■ 栂池駐車場からロープウェイを乗り継ぎ… ■

金曜日の夜8時過ぎに自宅を出発! ガソリンを満タンにして関越道の練馬ICに入ったのが21時前。 道路の混雑は無く、90〜100kmの定速走行で藤岡JCTで上信越道に入った。 上信越道では登り坂や下り坂が多く、自動を解除して走行。 千曲川さかきPAで休憩をとる。 助手席に眠っている妻を起こしてしまい、「ここは何処?」「上田市!」フルリクライニングにして妻は再仮眠!


コーヒーを飲んでさぁ!出発。 更埴JCTを通過して長野ICで高速道を下りた。 ここから国道19号線や県道を経由して、道の駅白馬まで真夜中の夜間走行です。 60km前後の夜間走行は信号で停止することが少なく順調に走った。 途中でトラックの後尾についたが、60kmほどの速度で楽ちん走行でした。 道の駅白馬に夜中の1時頃に到着し仮眠した。


翌朝6時に起床。 ナビで栂池駐車場をセットして再出発。 栂池に向かう途中で、北アルプスの山容と美しい樹林、田圃の景観を撮影。 3枚に分けて撮影し、横長に合成したが、景観がとても素晴らしい。 天候も問題ないようで旅の楽しさを期待できそう。

栂池高原駅

栂池ゴンドラ乗り場


栂池駐車場から8時過ぎに出発。 私のリュックには、2Lの水2本とお握りと惣菜。妻はタオルやジャンパーなどの軽いものが入っている。 ゴンドラとロープウェイの乗り継ぎで料金は往復3000円。 8時15分発のゴンドラリフトに乗車して約20分、距離にして4120m。 途中、白樺駅は通過し標高1560mの栂の森駅に到着。











中間の白樺駅


ゴンドラの左右の扉の上部は、窓が少し開くので景観を撮影。 後方は逆光で撮影不可、前方は窓ガラスの傷のない処を選んで、デジカメを近接して撮影。 栂池高原まで車両の乗り入れを禁止することによって、排気ガスの自然環境の保全を目的にロープウェイは平成5年に運行が始まった。 下方に細い道が樹木に隠れるように見えた。






標高が高くなり、白馬山麓の山並みが陽光でクッキリと視認できるようになる。 日本三大雪渓の白馬大雪渓を見るのが楽しみです。 ゴンドラの揺れも少なく快適な空中散歩。




栂の森駅

栂の森駅に到着。 ここは標高1560mで、この先から中部山岳国立公園になる。 乗り継ぎの栂大門駅まで250mあり、撮影しながら砂利道をノンビリ歩いて行った。 この辺から紅葉を真近で見る事ができる。 また脇道には5〜6月に水芭蕉の群生が見れる遊歩道があるが今回はパスです。

栂大門駅に向かう



栂大門駅
栂大門駅から自然園駅まではロープウェイになり、1200mを約5分の時間で結んでいる。 青空が見えるが雲量も半分ぐらいあり、白馬山麓頂上も雲がかかっている。 栂池高原の紅葉と山並みの色彩が映えてきた。








自然園駅

自然園駅に到着。 ここからビジターセンターまで約400m坂を登って行く。 道は舗装され、曲がりくねっているので両側の樹木の紅葉が目の前に迫り、陽光を受けた透きとおるような紅葉が見れて訪問時期は丁度良い。 栂池高原駅から自然園まで、ゴンドラとロープウェイで5.3km、白馬に近づいた。














栂池自然園は白馬乗鞍岳の火山活動にともない、階段状の断層が高原になった。 その平坦面の窪みに池ができ、ミズゴケやワタスゲなどの植物が自生し、こうした植物が枯れても寒冷な気象条件のもとでは腐ることなく泥炭化し、 その上に新たな植生が生まれ、長い年月を経て現在の栂池自然園の湿原が生まれた。



ビジターセンター 9時10分


栂池山荘

自然園入口には栂池ヒュッテ、栂池山荘、ビジターセンター、栂池ヒュッテ記念館が連なっていた。 ビジターセンターで休憩をして自然園の知識の概略を知る。 センター内に、付近の動植物、気象、地質などの資料や標本やパネル、ビデオなどで紹介している。 自然園の標高は1860mから最高地点が2020mに達し、白馬乗鞍岳の東南山麓に位置している。






館内が自然園の入口で入園料は一人300円。 まずまずの天候で、リュックに入れた2Lの水、お握り弁当などやカメラバックを再確認して出発!\(*^_^*)/
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