■ 高徳院 鎌倉大仏 ■
鎌倉大仏は調べれば調べるほど不明な点が多く、資料としても不確かな記述しかない謎の大仏と思うようになった。 確かなのは、東大寺などの大仏像に比べて、修復された跡が少なく、像の造られた状態が、当時のままの状態を保っていることでした。
鎌倉大仏は有名ですが、それがどの寺院なのかというと知らない人が多いのではないか。 現在は高徳院であるが開山開基は不明だそうです。 初期は真言宗とも伝わるが建長寺の末寺を経て、江戸時代に浄土宗関東総本山の光明寺の末寺となっている。


高徳院の正面大鳥居前に到着し、拝観券を購入して境内に入る。 この時間は日も落ちて、夕日を浴びる大仏が印象的な色彩を見せてくれます。 高徳院の本尊がこの大仏で、遠い昔の時代には、大仏を覆う大仏殿があったことが発掘調査で知られている。 また大仏の金属成分が青銅で、鋳造にあたり宋から輸入された中国銭が使われている。






















大仏殿を見上げる観光客が周囲で記念撮影しているので、人影が映像に入ってしまうため、各方向から撮影。 その中でワンチャンスで無人の映像が撮れた。大仏の後背も撮影し境内の奥へ行ってみた。 喫煙場所で休みながら周囲を見渡すと奥に観月堂を見つけた。 お堂を見つけ傍に行くと、建物の様相が日本の時代に見られるものではないと気が付いた。



観月堂


建物が観月堂と知ったのは境内を出る時、建物は15世紀中頃、朝鮮の宮と知った。 私にとって新しい発見をして、帰宅して調べる楽しみがあった。 この建物は朝鮮漢陽(現ソウル)の建物を、後の山一證券の社長が寄贈したと知る。 日本の建物ではないと思ったのは屋根の瓦の形が見たことが無かったから。


午後3時を回り日陰だと肌寒く感じる。 仁王門をでて喫煙場所があり、休憩しながら帰路のコースを思慮。 江ノ電の長谷駅まで歩き、電車に乗り鎌倉駅まで戻るのとバス停から鎌倉駅まで直接向かうか妻と相談。 混雑した帰路を歩くより、バスに揺られて鎌倉駅まで戻るほうを選択。

始発のバス停から疲れた足を労わるようにバス乗車して、鎌倉駅まで思ったより短時間で駅到着。 ホームの端へ向かうと、間もなく池袋まで直通の電車が到着し簡単に座席を確保し、1時間少しの乗車時間で池袋着! 帰路は乗り継ぎが驚くほどスムースでした。その壱の古都鎌倉の歴史散歩は楽しく終了。 また、チャンスを狙って2回目にチャレンジします。

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