■ 清浄心院から金剛三昧院へ ■
中の橋駐車場のレストランでは1時間ほど食事と休憩を楽しんだ。
月曜日で混雑が少なく、お店でゆっくりしてくださいと言われ甘えてしまった。
レストランを出て、参詣道の入口の広場でベンチがあり、多くの観光客が休んでいた。
心地よい風に吹かれながらベンチに座り、妻はデザートのソフトクリームを頬張っていた。
苦手なデザートは遠慮してベンチに腰かけていると睡魔に襲われそうになる。
家族連れ、グループ、欧米の人、インド人も参詣道を通るのを見て、高野山が多様化しているのを実感する。
車に戻ると向かいにとめた人がエンジンがかからないと携帯で連絡していた、というより怒鳴っているように見える。
旅先に来て故障とは何とも運の悪い人だと思う一方可哀想に感じた。
暑さの厳しい時間に故障している車を横に見て、まだ訪問していない清浄心院に向かう。
■ 高野山真言宗 別格本山 清浄心院 ■
本 尊: 廿日大師像
開 山: 弘法大師
創 建: 828〜834年(天長年間)
縁 起: 弘法大師により草創され、初期は喜多坊と称し、後に勅命により清浄心院に改めた
本尊の廿日大師像は入定前日に彫刻され、秘仏として毎年4月20日だけ御開帳となる。
像の背後に「微雲管」の三文字が記されている。
江戸時代には上杉家、佐竹家などの諸大名が檀家となる。
奥の院の上杉謙信霊屋は本院で管理している。
本堂で般若心経を読経して気持ちがすっきり!
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