■ 「涅槃の道場 (香川県)」 ■
涅槃(ねはん)=一切の煩悩から解脱した境地「涅槃の道場(香川県)」に入ります。
空海の生誕地、善通寺に入り、そして長い自転車遍路旅も結願へ間近になりました。 作法も判らず東京をスタートし、発心の道場に入門し、多くの人に指導されながら修行、菩提と巡り、涅槃の道場に入りました。 四国霊場という曼荼羅の旅の結願も間近です。 ここまで足を進めてこれたのは多くの人々から支援や励ましの心を戴いたから…、さまざまな想いが駆けめぐります。


■5月25日(金)天候 雨■     自転車 1241.3-1285.9km (走行キロ44.6km)

善通寺グランドホテルを6時半に出発! 今日は朝から雨が降り、出鼻を挫かれたように気が重い。 リュックを背負い、菅笠を被り、カメラバック、納経バックを持ってロビーにいくと、フロントの人が自転車を玄関まで出してくれた。 ありがと!
■ 寄り道写真館…   ★彡 讃岐 琴平   ★彡 讃岐 金刀比羅宮1   ★彡 讃岐 金刀比羅宮2

--- 自転車遍路の雨対策   -------------------------------------------------------------------
後ろの荷物は大きな透明な袋で覆い、余った分は紐でまとめておく。 その上からもう一本のゴムひもでビニールがバタバタしないように軽く抑える様にくくる。 カメラバックと納経バックは防水、地図はコンビニの袋でくくる。 頭は菅笠に防水のビニールで被せ、身体は上下雨合羽。 足は素足にかかと付きのサンダル。(これが初日以来、雨天時の装備です。)
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さぁ!出発します。小雨降る善通寺市内は、まだ人気が無く梅雨時の様なシトシト雨です。 天気予報は一日中雨。JR予讃線を越えて、県道25号線を左折し、約3kmの走りで76番金倉寺に到着。 駐車場で管理人が自転車を雨除けのある場所に誘導してくれた。 「ありがと!」、「おはようございます!」 早朝の時間帯は境内に誰も居ません。 雨中で読経するのは久しぶり、おまけに仁王門を撮影するのを忘れてしまった。 堂宇が平らな広い敷地に上手くレイアウトされている。

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■第76番札所 鶏足山 宝幢院 金倉寺■
     宗 派: 天台寺門宗
     本 尊: 薬師如来
     開 基: 和気道善
     創 建: 宝亀5年(774年)
     真 言: おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
     御詠歌: まことにも神仏僧をひらくれば
          真言加持の不思議なりけり
★彡 第76番札所 金倉寺の拡大映像

第76番札所 鶏足山
 宝幢院 金倉寺
  7時19分
駐車場から入ったので仁王門の撮影を忘れた 広い境内

金倉寺は、弘法大師の甥で天台宗寺門派の開祖、智証大師が誕生した地で、明治に乃木希典が客殿に仮住まいしていた時がある。 また訶梨帝母堂(かりていもどう)は日本最初の鬼子母神像が祀ってある。 本堂には、お経の彫り込んだ数珠が吊るしてあり、これを一回りさせるとお経を唱えたことになる。

本堂

訶梨帝母堂(鬼子母神像)

納経所
大師堂

観音堂

突当りに仁王門が…

納経後、おじさんから自転車の車輪にビニールが当たってバタバタ音がするので、紐を用意してくれた。(感謝!) 納経を済ませて、おじさんから「気を付けて行けよぉ〜」の声に、万歳して「ありがと〜」、次は77番道隆寺、約4kmの距離です。

県道25号線を途中で遍路道に入り、自動車事故に注意しながら走行します。雨がしとしと降り続くので、 自分が滑るのも危ないからスピードは控えめに走ります。 身体が冷えて左背に鈍痛を感じるようになった。 前の経験から痛みが治まるまで約1ヶ月かかると思う。

