■ 桜咲く鶴岡八幡宮 ■

源頼義が京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜に勧請したのがはじまりで、 源頼朝が1180年に現在地に移し、1191年には上下両宮の今の姿に整え、鎌倉の街造りの中心とした。  源氏の氏神、武家の守護神として崇敬され鎌倉幕府の祈祷の中心的役割を果たした。  江戸時代になっても社領の寄進や社殿の修造がおこなわれ、本宮と若宮は代表的な江戸建築で国の重要文化財に指定されています。


本宮の中は撮影禁止で外から撮影。 レンズで武内社を覗いていたら係の人と目が合ってしまった。 宝物殿の撮影をして、その左手に多くの神輿があった。 その神輿が結構古いようで飾りや朱塗りが剥げているのも多々あり、神輿を正面から撮影。 本宮の彫刻も、繊細と言うより丁寧に造られている。



本宮内にある宝物殿










参拝を済ませて本宮を出ると右手に授受所があります。 授受所でも撮影禁止の張り紙があり外から撮影。 ここから本宮の左方向の広場に向かいました。 授受所の脇から本宮の全景を撮影しようと試みます。 丁度神主さんが通りかかったので撮影したのがこの映像です。 神主さんの後についてゆくと、朱の鳥居があり丸山稲荷社を上がっていきました。

授受所

本宮

丸山稲荷社

丸山稲荷社は鶴岡八幡宮で最も古い室町時代の建物で、一間社流見世棚造りという舌を噛みそうな建物の名前で、 商売繁盛を願う人々から奉納された赤い旗がはためいていました。 社の撮影後、周囲を見ると木陰から本宮の一部が見えたので、 またまたここで木の枝をつかんで隙間をつくり、ここから本宮を撮影してみました。



丸山稲荷社からみる本宮

丸山稲荷社からみる本宮




本宮の概略の撮影に満足して神社を下りて境内を移動します。 本宮前を通り過ぎて若宮の方へ降りる石段があったので、ここから境内を移動しました。 石段の途中で若宮の拝殿の撮影も済ませ、若宮の祈祷所控室の前を通り、 下の境内に戻ると丁度、由比若宮遥拝所があり、ここで参拝をしました。

本宮



若宮の祈祷所控室


若宮

由比若宮遥拝所

ここから舞殿が見え、その反対側に赤い橋があり境内が続いているので、その方向に向かいました。 まだこの時間帯は訪れる人も少なく境内は閑散としていました。鶴亀石は水で洗えば鶴亀のような輝きを出すと伝えられる名石です

鶴亀石

舞殿方向
白旗神社方向

白旗神社手水舎

暫く進むと白旗神社の手水舎があり白旗神社の案内があります。 それによると源頼朝、実朝が祀ってあると記されています。 観光ガイドブックには学業成就を願う参拝者が多いと書かれていました。 八幡宮と比べて朱色の色彩はないが、こんもりと茂った樹木の中で黒塗り、金箔の装飾は結構、重厚感を感じます。 別の意味で派手ともいえる神社でした。

白旗神社

重厚感ある黒塗り、金箔の装飾
神社後方に満開の桜

白旗神社の境内を一直線で源氏池に向かって参道があり、ここを歩きました。 途中で鶴岡八幡宮の境内の一角に校倉造り風の建物の鎌倉国宝館前を通ります。 今回は時間の関係でパスしますが、入場料は300円で関東大震災で多くの寺社が貴重な文化財を損失したことから、 その保護を目的に鎌倉各寺社の文化財を保管、展示しています。

鎌倉国宝館

白旗神社の鳥居


東西に走る流鏑馬馬場
白旗神社の鳥居を出た所に、鶴岡八幡宮を東西に走る流鏑馬馬場があります。 流鏑馬馬場は源頼朝の時代から800年の伝統を持ち、神事は毎年4、9月におこなわれるそうです。
 源氏池




流鏑馬馬場から源氏池に向かうと綺麗に手入れされた源氏池にでた。 こちらの方が本宮より人が多い! 池畔に多くの老若男女がグループやペアで訪れ、源氏池の鑑賞と休憩を兼ねて楽しんでいる。
 源氏池




現在、9時半を回った処でちょっとばかり喫煙タイムが欲しい処です。 喫煙所で休んでいる間に妻は池畔で撮影を開始! 暫くして私も一緒に参加しました。 池畔には桜が点在し畔を彩っていて最高の景観です。 ただ、逆光が気になってうまく撮影できるか心配。

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