■ 古代出雲歴史博物館 ■ |
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テーマ別展示室(青銅器と金色の太刀) 商品のように展示されている銅剣群 |
弥生時代の銅鐸(国宝) 加茂岩倉遺跡から出土した銅鐸群 |
展示してある青銅器は国宝のものから複製したもので、本物でも国重要文化財、県重要文化財と選別されている。
文化財の種類に一喜一憂しながら見学していきます。
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加茂岩倉遺跡から出土した銅鐸群 加茂岩倉遺跡から出土した銅鐸群 |
加茂岩倉遺跡から出土した銅鐸群 加茂岩倉遺跡から出土した銅鐸群 |
島根には膨大な量の弥生青銅器が残されている。
約2000年前に光り輝いたこれら青銅器は、どのような目的で造られどのように人々に見られたか。
弥生文化に燦然と輝きながら、地中へ埋葬される運命をたどった青銅器の謎に時間をかけて見学した。
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加茂岩倉遺跡から出土した銅鐸群 左から1号銅鐸から6号銅鐸までの銅鐸 |
加茂岩倉遺跡から出土した銅鐸の再現模型 左端は上条遺跡から出土 |
加茂岩倉10号銅鐸 |
一括埋納の銅剣(志谷奥遺跡、弥生時代) 1は青木遺跡出土の銅鐸片(耳飾り部分) 2は水田ノ上遺跡出土の銅戈 |
一括埋納の銅剣(志谷奥遺跡、弥生時代) 加茂岩倉10号銅鐸 |
加茂岩倉35号銅鐸は角が生えた鹿や猪の風貌の四足獣、羽を広げたトンボなどが装飾されている。 2つの銅鐸は左は近畿地域の銅鐸で西浦遺跡から出土したもので、右は静岡地域の銅鐸で西の谷遺跡から出土したもの。 両方とも複製文化財です。 |
加茂岩倉35号銅鐸 日本各地から出土した平型銅剣 |
左は近畿地域の銅鐸で西浦遺跡から、右は静岡地域の銅鐸で西の谷遺跡から出土
銅鼓 |
1 安来市造山3号墳から出土した斜縁神獣鏡(左)と松江市八日山古墳から出土した三角縁四神二獣鏡(右) |
1 斜縁神獣鏡(左)と三角縁四神二獣鏡(右) 3 有蓋鼎 5 前列左端が有蓋方壺 |
2 飾り金具 4 銅甬鐘 6 方格規矩鏡 |
三角縁神獣鏡(重要文化財)
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三角縁神獣鏡(重要文化財) 額田部臣の4文字を含む12文字が残る太刀 |
馬上の大首長像(上塩冶築山古墳、復元品) ヘラ書き文字が刻まれた須恵器 (出雲市上塩冶横穴墓群出土) (注)須恵器には太刀と同じ「各」の文字が刻まれ出雲地方の部民制や文字の広がりを伝えている。 左の太刀と合わせて出土したもので、古墳に眠る人物が大和の豪族から貰ったものと思われる。 |
古墳時代は首長個人の力量を誇示するために集団の組織化が進み規則が作られた。
その為に首長の持ち物が集団の象徴として発展した。
その代表的なものが装飾付太刀です。 |
額田部臣飾り馬 群像復元模型 (模型縮尺1/3、5人と馬1匹) |
神原神社古墳出土の鉄製品 |
手前は柄頭がわざと切られた太刀で安来市宮山4号墳から出土したもの、 中央は素環頭太刀で雲南市神原神社古墳から出土したもの、 最奥は柄頭に黒漆の装飾が残る鉄剣で松江市上野1号墳から出土しました。 |
手前は柄頭がわざと切られた太刀 中央は素環頭太刀 最奥は柄頭に黒漆の装飾が残る鉄剣 |
鉄剣(広島県 国司池の内遺跡出土品) |
