■ 名勝 旧岩崎邸庭園 ■ |
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旧岩崎邸庭園入口 | スロープから山小屋風の建物が見える |
重要文化財の煉瓦塀 二番目の入口 入口事務所 |
地形の関係上、門から建物まで邸宅としては長い道のりです。 入口で「料金は400円です。そして和館は工事中で、洋館の内部撮影は禁止です。」と言われいきなりガッカリさせられた。 入口門はロープがあるだけの簡単な作りで事務所も貧弱な感じです。建物は洋館、和館、撞球室がある。 この地を所有したのは三菱財閥の創業者岩崎弥太郎で、洋館は長男の久彌が1896年に建築家ジョサイア・コンドルに設計させ、岩崎家の迎賓館として使われた。 |
装飾が細か〜い! |
木造2階建て地下室付 |
…洋館の内部の様子… |
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洋館前の広場 撞球室 |
ジャコビアン様式の装飾された各部屋にはピアノがある。 これは土曜日の午後に、東京芸術大学出身の演奏家を中心にしたミニコンサートがおこなわれている。 ベランダに出ると芝庭が開放的な景観を見る事ができ、ここでも撮影は不可と標識があり残念でした。 1、2階とも各部屋に暖炉があり、その形も材料もさまざまで大理石なども異なっている。 1階で和館への通路は耐震補強工事のため閉鎖中でした。 廊下等の順路は狭く、ガイドツアーなどの後ろに付いてしまうと、見学に思わぬ時間がかかる! |
洋館と撞球室の間を通り芝庭へ… |
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高さ2m以上の大型灯籠 |
後のマンションが建物の美を消してる? |
江戸時代は越後高田藩邸、明治の初期に舞鶴藩主の牧野氏の屋敷であったものを岩崎氏が買い取ったが、大名庭園の形式が無くなり、 池は埋め立てられ、洋館に似合うように芝庭として、近代庭園の初期の形を残していると案内書にあったが、無教養な私には単なる広場にしか見えない! |
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東側からの洋館は左右対称に建築され、南側に列柱の並ぶベランダが増設された。 1階列柱はトスカナ式、2階列柱はイオニア式の装飾が特徴でアメリカのペンシルヴァニアのカントリーハウスのイメージもある。 |
| 地下室の通風孔 撞球室では、和館が工事中のため、その様子がビデオで流れている。(約5分) 撞球室と洋館とは地下通路でつながっている。(右の映像) |
広間前の手水鉢 |
撞球とはビリヤードのことです。洋館の完成後暫くして、やはりジョサイア・コンドルの設計で完成した。 洋館と対照的な雰囲気でスイス風木造ゴシック建築で芝庭に良く合う。 まるで山小屋風の建物です。撞球室内部は非公開だが表から丸見えです。 天井が無く覗いてみると屋根の裏側もしっかりと装飾され素晴らしい造りが見える。 |
建物に合わせて閲覧ベンチもお洒落 |
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