霧雨の中を走る 母親の陶芸を真似て息子が造ったお地蔵さん

もうすぐ道隆寺と思ったら、住宅の中からおじいちゃんが「お接待するので暫く待ってくれ」と云われた。
おじいちゃんは「母親の陶芸を真似て、息子が焼物のお地蔵さんを造ったので貰ってほしい」と言われ有難く
戴いた。 焼き物の空洞内に「77番札所 道隆寺 参拝記念にどうぞ」のメモが入っていた。
(感謝!…お接待された時に自然に両手を合わせている。)
自然に手が合わさるのを不思議に思いながら山門に向かう。
遍路が終わっても、人に何かしてもらった時には自然に手を合わせる自分がいる。

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■第77番札所 桑多山 明王院 道隆寺■
    宗 派: 真言宗醍醐派
    本 尊: 薬師如来
    開 基: 和気道隆
    創 建: 和銅5年(712年)
    真 言: おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
    御詠歌: ねがいをば仏道隆に入りはてて 菩提の月を見まくほしさに
★彡 第77番札所 道隆寺の拡大映像
自転車を鐘楼の後にある倉庫の軒下に置いた。 納経の準備中、倉庫の人が来たので自転車を置いて構わないか尋ねて了解をもらう。 お寺の周囲の塀が低く、植木も低いから住宅地の中にある札所です。

第77番札所 桑多山
 明王院 道隆寺
  8時10分
仁王門

仁王門から本堂までの敷石の左側に何体もの観音像が並び、八十八ヶ所のお砂踏み場もある。

納経所で縁起を聞くと、この地の領主和気道隆が堂宇を建立し、弘法大師らの援助を受けて、子孫が代々に渡って守り、寺名を父の名をとって道隆寺としたと聞く。

個人の遍路の人がポッポッと到着する。鳩が多く、人が近づいても逃げないから餌付けされているようにみえた。

鐘楼 自転車はこの奥に置いた

大師堂
本堂

大師堂
納経を済ませて、次の78番郷照寺に向かう。約8kmの距離です。 道隆寺前の県道を一直線で丸亀市内に向かうが、市内中心部に入るまでは渋滞が続き、段差のある歩道は走りにくい!
 8時47分 丸亀城は通り道

市内中心部はまばらです
市内中心部に入るまでは渋滞が続く

丸亀城本丸のお濠端

途中で丸亀市内中心部を通るので丸亀城へ寄りました。以前、金刀比羅宮を訪問した時に寄って2度目の訪問です。 新緑の丸亀城の映像が無いので、お濠端から望む丸亀城を撮影した。 雨はこの時霧雨の様になっていた。20分程丸亀城を眺めて再び遍路道へ戻ります。束の間の喫煙タイムもする。

 9時3分

以前訪問した時は2月だったので石垣と天守しか望む事ができなかった。 今回は新緑に包まれた天守がイメージアップで見る事ができた。 霧雨の様な状態のため天守が霞んでいるのも丁度良い。…やせ我慢!




丸亀城は独立式層塔型三重三階の天守で、高さは約14.5mの三重天守であるが、総高66mある総石垣の上に建てられている。 一国一城令により廃城になったが、1660年(万治3年)に御三階櫓として建造された。 最上階の屋根は南北面に入母屋屋根の妻側を向け、二重目の北面に向唐破風を一つ付けた外観は、 建物を大きく見せるためと、見た目を重視したためである。 以前、中に入った時の印象は狭く、象徴的な天守と思った。

★彡 現存十二天守 丸亀城1の拡大映像   ★彡 丸亀城2の拡大映像   ★彡 丸亀城3の拡大映像



大手門

市庁舎通り 9時12分
大手門から見る天守



丸亀市役所前の道路を直進して2kmほど走り、宇多津町の立体交差を過ぎて右方向の狭い遍路道に入り民家を通り抜けて郷照寺の案内板を見つけた。 自転車を山門の右側に寄せて車両が通れるか確認した。 霧雨の中、山門から緩やかな坂を登り高台の境内に向かう。

