■ 桜咲く鶴岡八幡宮 ■ 関東も桜が開花しました。 自宅近くには光ヶ丘公園があり桜が満開です。 芝生には家族連れが多く押し寄せ足の踏み場もないほどの人、人、人。 この時期にかねてから計画していた鎌倉の鶴岡八幡宮に行ってみようと妻を説き伏せて、早朝に自宅を出発しました。 |
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JR鎌倉駅前 二の鳥居 |
駅前から段葛を望遠で… 段葛前交差点 |
昨年、鎌倉五山を知り、今回で2回目の鎌倉の歴史散策ですが、今日一番最初の訪問地は鶴岡八幡宮です。 二の鳥居から三の鳥居まで若宮大路の中央に一段高い道があります。 これが段葛と呼ばれ沿道には桜並木で今の時期は提灯が吊るされ賑やかな様子です。 道は舗装されてなく雨の日は遠慮した方が良いと思う。 まだ観光客が数珠つなぎの状態でないので撮影しながら桜並木を楽しんでいます。 |
| 段葛には桜のトンネルが… |
二の鳥居を振り返る | |
段葛は1182年、将軍頼朝の妻政子が二代将軍頼家を懐妊した時に安産を祈願して造った参道で、葛石を敷いて 一段高くしたため段葛と呼ばれている。 立ち止まっては撮影しながら段葛を歩き、あっという間に三の鳥居前に到着。 丁度交差点で信号が赤のため三の鳥居の撮影にはタイミングが良かった。 横断歩道を渡り、正面に鶴岡八幡宮の全景が見えてきました。 まず最初に向かったのが境内の左右にある平家池と源氏池そして中央の太鼓橋から撮影を始める。 |
| 太鼓橋の左側の橋 |
三の鳥居 | |
太鼓橋は源氏池と平家池の間を渡る石造りの橋で、かつては木造の朱塗りの橋で赤橋と呼ばれていた。 現在、太鼓橋は通れないが、その両側に赤い橋があり、平家池側の橋を渡ります。 橋のたもとに満開の桜が咲いていて、天気も青空の中、こんな感じで撮影できました。 平家池に向かう入口の橋で撮影していたら後から恐ろしく派手な服装をした老夫婦がきて吃驚仰天! こんな楽しみ方もあるもんだと夫婦で納得、撮影させてもらった。 |
桜、満開で〜す! 派手な服装をした老夫婦に吃驚! |
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平家池には島が4つあり、源氏は「平家には死を…」と願をかけたといわれる。 池の島の一つに入ったが特に印象はなかった。 要するに殺風景の印象で、源平の戦いの時期が、そのまま反映している感じです。 ここから太鼓橋まで戻り、太鼓橋の撮影、見学をします。 太鼓橋から八幡宮を見聞すると、一列に宮が並んでいたので撮影してみました。 そして太鼓橋に近寄って望遠レンズを使い真正面から八幡宮を撮影してみます。 |
平家池 太鼓橋 |
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今度は源氏側の橋を渡って撮影をします。 橋端からアーチの美しい太鼓橋を撮影してみました。 橋を渡ると巨大な灯篭があります。 丁度、人がいたので一緒に撮影したのでその大きさが判ると思います。 |
太鼓橋すれすれに望遠で撮影 | |
源氏側の赤い橋 人と比較して下さい! |
今度は源氏池を見てみると、こちらには満開の桜が周囲いっぱいに咲き乱れ、池にある3つの島は綺麗に整えられていました。 3つは「産」を表わし、これも致し方ない事か…。 安芸の厳島神社とは印象が全然違うことを感じます。 |
舞殿と本宮 |
平家の池、源氏の池を見て回り、その歴然とした差に驚きもしました。 参道に戻り真っ直ぐに続く石畳を八幡宮に向かいます。 今月は鎌倉祭がおこなわれるから、その舞台である舞殿では準備が始まっています。 舞殿は北下拝殿ともいわれ、静御前が義経を慕って舞った若宮回廊跡に建てられた。 関東大震災で倒壊し1933年に現在の姿に再建された。 |
手水舎 舞殿と後方の本宮 |
舞殿正面 若宮 |
舞殿の撮影後、右手方向にある若宮に向かいました。 若宮は下宮とも呼ばれ仁徳天皇ほか三柱の神が祀られています。 1626年、3代将軍徳川家光の時代に完成し、正面から見ると拝殿が派手な朱色でなく意外に地味な感じです。 右斜めから撮影したら社殿の前の方と後方と朱の色彩色が異なっていました。 |
大銀杏跡と倒伏した樹幹 |
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舞殿、若宮と見学して再び八幡宮へ向かいます。 そこには幅の広い長い石段が続きます。 その石段の左手側に台風で倒木した大銀杏の樹の跡があります。 縄で囲まれていて、樹の根元の部分には筵が敷いてあります。 大銀杏の樹の跡を少し石段を登って上の方から撮影してみました。 倒伏した樹幹部分は、再生可能な高さ4mに切断され、元の場所のすぐ脇に植えてあります。 |
石段上から見る舞殿 本宮 |
舞殿、三の鳥居、二の鳥居と遠望 | |
石段を登るにつれて眼下の境内の景色が変わってきます。 初めは舞殿をかっこよく撮影するつもりでしたが、そのうち三の鳥居、二の鳥居、若宮大路、一の鳥居、海まで全貌を見る事ができました。 歴史的な見事な景観です。 石段を登りきると本宮が目の前に立ちはだかります。 石段を少し戻って本宮を撮影しました。 本宮は上宮とも呼ばれ、応神天皇、比売神、神功皇后を祀ってます。 壮麗な権現造りの社殿は回廊、武内社とともに1828年に11代将軍徳川家斉が造営したもので、朱色の社殿が映えています。 |
社殿の両側に顔の大きい祭神がありここから本宮の撮影した。 中に入ると撮影禁止のようで、門前での撮影になる。 鶴岡八幡宮に来て、境内に桜が少ないので少しがっかり! 若宮大路の桜並木は開花した桜の枝葉がトンネルのように咲き乱れ最高でした。\(*^o^*)/ |
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