■ 増上寺の歴史散歩 ■

本堂から見た三門の景観は広い境内が一望できます。 そして増上寺の外側には、東京ビジネス三区、港区のビル群が迫っている。 因みにビジネス三区は千代田、中央、港をいう。話が逸れてしまって元に戻しましょう! 増上寺の外側の道路を歩いてゆくと東京タワー前に、そこから左に回り歩いてゆくと、 明徳幼稚園を回り込んで駐車場の入口から再度境内に入った。


圓光大師堂の後側を進むと大納骨堂があり、後継者のない方や菩提寺がない方など有縁無縁の方を永くお祀りしてある。 手を合わせて、更に進むと貞恭庵がある。 ここは第十四代将軍徳川家茂公の御正室、皇女和宮さまゆかりの茶室で、1980年に移築改修し一般にも利用できるようになった。

圓光大師堂の後側 圓光大師堂の後側

大納骨堂(舎利殿)

貞恭庵

貞恭庵を通り過ぎると本堂の後側にでる。丁度、本堂の上部に行かれるように橋が架かっている。 ここで左右の景色を撮影、案内図で右手に下りて進むと圓光大師堂があるので行ってみた。 圓光大師堂は法然上人が祀られ本堂より一段高い処の石段を上がる。 建物が比較的新しいのでチョット驚いた。

本堂の後側 本堂に架かる橋

圓光大師堂へはここを下りる

圓光大師堂前の石段

タワーが曲がりかっこ悪いので撮影し直し⇒
圓光大師堂方向

石垣のそばを通り…

門は古く格子の模様もこんな感じ

圓光大師堂

圓光大師堂の先は寺務所でUターンしてもと来た本堂の橋まで戻る。 ここから反対方向に向かい安国殿を後方から全景を撮影。 この時期は樹木が邪魔をしないから撮影も出来るが、桜が開花したらもっと素晴らしい映像を魅せてくれるのではないかと思う。 この後、本堂と光摂殿の間を通って本堂前に出た。 光摂殿は講堂で1階は108畳の大広間で、天井には極楽浄土の天井絵がはめ込まれている。

光摂殿、本堂そして三門方向を見てから寺務所の方へ向かう。 こちらは駐車場へのスロープがあり、時折車両が入ってくる。スロープに沿って建てられているのが慈雲閣と経蔵。 経蔵の内部中央に八角形の輪蔵があり、土蔵造りの典型的な建物です。 建物は都有形文化財ですが、中に収めてあった大蔵経は国重文のため別の施設に保管している。 慈雲閣は上部が開山堂で下が多目的施設です。



光摂殿(この下に大広間)

駐車場のスロープ

         本殿と東京タワー ⇒



経蔵
本堂の上から安国殿を撮影

本堂から見た三門方向


慈雲閣

日比谷通りの車両の出入口は、結構古式ある門のようで黒門と記されていた。 黒門は増上寺の方丈(庫裡)の表門だったので方丈門ともよばれるが、全体が黒塗装のため黒門と表記されている。 四脚門で江戸時代初期のようだが建築年代が不明の為、駐車場の門に利用されたのか?老朽化が進行中

黒門の側塀(内側)

屋根瓦
門の天井部分

黒門から三門を…


増上寺の歴史散策も終わりに、黒門を内側から撮影。 日比谷通りに出て、再度、黒門を正面から撮影。 どこか喫煙場所がないか周囲を見回したが残念!

増上寺から日比谷通りを三田方向に散歩、案内図には、この先に旧台徳院霊廟惣門、そして芝東照宮があるので散策を続けた。
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日比谷通りから撮影した黒門
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