で山梨から大菩薩峠を経由する青梅街道を選択した。
青梅街道に向かうと途中で甲斐善光寺を思い出した。 大河ドラマの風林火山の年に雨中、訪問したことを思い出した。 満足な映像も撮れなかったので立ち寄ることに。早速ナビに入力し8時過ぎに出発。


駐車場は9時にオープンだが8時半にはお寺の人が開けてくれた。 私達の他にも何人か山門前に訪れていた。重層建築の山門を正面から撮影しようと早朝の道路端に向かい映像を確保! 市道がこのお寺を迂回する形で回り込んでいる。


重層建築の山門をくぐると敷石の両側には立派な松が枝を伸ばし景観は最高、甲斐善光寺は信玄が謙信との川中島の戦いで、 信濃善光寺の本尊に戦火が及ぶのを避けるため、自分の領国に移したとされ、金堂は1565年に完成した。 その後本尊は信濃善光寺に戻されたが、現在の本尊は銅造、阿弥陀三尊像です。(国重要文化財)














正面のお焼香の場は、まだ香が焚かれていないので、撮影だけして境内をぐるりと一回りしながら撮影した。 池の水の色が緑っぽいので不思議に思って覗いてみたが多分、光線の関係ではないかと思う。
重層建築の山門、金堂とも国重要文化財だが、1754年に火災で焼失し1796年に再建された。 本堂の屋根には一番高い処に武田氏の菱型の紋章があり、下の屋根には徳川の葵の紋章が確認できる。






金堂に参拝し天井を見上げると大きな鳴き龍の姿が二匹描かれ、畳の上で手を叩くと鳴いているような反響がある。 初期の金堂の大きさは信濃善光寺と同規模だったが、再建された現在の大きさは一回り小さい。 それでも善光寺特有の撞木造りと呼ばれる形式で造られていた。
金堂を一回りし善光寺特有の撞木造りを鑑賞。 ひとつ一つ伽藍の造りを鑑賞するのも勉強。熟年の知識に加えたい!









甲斐善光寺金堂全景








菩薩峠途中の富士山

経堂、鐘楼と見学し、1時間半の訪問で甲斐善光寺を後にした。 ナビを奥多摩湖に設定して朝の青梅街道を走る。ガラガラの道路をのんびりと走行! 途中、対向車線を爆音を鳴らしながらのバイクの集団とすれ違った。山間にその音がいつまでも残る。 菩薩峠に近くなる頃、後背に富士山が見えてきた。もう少し!もう少し!と思いながら登って行く途中で路肩に停車し、撮影したのがこの映像です。




■ 青梅街道を奥多摩湖へ ■

菩薩峠!山梨県の丹波山村に入る途中で、富士山の全貌が見える絶景箇所がある。 路肩に停車し一瞬の撮影タイム。この辺りにパーキングエリアがあればいいなと思う。 その後、暫く行くとパーキングエリアがあったが、ほんとの山の中で展望はないが大菩薩嶺への登山口の一つにです。


パーキングエリアは通過し丹波山の道の駅まで一直線! 道の駅に到着したのが10時過ぎ、それほど混雑はなく出口に近い処に駐車。 ここはウナギの寝床のような駐車場で出入口は一か所だけ。 混雑すると駐車線以外の処にも車が止まる。 早速日帰り温泉「のめこい湯」に向かう。道の駅の多摩川の反対側に併設された温泉は都心近くの観光客に人気で、 オープンの10時過ぎから賑やかな様相です。

青梅街道から奥多摩周遊道路へ



月夜見駐車場から奥多摩湖を眺望!




ポカポカの身体が心地よく、レストランで昼食をとり、青梅街道を奥多摩湖へ向かう。 途中、奥多摩周遊道路の月夜見第一駐車場へ向かう。 ここから奥多摩湖の全貌が展望できるが、今日は駐車場が満車の状態で移動売店の車両のオジサンもニコニコ顔が印象に残った。

小河内ダムの駐車場に向かうと満車で、少し離れたもう別の駐車場に向かう。 こちらの駐車場の方も賑やかです。売店にも多くの人だかりがあり、ベンチにも人々が団欒していた。 ここからダムの堰堤まで湖岸を散策する。






湖岸を散策しながらダム堰堤が少しずつ大きくなる。 犬と一緒の家族ぐるみの散策や、高齢のバイクツーリングのグループも見受けられる。 大型バイクのグループが一ヵ所に集合して、ヘルメットを取った瞬間に、熟年ライダーの顔! あぁ、こういう趣味のサークルもいいもんだと思った。熟年の髭茫々の笑顔が印象に残った。
温泉に入ったので身体がポカポカで歩いていても気持ち良く、ダム堰堤を向こう側まで歩きながら撮影を重ねていく。 丹波山の温泉はとても良い泉質だ。














ダムの入口に「水と緑のふれあい館」があり、帰る前に立ち寄る。 奥多摩の歴史や文化、ダムの出来る経緯が紹介されている。また子供達にダムの仕組みや自然の大切さを学ぶ要素の強い処です。 実物やシアターで判りやすく紹介している。 家族のふれあいが楽しめる奥多摩湖は絶好の場のようだ。 チャンスがあれば孫ともう一度来たいと思う。

14時を回り帰路に、青梅街道を青梅ICまで走り、圏央道を経由して練馬ICまで走る。 時間的に混雑を予想したが、思ったより空いていたので明るいうちに自宅に戻る事ができた。 燃費は10.8L/Km

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