■ 小町通りから江ノ電で長谷寺へ ■

鶴岡八幡宮のメインストリートは車やバスの往来と小奇麗な店舗があり、普段、私達は車で観光してるから、 折角の散歩は小町通りを通って鎌倉駅まで向かう事にした。 小町通りは多くの観光客の往来で混雑し、新鮮な感じで散歩です。 妻は大喜び、お饅頭、ブティク、食事処、お土産店をのぞいて楽しそう。


巣鴨の地蔵通りの商店街をぶらついている感じで、右に左にお店回りしながら鎌倉駅まで到着! ここで鳩サブレーをお土産に購入…。鎌倉駅の地下トンネルを通って江ノ電側の駅前広場に到着し、パスモで改札したらJRだった。 慌てて改札口に戻りパスモをリセットしてもらい江ノ電の改札口へ向かった。 ホームの端で電車が入線してくるのを待ちます。

小町通り商店街



江ノ電乗り場




入線した電車に向かって何枚か撮影してから先頭車両に向かうと連結車両が変わっていたので再度撮影! 外観は路面電車のようですが車内は広い。初めて乗車する電車で老年の私でも多少興奮気味。
路面電車程度の速さだと思ったが、これが意外とスピードがある。 長谷駅までは僅かの乗車時間だが、江ノ電に乗車することが目的だったから満足。 降車した後、電車が走り去るまでその映像を何枚か撮影して駅舎を出る。ホームの踏切も懐かしいレトロな感じ。



長谷駅

長谷寺入口

長谷駅から長谷寺まで約5分位を歩く。歩道は狭く擦れ違いも大変ですが、車道は渋滞。 それより早く長谷寺に到着。早速、拝観料を支払い境内に入る。
長谷寺は真言宗豊山派の総本山が奈良県桜井市にあるが、その関係を聞いた所、全然関係なく浄土宗の単立寺院と云う事で、通称長谷観音と呼ばれている。 ただ本尊は十一面観音で奈良の長谷寺と同木で造られたと伝わる。江戸時代になり徳川幕府から伽藍修復後、浄土宗に改宗したとある。 観音堂や主要な堂宇は海を見渡せる高台にあり、関東大震災で倒壊し再建された。











地蔵堂

阿弥陀堂

市道から総門までは平らな道だが、境内に一歩はいると長谷寺が山の斜面に建てられているのを実感できる。 斜面になる手前に、猫の額ほどの細長い平坦地に庭園が造られていて、山水を楽しむことができた。 境内の石段を上るかたちで地蔵堂、阿弥陀堂、鐘楼前まできた。 鐘楼の梵鐘は1264年に造られ重要文化財の為、宝物館で見る。ここにあるものは昭和59年製です。
堂宇が隣り合わせにあるので、一気に撮影したため大休憩。 展望台から湘南の海が眺められ、海には、ウィンドサーフィンの帆がキラキラ陽光に映えて反射している。 快晴だから遠くの逗子方面もはっきり見えた。お寺の境内には珍しく、レストラン等食事処や休憩処がある。

鐘楼



観音堂と奥に宝物館

ウィンドサーフィンの帆
観音堂

大黒堂



休憩処で長谷団子を買ってベンチで休憩!テーブルにはトンビが団子を狙っているので注意して下さい。の注意書きがある。 上を見上げるとトンビが5羽飛翔していた。優雅な飛び方を見ていて一枚撮影!
大休憩の後はさらに境内の奥へ向かう。一番奥に経堂があり、堂内には回転式の輪蔵と呼ばれる一切経が収めてある。 巻物、書物の状態で収めてあるのが見えた。



経堂





輪蔵




経堂と宝物館の間にいろいろな碑がある。仏足石や開運大黒天などもあった。 一通り見て宝物館の横を奥へ進むと眺望散歩道に続く。小道の両側には春夏秋冬楽しめる花木が植樹されていた。 これらを見ながら由比ヶ浜、遠く三浦半島まで眺望が楽しめる。小道には海外の観光客の人が目立った。









和み地蔵

眺望散歩道を下りて総門前まで下りた。ここから弁天堂方向に向かう。 弁天堂は誰でもできる写経室にもなっていて、何人かの人が真剣に写経に取り組んでいた。 静かに更に進むと弁天窟の案内がある。
弁財天堂の脇から洞窟に入ると、石壁に何体もの像が直接彫られてあった。 照明はあるものの、薄暗い窟内で眼を凝らして見ながら撮影してみた。 感度を上げれば、映像に残せると思いブレないように撮影!





弁天窟入口




もっと奥へ続いていると思ったが一回りで出てきた。 円覚寺、建長寺と長い歴史あるお寺を見学してきたわりには、長谷寺は若い人達向けの観光寺の様相です。 出口前に蝋梅が咲いていたので、撮影、神秘的な花弁です。最後は長谷寺の巨大提灯を撮影して鎌倉大仏へ…。





午後2時半を過ぎて、残り時間も少なくなった。 大仏まではここから歩いて行けるので今日最後の見学先になる。

再び市道に戻り、大仏まで歩くが遠方に信号が見える処が鎌倉大仏の入口のようだ。 10分もかからない距離。  \(*^_^*)/

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