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■第78番札所 仏光山 広徳院 郷照寺■
     宗 派: 時宗
     本 尊: 阿弥陀如来
     開 基: 行基菩薩
     創 建: 神亀2年(725年)
     真 言: おん あみりた ていせい からうん
     御詠歌: 踊り跳ね念仏申す道場寺 拍子を揃え鉦を打つなり
★彡 第78番札所 郷照寺の拡大映像

真言宗で道場寺と呼ばれていたが、その後、時宗の開祖一遍上人により中興され高松藩主松平家により再興された。 その時、宗派を一遍上人を偲んで四国霊場唯一の時宗に改め寺名が郷照寺に改められた。 客殿の裏に手入れされた庭園が素晴らしく、遍路して心休まる瞬間です。 境内がひな壇の様になって堂宇が分散している。


第78番札所 仏光山
 広徳院 郷照寺
  9時40分
山門 寺坊
二層屋根の本堂は、江戸初期に再興され、奈良の寺院によく見られる奈良様式の造りです。 本堂の横の石段を登ると大師堂があり、入口に赤い提灯があるのも面白い。
庚申堂

本堂の左側を上がると…
奈良様式の本堂

大師堂

納経を済ませて、大師堂の横にある万体観音堂を見学する。 地上に観音像があり、地下に入る石段を降りてゆくと、内部は四方に多くの収められた観音像が並んでいる。 一瞬息をのんだが良いものを見学できた。 高台にあるので、庚申堂の後から霞んでいるが瀬戸内海に架かる瀬戸大橋が見えた。

万体観音堂入口

粟島大明神堂
万体観音像

ここから庭園に向かう
ここから境内の裏側を庭園に沿って参道が続き、客殿まで戻り、納経所に向かった。 表参道とは違った庭園の美しさを見て癒されるひと時の時間です。
心休まる庭園

この時期はツツジが開花

客殿に…
郷照寺から遍路道を走るが、この付近は宿場町の風情があり癒されながら走った。 大束川を渡り、JR予讃線をくぐり県道33号線に出ます。 瀬戸自動車道高架下をくぐり、すぐ右折して坂出市の街中を走る。
 10時16分 それでも宿場町の風情が魅力です 国道に出るまで魅力を満喫

一本道でJR予讃線に沿って走るが、商店街を通ったので凸凹や段差が多く、自転車から降りて歩いた。 坂出駅で歩道が混雑しているので33号線に向かう。 その為、商店街の外れから八十場の水に向かう入口を忘れ、そのまま33号線を走ってしまった。

走りにくくて県道に出た 四国自然道の標識
あとで気が付いたが、JR八十場駅まで来てしまったので、駅そばの踏切を渡り天皇寺に向かう。 後からバスがきて団体の遍路と重なってしまった。 バス駐車場を通り過ぎ、天皇寺前に到着。
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■第79番札所 金華山 高照院 天皇寺■
     宗 派: 真言宗御室派
     本 尊: 十一面観世音菩薩
     開 基: 弘法大師
     創 建: 天平年間(729年〜749年)
     真 言: おんまか きゃろにきゃ そわか
     御詠歌: 十楽のうき世の中をたづぬべし
          天皇さえもさすらいぞする
★彡 第79番札所 天皇寺の拡大映像

天皇寺は、正面から見ると、左右にやや小さい脇鳥居を組み合わせた三輪鳥居があり、まっすぐ進むと白峰宮がある。 その参道の両側に天皇寺の境内がある。
ここは崇徳天皇の白峰宮と高照院が隣り合わせになっている。 当初は摩尼珠院妙成就寺という寺名だったが、 寺号の天皇は崇徳上皇に因むもので、源平の時代に保元の乱で敗れた崇徳上皇は讃岐に配流となった。 天皇寺は崇徳上皇を祀る白峰宮に隣接し、元々白峰宮の神宮寺だった。 昔の神仏習合の名残が垣間見える。


第79番札所 金華山
 高照院 天皇寺
  10時59分
三輪鳥居

天皇寺の境内
自転車はこの奥へ…

珍しい石門をぬけ…

白峰宮の参道の両側に天皇寺があり、三輪鳥居に向かって右側に寺坊、納経所があり、左側に手水舎、本堂、大師堂がある。 寺坊、納経所側はほっこりする美しい植木の庭園がある。 ここから珍しい石門をくぐり、白峰宮の参道を横切り手水舎、本堂、大師堂に向かうと、バス遍路の団体で大賑わいだった。

白峰宮 …本堂へ

本堂、大師堂と読経して納経所に入ると、受付のテーブルには40冊近い納経帳を二人が手分けして処理していた。 チラッと私を見て、私の納経帳を先に済ませてくれた。(感謝!)

