■ 栂池ビジターセンターから楠川へ…大休憩 ■

老若男女のカップルやグループがセンター前でハイキング、登山の準備をしている。 その姿は一目で判り、この時間帯に出発する登山は遅いのではないかと思った。
自然園を周遊すると約5.5kmほどあり、ゆっくり歩いて3〜4時間と知り、 私達は撮影時間も加味するから5時間を目安にして、プラス昼食時間という事になる。

入口に近い一帯は水芭蕉湿原と呼ばれ、5〜6月には群生の開花を見れる。 イワナを発見した時は水質が良い事を実感し、湿原は草紅葉で覆われ、北アルプスの眺望と重なり見応えのある景観です。
ここが自然園のスタート地点



池にイワナを発見!





白馬大雪渓





振り返ると栂池記念館、ビジターセンターが…

水芭蕉を一周するコースは遊歩道がバリアフリーになって、誰でも気軽に自然を楽しめるようになっていた。 私達は周回する遊歩道を左回りに向かう。 一方通行の指示があるわけじゃなく、人それぞれ思い思いのコースをハイキング。 右か左か人間の個性がでる処です。






熊笹の緑とダケカンバの白い樹形の景観が所々で見る事ができるし、 ダイナミックな山景と、真っ赤に燃え上がるナナカマド、カエデ、緑から黄色に変わるダケカンバの紅葉が山麓を埋め尽くしている。 特に陽光が当たる処では色彩が鮮明になる。



楠川に流れ込む小滝(右の映像の上方)








この付近はワタスゲ湿原で、ワタスゲやニッコウキスゲの草紅葉が映えている。 遊歩道はほぼ平坦で歩きやすい。 休憩場所も広く、この付近で腰を下ろして休憩する人達が多く見受けられる。 反対側の遊歩道を歩いている人々が見れる。 山肌の樹々の中に赤や黄色そして朱色。 染まりゆく葉を間近で見ることができる。 好みの色を探しながら、カメラを片手に歩いてみると楽しいですよ!





幅広い河原

距離にして自然園の半分ほどの処で遊歩道は合流し、楠川の流れにたどり着く。 時間は10時10分。 近くには唯一のトイレがあり大賑わい。 この河原が川筋に比べて幅があり、休憩地点や昼食処になっていた。 多くの人達が思い思いの処に腰を下ろし、自然っていいなぁ!と思う至福の時です。

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