■ 白山スーパー林道 (石川側) ■ |
|
三方岩隧道 隧道出口の景観 |
ここから石川県 | |
| | |
白山展望台から見る白山三山 白山展望台を出発 |
隧道を通過し石川県に入り白山連山を下って走る。 山の裾を道が曲がりながら時としてトンネルで通過して栂の木台駐車場で小休憩。 白山展望台では白山の主峰三山(剣が峰2677m、御前が峰2702m、大汝峰2684m)と地獄谷がよく見える所です。 ここでも小休憩して撮影を重ねていく。 |
|
|
|
|
下方から見上げる蛇谷金襴銀欄壁 |
| |
瓢箪の奇形岩は標高850mにあり蛇谷川の分岐点にある。 瓢箪谷に面するこの岩盤は中腹に帯状の断層が剥き出ている。 一見脆そうな岩質で奇岩を構成していました。 その先には深い峡谷を覗くことができます。 トンネルの手前から真下を覗くとはるか下に渓流の流れを見ることができる。 あまりの絶壁の高さに鳥肌の立つ思いがする。 この付近はV字地形が続き、原生的な蛇谷川の景観と対岸のブナの原生林が深山の雰囲気を堪能できる。 |
瓢箪の奇形岩 |
| |
V字地形の蛇谷川を囲む谷壁に雨どいのような浅いU字溝が見える。 アバランチシュートと呼ばれる谷の横断面で蛇谷川の特徴だそうです。 アバランチとは雪崩の意味でシュートは溝の意味です。 急峻な谷崖で雪崩が繰り返され、植物を破壊して脆い岩盤を削り取った跡です。 このような地形は豪雪地帯の日本海側の山々に多く見られるそうです。 アバランチシュートの尾根には針葉樹が植生し原生林の雰囲気が感じられる。 |
アバランチシュートの亀裂 | | |
2号トンネルを抜けて暫く走ると姥が滝の看板がある。 その看板には日本の滝100選に選定され、親谷滝と呼ばれていたが、滝の畔に仙女の庵があり、 何度も白髪を櫛で梳いていた姿に見えたので、現在の姥が滝と呼ばれるようになったという。 下の展望台から岩肌に沿って流れ落ちる幾つもの筋状の流れを老婆の白髪に見えるといわれる。 |
姥が滝を堪能 |
|
| |
蛇谷園地への入口 |
その代り周囲の景観が素晴らしいので撮影に没頭。
また姥が滝の水量が多い時の写真が大きく貼ってあった。
その写真では下から見た姥が滝の全景が滝面の岩壁に広がる壮大な光景だった。
|
| |
かもしか滝 |
かもしか滝の先に、この峡谷に似合わない大きな橋が遠望できる。 蛇谷大橋と云われ蛇谷川の清流の眺めが左右とも素晴らしいです。 橋を渡った路肩に車を止めて橋まで戻り、景観を堪能しました。 橋の高さが45m、長さが70mあり、大自然の中で非常に目立っていた。 この付近の岩石は柱状節理が多く見られた。 橋の中央からは道路端から見る眺めと違って峡谷の深さが実感でき、その美しさを堪能できます。 |
| | |
柱状節理の岩壁 蛇谷大橋 |
この付近は蛇谷峡谷が大きく広がりを見せてくれる処で、白山の火山活動の歴史を垣間見ることができる。 そして最深部に流れる蛇谷川の流域もよく視認できます。 この時期は滝も川も水量が少ないのが残念です。 次の訪問機会のためにもよく知っておきたいと思う。 |
しりたか滝の上部 蛇谷大橋 |
深い峡谷 | |
しりたか滝は標高690mにあり、大分高度が下がってきた。 しりたか山があり、そこを源流として蛇谷の中で1番だという。 山水のような白糸のような落ちる水が岩肌を濡らすように伝わり岩壁が非常に美しく感じる。 この滝は水量によって表現の違いがあるようだ! この滝は3段に分かれて水量と見る角度で大分違う! |
| | しりたか滝 |
柱状節理の岸壁 | |
しりたか滝を過ぎるとどんどん高度が下がり道路の曲折も少なくなった。
やがて中宮料金ゲートまで到着して一休みする。
一服する時間に周りを見渡すと自然保護センター中宮展示館があった。
ここは次の機会にしようとメモしておく。
次の目的地は手取川に沿って九頭竜湖へ向かいます。
その為、スーパー林道の概略を把握すれば今回の旅は目的を達成できる。
|
中宮料金ゲート 道の駅瀬女 |
|
昼食は自宅から持参したお握りと惣菜です。 初日の食事は必ず妻に作って貰います。 これ、私の旅のパターン。 1時間ばかり道の駅瀬女で休憩をとった。 情報館で手取川に沿って九頭竜湖までの観光案内を聞いて出発した。 |
||