豪華に飾られた馬具は出雲市上島古墳から出土した。 ここは6世紀の有力豪族の古墳で副葬品は黄金で飾られた豪華なものです。 馬具は中央政権から下賜されたものと思われる。 |
豪華に飾られた馬具 古墳時代前期の王の証 (復元された素環頭太刀 安来市大成古墳) |
豪華に飾られた馬具 舶戴系(海外の影響が強い)の太刀 |
…単鳳環頭大刀(倭風の太刀) |
単鳳環頭大刀(倭風の太刀) 金銅装双龍環頭大刀と銀装大刀 |
かわらけ谷横穴墓出土大刀の模型 ここでは実際に太刀に触れることができる 放れ山古墳から出土した金銅装双圭頭太刀を復元…実際に持ってみると非常に重い太刀 |
…岩屋後古墳の石棺式石室 |
岩屋後古墳の石棺式石室 左手前の2つは子持壺と円筒埴輪で奥側に大きな2つの形象埴輪 |
上塩冶築山古墳の横穴式石室 島根の人々の生活と交流 |
■総合展示室(島根の人々の生活と交流) |
島根県各地から発見された出土品 奥は栽培道具(蔵小j路西遺跡) 手前は磨石と石皿(下山遺跡) |
原田遺跡(旧石器時代の出土品) 37は用途が判らない線刻礫(浜子遺跡) 32は北原本郷遺跡、34は下山遺跡 |
縄文人はアクセサリーで身を飾り、石や土で耳飾りやペンダントが作られた。 祭祀、信仰の道具としては土偶が有名ですが小型のものが多い。 乳房があり女性を表現した物や男性のシンボルをかたどった石棒や人の姿を表現した石器も発見された。 西川津遺跡で出土した人面付土器は縄文時代の土偶と異なり面長の顔で、頭頂部の鶏冠状はシャーマンのようです。 小中高の社会科の教科書を思い出した。 |
縄文時代初めの頃の土器(下山遺跡) 西川津遺跡で出土した人面付土器 |
丸木舟(三田谷遺跡) 出雲地方の弥生時代に使われた土器 |
…弩の使い方 |
鉄の刃先を付けた農具 弩と呼ばれる機械式の弓 |
農具に付けられた刃先 山陰地方特有の様々な土器 |
…出雲特有の台所用具 |
出雲特有の台所用具 | 右側中央は都に送られた木製の荷札で、
品物に付けられ納税者と年月が記されている 左上の2点はのこぎり |
…中世後半の陶磁器類 |
中世後半の陶磁器類 | 中世後半の陶磁器類 |
…松平治郷像 |
戦国大名 尼子晴久画像 石見の善太郎の自画像 |
松平治郷像 ティセラ日本図 |
…御取納丁銀 |
御取納丁銀(手に取り重さを体感できる) 御公用丁銀 銀生産の流れ(採掘から製錬まで) |
御取納丁銀 文禄石州丁銀(文禄の役で造られた石見銀) 銀生産の初期の頃の小屋の様子 |
…たたら製鉄 |
小規模な炉の模型 天秤ふいごの体験コーナー |
天秤ふいごが使われた炉の模型 | |
…旧北松江駅改札口と一畑電車 |
旧北松江駅改札口 | 一畑電車 |
■常設展 神話回廊 |
神話回廊入口 | 神楽殿そばの第一駐車場 |
古代出雲歴史博物館の見学も終了して時間は12時半を過ぎた。 昼食をするのに車を移動し大社の神楽殿そばの第一駐車場に移動した。 昔ながらの出雲そばを味わう。 手打ちされた色黒のそばで、適度な歯ごたえのある3段の割子そばは3種類の薬味が加わります。 薬味はとろろ海苔、紅葉おろし、もみのり、ネギがありカラフルな感じ! 何処のお店にするか2、3件回って決めたところは最初に行った所でした。 |
神楽殿そばの第一駐車場 | |
右側のお店に入る 3段の割子そば |
半分ほどのお客がいたが注文して暫くするとお蕎麦が出された。 頃合いを見計らって撮影。 食後の予定は神話の舞台 稲佐の浜に向かう。 そして日御碕岬の方へ足を伸ばしてゆく。 |
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