■ 御岳平から武蔵御嶽神社鳥居へ ■
今年最後で最高の紅葉に出逢いました。 白馬小谷村栂池高原と栂池自然園、鬼無里の奥裾花自然園、草津と野反湖、 榛名富士から榛名湖畔、榛名神社と紅葉の美を求めて行ったが、妻の感想では今日が最高とのことです。 私は最高の映像が撮れれば何処でも行きたいが、今回の選択はベストで満足しました。 と云う訳でハイキング開始早々、歓迎のアーチをくぐります。


御岳平の展望所からハイキング道は見晴らしも良く、紅葉のモミジが陽光を浴びてキラキラと反射し、何とも美しい景観を見せてくれる。 多くの人達が記念撮影したり、さかんにカメラを向けている。 人並みが途切れた頃に撮影を開始し満足のゆく映像が撮れた。














小道は暫くモミジ並木が続く。 後からケーブルで来た人達に抜かれながら散策するが、やはり私達と同世代の人が圧倒的に多いのに気が付く。






特に気が付いたのは愛犬を連れての散策です。 この時点では知らなかったがケーブルカーには乗犬券といって犬の運賃があるそうです。 券売機には犬用のボタンがあった。 愛犬家にとっては嬉しい散策だ。






モミジのトンネルを通り過ぎて小道は曲がりくねって民家がある地域に出た。 ここにも選挙用のポスター掲示板が建てられていることは、この一帯にも多くの住民が住んでいると云う事か!






御岳山の山頂付近に民家が多いのに驚く。 高低差がある僅かな狭い処に階段状にお店や民宿、宿坊が密集してひとつの集落になっている。 御岳山に来る前のイメージは山頂は自然の広がるハイキングコースをイメージしてきたが、ここまで住居が広がっているとは思わなかった。



武蔵御嶽神社の宿坊


大切に守られている小さな石像群前を通り、少し進むと民芸品店がある。 斜面の土地に木造の風情ある佇まいです。 お店の中に入ると甘酒の匂いがして田舎のお店の情緒がたっぷり。 ここが東京都とは思えない。 御主人が今日は最高の人出じゃないかなと話していた。 11月に入って紅葉を楽しみに来る人とハイキングに来る人が重なり、お昼頃以降は忙しくなると話していた。

石像群




お店の道端にあるベンチに座るとベンチは平らだが足元が傾斜しているので座り心地に違和感がある。 町中を縫うように登って行くと武蔵御嶽神社近くなったのか両側にお店が並び妻の視線はキノコ類の袋詰めしたお土産。 我が家では最近、土鍋の料理が多く、キノコ類は欠かせない。 それにしてもお店の外まで、お蕎麦の美味しそうな匂いには空腹感を覚えた。





手水舎
美味しそうな椎茸

旅館もある

大鳥居

神社前の商店街を抜けると登りになり、見上げると大きな鳥居が聳えている。 左側に手水舎があり、少しばかりの広場に軽車両も止まっている。 手水舎に向かうとお爺さんが柄杓で水亀をかき回していた。 水亀の中に溜まっていた落ち葉や泥が澄んだ水と混ざってひどく濁ってしまい。 周囲の人達は無言で顔を見合せていた。

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