■ 野反湖畔に紅葉を探す ■

草津町から旧六合村に向かい、途中花敷温泉への案内に沿って野反湖へ向かった。 途中で花敷温泉を通過するが、それまで渓谷道に沿って流れる白砂川は名前とは違って河川敷が赤く染まっている。 これは花敷温泉の泉質が鉄を多く含んでいるため河川敷の砂利が赤茶けている。


県道405号線を、さらに山奥へ向かうと野反湖畔の富士見峠が入口になる。 さらに舗装道は続き、野反湖の北端に野反湖展望台兼案内所があった。 ここは大きな駐車場で、観光や登山の人々の駐車基地にもなっている。 10時過ぎに到着して車を止めたが、20台近くある車両は登山やハイキングの人達のようです。 野反湖畔の撮影はここからスタート。

野反湖展望台兼案内所

野反湖展望台兼案内所前の駐車場

エビ山
白砂山、堂岩山への登山口

八間山

高沢山

夏に訪問した時は、山々が緑濃く覆って十分に残されている自然を堪能したが、この時期はどうだろう? そんな思いで野反湖展望台兼案内所前から湖畔の展望所に向かい、ここから周囲の景観を映像に残す。 ここは狭く場所を妻と交代した。 私と妻のデジカメは撮影モードが異なり、同じ景色が撮影モードで微妙に異なるためです。

堂岩山



キャンプ場入口

一段落して、この先のキャンプ場まで行ってみる。 キャンプ場へは野反湖のダム堰堤を渡り、反対側の湖畔へ移動する。 1車線幅の舗装道を、対向車が無いことを確認して渡り、その先の駐車場に入れた。 駐車場にはキャンプ場入口の看板があり、ここからも登山の出発点がある。 入口では登山グループが路の起点を確認していた。



直進か、右上か?


一度はキャンプもしたいと思っていたので、基礎知識や料金を聞いてみた。 また、キャンプ場からの景観を撮影して場内を散策した。 温泉が無いのでキャンプ宿泊者は中之条町の六合地区の応徳温泉まで下りなければならない。 バンガローも各種あり値段も相応のものが設定されている。






この時間は風が無く、バンガロー前で若者たちが火を焚き料理をしている。 若い人達がグループでキャンプを楽しむ姿を見て心温まる気持ちにもなる。 最近はメル友はいても、実際、相談が出来る本当の友人が少ないと聞く。 この付近の紅葉は最盛期を過ぎたようで全体的に落葉していた。 また、私が気が付かなかった構図を妻が撮影してたので何点か掲載してあります。






キャンプ場から見る対岸の景色も逆光だが撮影してみた。 今年は関東地方の降雨量が少なかったので、ここでも湖面の水面が下がって湖畔の縞模様が美しい。 因みに野反湖は群馬県側にあるが、流れは千曲川、信濃川へ流れ、日本海にそそいでいる。






野反湖ビジターセンター兼キャンプ場受付の建物に向かう。 建物内は湖側の窓が大きく、陽光が多く入り、室内灯が不要ぐらい明るい室内です。
暫く休憩してからダム堰堤まで歩いてみた。 ここに来る前にダムから見えた景観が素晴らしかったので記念撮影と一緒に谷間の紅葉を撮影。 雲が流れて、それによって紅葉に影がかかり、雲の流れを見ながらの撮影です。

野反湖ビジターセンター兼キャンプ場

ダム堰堤から新潟方面の紅葉
野反湖ダム堰堤

キャンプ場で道路は行き止まりです。 駐車場に戻って車で移動、湖畔道路の中に白砂山、堂岩山、八間山への登山口がある池の峰という小さな駐車場にゆき、八間山への登山口に向かった。 それは登山道を登って途中で見晴らしが良い所で野反湖の全景を撮影するためです。 約1kmほど登れば、どこかで見晴しの良い処が発見できるかも、という当てのないハイキングです。






登山道は平坦で緩やかな上りです。 熊笹と自然林が彩り良く紅葉を見ることができるが、1kmほど進んでも見晴しは良くない…。 もう少し進んだが途中でハイキングの家族連れに出逢った。 そこでこの先の展望について聞くと八間山頂まで行かないと見晴しは良くないと聞く。 妻と思案して前回訪問した時に向かった堂岩山のコースの方が良かったと思った。 新しい発見も期待して今回は別コースを選んだが…。 ハイキングの準備をしてきたわけでないので諦め、自然の中を往復2kmほど歩いたことで良しとした。









池の峰駐車場

駐車場に戻って休憩と喫煙。 妻は自然の中を歩けたことで満足という! 時間は10時40分でハイキングの家族連れと、ここで声を掛けあって別れた。\(*^_^*)/

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