団体とお寺の係の人に「有難う御座います」と言葉を返した。 団体と重なっても、何処の札所でも先に処理してくれてありがたい。 当たり前だと思うより感謝する気持ちが大切!
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香川県に入ったら、お昼はうどんを食したい。 という訳で遍路コース上で、うどん店を見つけたら入ることを決める。

大師堂

次の札所は7km先の80番国分寺に向かいます。 天皇寺の前の通りを予讃線に沿って走り、ショッピングセンターの所で踏切を渡る。 かもがわ駅前の綾川を渡り、遍路道を通過して33号線に出てしまった。 わかまつうどん店、まんなかうどん店というユニークなお店を見つけたが、どれも車道の反対側だった。

 11時53分


国分寺の手前で、手打うどん山下を見つけ、すかさず入店。 要領が判らないので、初めてですと言って要領を教えて貰う。 うどんは大、中、小とあり、冷やし、つけうどん、温と各3種類ある。 天ぷらはお皿から選び、いろいろ種類があった。 注文はうどんは中、冷やし、かき揚げ天で計360円なり。 その評価は、天ぷらは固くて不味かった。 うどんは腰があり私には最高!ただ汁が薄かった。 65点の自己評価です。
道の駅豊浜で、うどん店にもいろいろあるから見極めが肝心と言われたことを思い出した。


80番国分寺は山下うどんのすぐ先です。 旧道と33号線の間が駐車場になって、その先が仁王門です。
駐車場端に自転車を横付けし参拝準備。
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■第80番札所 白牛山 千手院 国分寺■
     宗 派: 真言宗御室派
     本 尊: 十一面千手観世音菩薩
     開 基: 行基
     創 建: 天平13年(741年)
     真 言: おん ばさら たらま きりく
     御詠歌: 国を分け野山をしのぎ寺々に
          詣れる人を助けましませ
★彡 第80番札所 国分寺の拡大映像
仁王門から境内に入り、本堂までの松並木が印象に残った。 この松並木に沿って、ミニ八十八ヵ所巡りができる。 本堂手前左側に千体地蔵堂があったが内部を見ることは出来なかった。

第80番札所 白牛山
 千手院 国分寺
  12時27分
仁王門

千体地蔵堂
松並木に沿ってミニ八十八ヵ所巡りができる

梵鐘(釣鐘は国重文)

石橋を渡ると、入母屋造本瓦葺の鎌倉時代後期に再建された本堂があり、国重文に指定されている。 それ以前の金堂は、現本堂より手前に位置し、中門(現仁王門)に対して正方形の回廊で結ばれ、その礎石は境内に残っている。

正面に本堂が… 本堂(国重文)

本堂から大師堂に向かうと納経所と繋がって、納経所の中で大師堂に正対することになる。 納経所入口に堂内撮影禁止の札が大きく掲げられていた。 奈良時代の讃岐国分寺は、東隣にある宝林寺を含む広大な寺領を有していたという。

本堂から大師堂に… 弘法大師礼拝殿門 大師塔と納経所

釈迦如来の仏足石があり、ここでは「お釈迦様のおみ足です。これを撫でるとさまざまな御利益があります」と書かれている。 何処かで足を乗せると、と書かれていたが、ここでは撫でるになっていた。 大師塔は珍しい二重の塔で、納経後に外観の大師塔(二重の塔)を撮影。

佛足石 大師塔は珍しい二重の塔

駐車場に戻って現在13時半。 依然として霧雨状態が続き、次の81番白峯寺は標高280m、その先の82番根香寺は標高360m、途中に標高440mの峠があり、 総距離にして20km以上あり、山中を走行すると時間的には厳しくなる。 途中には、国民宿舎だけで他に宿は無い。 雨の条件では無理をしないことにした。 一度、坂出市内に戻り、明日再スタートすることを決めた。 今日はこれまで!

