![]() ![]() ■ 「発心の道場(徳島県)」 ■ 発心(ほっしん)= 悟りを求めようと一念発起する、発心の道場(徳島県)と云われる。
阿波の国は、弘法大師が苦しむ人々の救済を発願をしたことから、「発心の道場」と云われます。
所願成就を願っての修行の旅の始まりです。
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■5月7日(月)徳島 曇り時々小雨■ 自転車 Odo 37.0―61.3km (走行キロ24.3km) |
早朝5時に起床。 船室を出て写真を撮影しながらラウンジをウロウロします。 フェリーは和歌山県、潮岬付近を過ぎたが霧がでてきて、はっきりと視認できない状態です。 見ると昨日のYさんを見つけ、暫くの間、遍路へのキッカケの話をしました。 会話の中で同じ自転車遍路の単行本を読んでいることを知り、二人で納得して大笑いした。 初めは歩き遍路を考えていたが、この本を読んで挑戦へのきっかけになった。 |
紀伊水道を航行 | ![]() ![]() |
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13時20分… |
********** 徳島、津田埠頭から四国霊場一番札所霊山寺へ ********************* |
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横浜のYさんと一緒に下船!
二人で約22km先の霊山寺を目指すことにした。
徳島市内を走行中に小雨が降り出し、コンビニの軒でカッパを着込んで手間を食った。 ![]() ![]() 宗 派: 高野真言宗 本 尊: 釈迦如来 開 基: 行基菩薩 創 建: 天平年間(729年〜749年) 真 言: のうまく さんまんだ ぼだなん ばく 御詠歌: 霊山の釈迦のみ前にめぐりきて よろずの罪も消え失せにけり ★彡 第1番札所 霊山寺の拡大映像 |
第1番札所 竺和山 一乗院 霊山寺 …16時半、 N僧から実地指導! |
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霊山寺は明治24年に、出火により本堂と多宝塔を残して焼失して、その後再建された。 境内中央にある池が、これから遍路する旅人に心の安らぎをもたらしている。 多宝塔は応永年間(1394年〜1428年)の建立で、五智如来像が祀られています。 |
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本堂内、右奥に納経所があり、ここでも遍路用品が販売されていた。 これから先の霊場で仁王門から本堂、大師堂と各札所の主な堂宇を撮影してゆこうと思う。 納経所で筆を入れて貰う時に、N僧のお蔭で、高野山高僧の尼僧の方に納経帳に筆を入れて戴き、 朱印を戴くと、感激と今後の意気込みが漲ってきた。 |
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N僧から納経後、今日はどうするのか聞かれ、すぐ「野宿です」と答えると、その場所なら、「此処がいい」と教えて貰い、
早速、案内所の隣にある屋根付きのベンチに荷物を移動した。
ベンチには毛布と座布団が数枚置いてある。 |
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N僧は6月になれば、タイ国へ修行に出ると言われ、結願の報告は、5月中に済ませたいと心に強く刻みました。 実際、これから先どのような状況になるかわからないが、自分の修行として頑張ろうと気持ちを新たにしました。 まさに発心の道場入りをN僧から受けた日でした。 |
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9時過ぎに帰られ、ベンチでの野宿は、銀マットを敷き、その上で寝袋を使用。
携帯蚊取り器をそばに置いて、道路を通過する車両の騒音に、度々眼をさましたが、それなりに休むことができた。
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