■ 丸の内ビジネス街から皇居へ ■

復興した煉瓦駅舎を出ると、再開発で生まれ変わった丸の内オフィス群が聳えている。 太陽も昇り、駅前には多くのビジネスマンや観光客が溢れ、新丸ビル、丸ビルなどの高層ビル群を撮影。 ここから丸の内界隈を散策してみる。


南口を通ってJRのガード下の、はとバス観光の発着所まできた。 ここの案内所の待合室でドリンクを飲んで休憩してると、老夫婦から切符を見せられ何番で待てばよいかと問われた。 切符を拝見すると6番から長野県への夫婦二人旅でした。 6番の場所を教えて、ありがとさん!の声を聴いて再びオフィス街を散策開始。 夫婦二人旅をみて紅葉に映える長野に行きたくなった。

今日は快晴で陽光にビル群が映える 新丸の内ビル 丸の内ビル 東京中央郵便局ビル
日本生命丸の内ビル

日本生命丸の内ビルと南ドーム

三菱1号館美術館
はとバス観光発着所

三菱1号館美術館

三菱1号館美術館

丸の内オフィス街に三菱1号館美術館がある。 周囲の高層ビルと違和感がある異国ムードの建物です。 建物を撮影しながら、再び煉瓦駅舎前に到着。 陽光も十分に浴びる煉瓦駅舎を目にする事ができ、再び位置を変えて撮影。 煉瓦色の色彩が十分に映えている。



東京駅中央部


東京駅南口

ここで最初のスタート地点に戻り、ここから皇居までの行幸通りを散策。 行幸通りには全国都市緑化フェア―で両サイドに花壇が添えられている。 それじゃぁ!この花壇を利用してオフィス群を撮影してみようと、こんな感じで撮れました。

 行幸通り

全国都市緑化フェア―


高層ビル群の前にお花畑のイメージを撮影した。 お花畑を撮影するカメラマンを前に、その逆のイメージを映像に残す。 行幸通りは、皇室が東京駅を利用する時に、馬車で通る道で都道となっている。


…東京駅から二頭立てのえんじ色の菊の門の入った儀装馬車がゆっくりと走り抜けます。 馬車を操るのは宮内庁の職員で、その周りを皇居警察と警視庁の騎馬隊が護衛します。 沿道にいる丸の内のサラリーマンや観光客はこの光景にあらためて日本国をイメージするという。 駐日大使に着任したばかりの大使夫妻は着任式に、この馬車に乗り、明治生命館から皇居へ向かう方を選ぶそうです。


行幸通りの途中で振り返ると復興した赤煉瓦駅舎が美しく映えていて、あらためて日本人に生まれて幸せを思った。 時間は8時50分になり、通りは観光客やビジネスマンの姿が多くみられるようになる。 人が多くなったので、ここで一度行幸通りから離れて、日比谷通りの和田倉門に向かい、ここから和田倉橋から和田倉噴水公園に向かう。

新丸の内ビル 東京銀行協会ビル 和田倉濠とパレスホテル東京
和田倉橋

…和田蔵は江戸時代会津藩の上屋敷があった所の一部で、噴水公園には大きな米蔵が2棟あった。 和田蔵は昔のままに復興されたものですが、江戸城の門と橋を偲ぶのにふさわしい景観を見せてる。 和田倉門は関東大震災で大被害を受け、現在は木製の橋だけが復興されている。 「蔵」、「倉」の文字が時代の遍歴で変わっている。

日比谷通りの和田倉門交差点

和田倉門

和田倉噴水公園

公園で唯一の喫煙場所がある。 時間が早いのか、まだ噴水の景観は見れない。 修学旅行のグループが10分ばかり賑やかでしたが、去ったあとには中高年のグループがリュックを背負い打ち合わせをしていた。 ここから内堀通り、桔梗濠を通して巽櫓、富士見櫓が見える。 天気が良いので撮影を楽しみながら皇居に向かう。

巽櫓

桔梗濠からみる巽櫓と桔梗門
富士見櫓

桔梗門

皇居の桔梗門を過ぎると坂下門が修復工事中でした。 二重橋濠に沿って散策し皇居正門が見えてきた。 以前、訪問した時は東日本震災のため正門前に行けなかったが今回その前に立つ事ができた。 天気が良く正門橋、二重橋、二重橋濠を撮影。 時間が9時半と観光には早い時間帯で、誰も居ない所でうまく撮影できた。 約15分程ブラブラしていると観光客の団体が皇居前広場から来たので、再び和田倉噴水公園に戻る。

正門橋



二重橋濠
皇居正門

二重橋と二重橋濠

皇居から見る丸の内ビジネスビル群

和田倉噴水公園に戻った。 10時を過ぎると噴水が始まり、早朝の景観と一変して賑やかになった。 観光客だけでなく、休憩なのかビジネスマンも多く見受ける。 陽光と噴水の位置関係で撮影場所を決めていると、私と同年代の人が話しかけてきた。

聞くところによると、東京在住だったが20年前に長野の軽井沢に移住し、久しぶりに東京に出てきたと話す。 私も東京生まれ、東京育ちと自己紹介し、ベンチに腰かけての話が盛り上がった。 長野県と云うより信州の良さをさかんにアピールしている。 旅の名刺を出すと、長野のどこそこは…とアピールしてくれた。 私も数多くの旅の中では長野県が多いので、訪問した時の様子を話すと合点して、大いに話が盛り上がる。 名前も知らずに話していたが、同じ年齢で、子供も第一子が男で、同じ世代と云う事もあり、話題が家庭から仕事まで大いに語らった。 気が付いたら1時間も経過し、頃合いを図って腰をあげた。

湧き上がる噴水を見ながら1時間ほど語らいあって撮影を再開。 観光客から記念撮影を頼まれたり、場所を移動して噴水公園の景観を切り取る。

噴水で公園のイメージが変わる








30分程噴水公園の撮影をして11時からオープンしている東京ステーションギャラリーに向かう。 丁度11時半を過ぎ、ギャラリーも一段落したと思い、再び行幸通りを東京駅に向かう。
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