■ 碓氷峠鉄道文化むら(前編) ■

熟年夫婦で碓氷峠鉄道文化むらに訪問した。 鉄道関連では大宮にある鉄道博物館に孫と遊びに行った事があるが、今回は何故か夫婦連れ。 お正月も無事済ませて、そろそろ腰が落ち着かなくなり、思いついたらすぐ実行!と云う事で群馬県で未訪問地をWEBで探した。 丁度、あるTV局で温泉番組を紹介していたのをキッカケにその地の旅をプランした。


午前7時過ぎに自宅を出発!給油して関越道練馬ICに入った。 この時間帯に出発するのは我が家では珍しく、途中で混雑するのではと思ったら、予想通り混雑に巻き込まれた。 それでも目的地までは、100qちょっとの距離、1時間ちょっとの時間で松井田妙義ICに到着した。 碓氷峠鉄道文化むら駐車場に到着すると、数台の車両だけで快晴の中、オープン直後のむらは職員がさぁ〜これからという 感じで忙しそうに準備していた。

午前9時過ぎ到着!

新幹線用軌道確認車 GA100


トロッコ列車

入場して正面右側に展示された新幹線用軌道確認車を撮影、この車両は現在でも活躍していて、運行開始前に 走行して線路の保守点検を自動運転でおこなう事ができる。もう一つの映像は碓氷峠鉄道文化むら駅から碓 氷峠森公園交流館にある峠の湯駅まで、約2.6qの区間を結ぶトロッコ列車。この牽引車は碓氷峠専用と して2両だけ製造されたTMC-500Aのディーゼルの保線用車両で2両の客車を牽引して運行している。 現在は碓氷峠鉄道文化むら駅からまるやま駅まで運行している。





園内を走るDLあぷとくん

鉄道マニアらしい青年が小走りに園地の奥へ向かっていた。 まずはシンボル広場全景や施設内を周遊運行しているあぷとくんを撮影。 孫のおもちゃ箱にある機関車トーマス、アンパンマンや新幹線等の撮影。どれも200円で乗車できる。














シンボル広場を過ぎて鉄道展示館前に来た。右手に特急あさまが展示してある。 信越本線で運行されていたが長野新幹線開業にともない廃止された。後部から車内に入り座席間を通って運転席に向かう。 初めて運転台に座って先頭からの景観を楽しみ撮影を。

信越本線特急あさま

運転台…出発進行!
先頭車両内

運転台からの景観

特急あさまの後方に貨車があり中に入ったら休憩所。 隣の検修庫に向かうと左側にEF63形電気機関車の碓氷峠の運行シミュレータがあり、 右側にはEF6310電気機関車が展示してありる。先端の連結器や運転台など景観を楽しむ。 園入口では観光客がだんだん多くなってきた。



電気機関車EF62

電気機関車EF62運転台


電気機関車EF62の連結部

電気機関車EF62からの景観

検修庫の中に入ると電気機関車EF62やEF63が展示してある。どちらも直流機関車で碓氷新線の運転で活躍。 碓氷新線とは昭和38年にアプト式の碓氷線の代わりに造られ、長野新幹線開通まで信越本線の重要な役割を担っていた。

電気機関車EF62

私が子供の頃、田端に親戚があり、親に同行した時JR田端の機関区を通るので、 その度大好きな電車や蒸気機関車、電気機関車を柵越しに覗いていた記憶がある。 その頃活躍した機関車を今ここで見て当時の記憶が蘇った。

電気機関車EF62の内部

電気機関車EF62

電気機関車EF62

電気機関車EF63

電気機関車EF62の車輪

電気機関車EF62の運転台

蒸気機関車の精巧な模型

蒸気機関車の精巧な模型は上が日本のD51SLで今でもイベント列車で活躍している。 下はアメリカで活躍したジェイ型SLで急勾配、急曲線用に開発された機関車です。 そして碓氷峠で活躍したアプト式の機関車の紹介です。 2台生産されたTMC-500Aの保線用車両の1台が展示してあり、その横にアプト式の電気機関車ED421がある。 昭和38年まで信越本線で活躍した。



電気機関車ED421
アプト式の電気機関車ED421

電気機関車ED421下部のアプト式部分


検修庫内は車両だけでなく当時の検修庫の状態を工具まで含めて保存してあるので、華やかな車両だけでなく治具や工具も見学できる。
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