■ 西ゾーンエリア ■ |
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サイクリングロード入口 大輪のひまわりが… | |
歩行者と自転車のコースが分離 | ここが小金井公園への道 |
武蔵野サイクリングロードから分岐して小金井公園へ向かう。 公園内の地図を見て、たてもの園の場所を確認して園内を走るが、これほど自然が保全されている公園に驚いた。 今までのイメージでは園内各所でゴミが多かったが、久しぶりに気持ちの良いサイクリングです。 同じ都立公園でも、こうも違うと住民のマナーが問われるのではないか。 |
江戸東京たてもの園に到着 |
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| 園内への入口には日本の手拭が展示 |
江戸とうきょうたてもの園の正面 | |
江戸東京たてもの園は江戸東京博物館の分館として平成5年に建設された。 趣旨として、東京の歴史を振り返ると、江戸の昔から火災、水害、震災、戦災で多くの重要な建物が失われた。 こうした中で、文化遺産を現地保存ができない歴史的建造物を移築し、復元、展示することで文化遺産を次の世代に継承していくという。 都立小金井公園の中にあった旧武蔵野郷土館の場所に引き継がれ、その貴重な資料も見れる。 |
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芸術的な感じの手拭い |
午砲 | 園内のスタート地点 |
ビジターセンターを抜けると広場に大砲が展示してある。 この大砲、案内書には午砲とある。 明治4年から、皇居内旧本丸で、この大砲により正午を知らせる空砲が発射されていた。 午砲による正午の知らせは、現在の東京都23区の殆どに聞こえた。 正面に暑さを和らげるミストシャワーがあり、これから園内をスタートするお客が楽しんでいる。 向かってみるとシニアのボランティアガイドがいたので、園内を回るコースを聞いて、西ゾーンからスタート。 最初に向かうのは田園調布から移築された西洋風のの家です。 |
大川邸(田園調布) | 庭のテラス |
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垣根の庭ごしから見る建物は西洋風です。 大正14年に建てられ、居間を中心に食堂、寝室、書斎が配置され、当時としては珍しい全室洋間でした。 何処か避暑地の建物のように感じる。 まぁ、当時の田園調布といったら多摩川に近い、緑多い郊外といった感じか! |
玄関 食堂 |
書斎 台所 |
お隣の住宅に向かう。 外観は切妻風の立派な日本建築です。 庭先からはたくさんの部屋がありそうだったが、中に入ると中央の居間は吹き抜けの天井でした。 建築家の自邸で、昭和17年に建てられた。 この時期は大戦直前で、資材の調達が困難のようで外観に比べて中は質素に造られていた。 品川の大崎にあったにも拘らず、戦災を免れ、ここに移築された。 |
前川國男邸(品川区) | | |
高い吹き抜けのある居間 |
次の建物は大正14年に建てられ、文京区にあった小出邸で、ヨーロッパから帰国した建築家が設計した建物です。 庭の方から見ると日本建築ですが、玄関に回ると西洋風の玄関です。 和洋折衷という感じで中に入ってみた。 和室の障子の中央が開放できて、ここから見える外の景色も落ち着きのある空間です。 畳に寝転ぶと外気温の割には涼しい事に気が付く。 |
小出邸(文京区) | | |
品のある障子 |
都営の乗り合いボンネットバスがある。 中に入ろうとしたが鍵が掛かっていて乗車できなかった。 昔懐かしいバスの展示には説明が無いのでいつの時代か判らない! 多分1950年代以前の形式ではないかと思う。 |
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常盤台写真館(板橋区) | 1階の奥は生活空間 |
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入口からすぐ階段があり2階に上がると、そこは写真館だった。 入口の説明を確認しないで入館したから…。 昭和初期の写真屋さんの仕事場を拝見することになった。 今どきの写真館には入ったことが無いが撮影場所は大きな摺りガラスの窓があり、採光が均一に取り入れられるようになっている。 |
2階が仕事場 |
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三井八郎右衛門邸(港区) | 正面の石柱門 |
庭への門柱 |
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玄関 |
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玄関を入るとすぐ階段があり大きな屋敷の様でルートの立札があった。 2階への階段を上がると廊下前の正面に襖があり、花鳥の絵柄の入った部屋に入ります。 大きな屋敷の割に、2階の部屋数は二部屋でした。 2階から眺める庭園の景観が素晴らしく明治時代の屋敷には見えない。 |
書院造りの和室 |
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部屋の造りは書院造りの部屋とベットのある洋室です。 廊下の部分に豪華なシャンデリアがあり、ガイドの話によると天井部分が2段になって、当時としては大変珍しいとのことで、シャンデリアはガラスのクリスタル製です。 1階に降りて食堂と客間を見学。 部屋に入ると昭和と明治の違いが明らかです。 手摺から襖の隅々まで木材の加工に重厚感が溢れていた。 |
| 客間 |
天井の造りが珍しい 食堂 |
食堂と土蔵に向かうと、食堂は明治のモダン空間です。 当時としてはモダンな洋式の造りでした。 母屋と連結してある土蔵には外観からは判らない3階建てです。 各階の高さが低いもののしっかりした木造の造りになっている。 教授、学生達と一緒に各部屋を回ったが、ガイドの説明とは違って建築様式の詳細な説明を講義している。 その話を横から聞きながらの見学です。\(*^o^*)/ |
台所 蔵の中2階 |
蔵の最上階 食堂 |
広い部屋をぐるりと回って玄関まで戻った。 玄関横の小部屋は小応接室なのか凝ったつくりの部屋です。 細い枠の窓枠から見える植樹も涼しい感じ。 外は結構暑いがこういう部屋は中が涼しい。 板の間の玄関もあらためて見ると厚い木材で艶がありいい感じ。 玄関を出て改めて母屋と繋がっている土蔵の方に向かった。 |
1階の廊下 外から見た蔵 |
小応接室 | |
三井邸土蔵の横は園内唯一の喫煙所です。
またベンチも設置してあり休憩所としても多くの人達で賑わっている。
学生達も建築の話より他の話でワイワイガヤガヤ賑やかです。
喫煙して暫く経過したらベンチも空きが…。
ベンチに座り時計を見ると12時半を回っていた。 |
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