明日向かう白峯寺と根香寺の山々


33号線をJR予讃線の列車を撮影したり、明日向かう白峯寺と根香寺の山々を見たりして坂出駅に戻ります。 遍路してお昼を回って中止するのは初めての経験。 遍路のノートも記帳が遅れ気味。ノートの整理する時間を作るのも必要と思う。 坂出市内中心のJR予讃線の坂出駅に15時に到着。

 13時37分
JR予讃線の列車を撮影しながら…

本来ならばここを右折する


霧雨の中、坂出駅ビルのベンチで休憩。 バス停にいたお婆ちゃんに、「今日の様な日は自転車じゃ大変だね!」と言われる。 30分程休憩して駅舎をブラブラすると駅ビル構内でギターを弾いて自作の歌を歌っている少年を見かけた。 上手いかどうかは判らないが、今日は金曜日なのに学校はどうしたのかな?と思う。

駅ビル内の交番に行って駐輪場があるか聞くと、反対側にあると教えて貰う。 自転車を移動して貴重品だけ持って駅ビルを一回り。 観光案内所で宿泊施設のパンフレットを貰い今日の宿を調べる。 ビルの掲示板にも宿泊施設の案内があり、手頃な民宿ひまわりを見つけ公衆電話を探して電話すると、今からでもOKとの事で早速、準備。 携帯を持参せず、公衆電話を利用したのは2度目です。(最初は松山の民宿みよしに電話した)

パンフレットの市内中心部地図に予約した民宿がエリア外の為、交番で民宿ひまわりを教えて貰う。
駐輪場に戻り荷物を積み直して民宿ひまわりに向かうが、民宿ひまわりは住宅街の中にあり静かな宿でした。

坂出駅前ロータリー 14時55分

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宿のご主人は、私が到着して遍路だと知った。 宿代は素泊まり3500円。 遍路旅で、霧雨で山中に向かうのを今日は諦めたと話すと、お風呂は24時間OKと言われる。 近所のコンビニを教えて貰い、食料を買い出しに行く。

少し離れているので荷卸しして軽くなった自転車で出かけ、33号線に出た所にコンビニがあり、夕食を購入。
駅前交番で、明日、民宿から81番白峯寺までは14kmあり、80番国分寺から行くのと大差ないことを確認した。

民宿に戻って、お風呂に入り身体を入念にマッサージして筋肉痛を和らげたい。 風呂上がりの、のどごしを楽しみ、食事をとりながら遍路日記の未編集の処を追加、整理する時間にする。 TVで、明日は天気が回復するから、高松市内へ抜ける事ができそう。 お風呂にもう一度入って、後半に向けて身体を回復させたい。 依然として、打った左背の痛みは残り、太ももの筋肉、尾てい骨にも痛みが残っている。 バンテリンをすべて使って塗り込んだ。
…番外一言 ---------------------------------------------------------------------------------
四国霊場の遍路を涅槃で修行しています。 最近つくづく思うのが、「一挙両得」と「二兎を追う者は一兎をも得ず」の諺です。 私の見解は「一挙両得」は事前調査で用意周到の準備と次の一手も計画すれば可能。 (プログラムでいえばメインルーチンとサブルーチンを準備しておくプラン)
「二兎を追う者は一兎をも得ず」は、十分な対策をとらない机上計画では、結局失敗する。 (プログラムでいえば、メインルーチンだけのプランと考えた。)
果して私は四国霊場遍路で十分な対策と準備をしてきたか…。 結果は一目瞭然!と云うわけで、私が遍路重視をしたのは、初めての遍路を大切にしたからです。 その軌跡を映像を通してWEB作成する。
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     …四国自転車遍路 TOPへ…
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