■ 古都北鎌倉 建長寺 その弐 ■

東屋と呼ばれる休憩処から参道に出ると山に向かって小道が伸びている。 ここは鎌倉のハイキングコースの一つになっていて結構低山ハイキングの人々と擦れ違う。 登っていく途中には、龍峰院、天源院、正統院、回春院があるが、どれも門前までしか、見学ができず通過。

10分程ハイキングの要領で登っていくと半僧坊の入口に到着!と云っても参道そのものがハイキング道。 石畳になり鳥居と両脇に素敵な石灯篭が並んでいる。


河村瑞賢遺跡入口

半僧坊入口
曙観音

半僧坊大権現像

石畳が終わり鳥居をくぐると、山を登るように石段が続く。 丁度、この一帯は紅葉が鮮やかで、カメラマニアがウロウロしてる処に私達も加わり、名残の紅葉の撮影会! 暫く石段を上がったり、下りたりして、構図を探した。一番苦労したのは人の流れが途切れるのを待つこと。










境内の奥の山の中腹にある半僧坊へ向かう。上る途中の石段から沢山の像が見える。 いったい何だろうとよく見ると、カラス天狗のようです。それが何体もいろいろな形で山の斜面の庭園に立っている。 訪れた子供達がキャーキャーワァーワァー驚いていた。
その何体かを撮影して最後の急な石段を登る。その正面に半僧坊が迎えてくる。 振り返ると、ここからも富士山が展望できる。









半僧坊




半僧坊からハイキングコースが続き、覚園寺、瑞泉寺へ続く天園ハイキングコースになっている。 私達はこの上の勝上展望台に向かってさらに登る。ここからは境内の中というより、低山ハイキングに様相が変わった。 結構きつい登りですが勝上展望台に到着したのが12時半前。 頂上近くの大木の太い根っこに腰かけ、持参したお握りの昼食です。 たかがお握りがどうしてこんなに美味しいのだろうと感謝しながらの昼食タイム。 飽食の時代と云われながら私達にとっては最高の食事です。

半僧坊

勝上展望台
勝上展望台への登り口

相模湾
食事した処が日陰で、暫く経ったら身体が冷えてきたので展望台まで戻る。 その間も反対方向からハイカーが通過。展望台から建長寺の伽藍がハッキリと見えて、低山ながらここまで登ったんだの思いです。
鎌倉市内 建長寺
昼食後は身体に力が漲った感じ、建長寺総門まで一気に下る。午後1時を回って今日の観光予定を変更。 鶴岡八幡宮(以前義母と来た)の訪問は時間的に無理のようで鎌倉駅に通じる小町通りの散策をし、 江ノ電で長谷駅へ移動、長谷寺と大仏のコースに変更した。
inserted by FC2 system