■ 富士山麓 白糸の滝から田貫湖、朝霧高原、本栖湖へ ■ 一昨年、9月に日本列島を縦断した台風で白糸の滝近辺も甚大な被害を受けた。 翌年、一時期立ち入り禁止にして本格的な復旧工事に取り掛かった。 世界遺産登録時期だったので被害に遭った滝壺付近にあった古い橋や土産物店などを撤去し自然に近い状態に戻す工事が進められた。 今日見る景観の中に、以前見た古い橋やお店はなくスッキリした景観になっていた。 |
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雲のないスッキリした富士山 | | |
白糸の滝は左手の大きな滝は上流から流れる芝川水系で、 右手方向に幾筋にもわかれて流れる細い筋の滝が富士山の雪解け水が溶岩断層から湧出する滝が並ぶ。 高さ20mほどだが崖から絹糸を垂らしたような流れは見ていて飽きない! |
上の遊歩道 滝壺近く |
橋上 滝壺近く |
9時を過ぎると観光客が多くなった。 来た時、お土産店は開店準備中のところが多かったが9時を過ぎてどこも開店した。 滝壺のところにも三脚を担いで老若男女が押し寄せていた。 白糸の滝付近の復旧工事は全面終了した感じではなく、滝壺から流れる川は音止めの滝の流れる川と合流している。 その方向に向かって遊歩道の工事が進んでいるので、近い将来もう少し緑豊かな遊歩道になるでしょう。 |
芝川水系の上流側 |
白糸の滝に向かう芝川水系
帰路のコースは滝壺側から上の駐車場に向かう。
遊歩道も綺麗に整備されていたので、このコースで駐車場に向かう。
昔来た時は遊歩道でなくハイキング道のような感じだったが団体向けには良いかもしれない。
上に上がると広い駐車場があり、ここから富士山が眺望できた。
白糸の滝から富士山を撮影。
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妻が撮影した映像 お気に入り映像 |
妻の映像が映えて私が撮影を開始した頃は変哲のない映像になった。 仕方ないのでさざ波が落ち着くまで待機した。 観光客や宿から見学に来た人達は入れ替わりで帰っていく。 記念撮影したり周辺を歩いたり時間を費やすが一向にさざ波が消えない! 時間は9時過ぎで、30分ほどしたらさざ波が収まり湖面に富士山が写ってきた。 シャッターチャンスとばかりに撮影を重ね、位置を変えて映像を重ねた。 |
田貫湖の中ほどのキャンプ場駐車場に移動し付近を散策。 前回訪問時はここで貸自転車を借りて湖畔を一周したが10時頃で人影が少ない。 暫く散策していくと釣り人を発見、再度、逆さ富士を見ることができた。 |
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逆さ富士と釣り人 |
■ 道の駅朝霧高原 |
■ 本栖湖に立ち寄り |
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|| | |入口まで一本道が続く… | || |
入口まで一本道が続く途中でこの地の名物が見える。 最初は昔懐かしい案山子で、親子の絆と称する案山子です。 次は昔の姿で…と称する昔風の案山子でした。 さらに進むとひょっこり瓢箪畑がある。 この先が根場の入口になる。 妻が料金(大人350円)を支払い入場。 |
|昔の姿で… | |ひょっこり瓢箪畑 | 親子の絆| |
茅葺き建物は20棟ほどあるが、どれも当時の建築様式のようだ。 パンフレットには「かぶと造り」の茅葺き建物と記されていた。 根場地区の中央に本沢川が流れ、この地区を分断してるように見える。 入口から最初の茅葺きは和膳屋彩雲で富士山を見ながら季節感のある郷土料理が味わえる。 店先からのぞいてみたが店内は満席だった。 隣に水車小屋があり、この水車で蕎麦や麦、米などを挽いている。 小道を上がりながら下方から撮影してゆくが、高台から見る富士山の映像が楽しみです。 |
受付 | 入場ゲート | 入口に門松 |
同じかぶと造りの茅葺きでもここは総合案内所でした。 ここに立ち寄り根場の概要を知る。 その上に特産品加工場があり、中では地産の漬物や味噌、草餅などが販売されていた。 反対側にくつろぎ館があるが、来たばかりで休む必要はないので素通りした。 |
総合案内所 特産品加工所 |
和膳屋彩雲 くつろぎ館 |
根場の高台に到着すると本沢川に架かる橋がある。 橋の名前が富士見橋とある。 ここで振り返ると富士山と茅葺きの建物が結構いい感じで見ることができる。 但し、今日は条件が良くない。 それは逆光で富士山の山容が今一はっきりしない事で、時間をずらして来る必要がある。 雲量が少なく、夕方に近くなると良い構図で撮れると思った。 |
集落の高台から撮影 | せせらぎ屋 |
せせらぎ屋は絵手紙手作り販売を実演していて、この地のお年寄り達が集まりお喋りの場という雰囲気。
砂防資料館は根場地区を襲った台風関係の資料や砂防工事に関する資料が展示してあり模型もあるのでわかりやすかった。
砂防会館の上から富士山と茅葺き建物の撮影したがこれも背景の富士山が逆光で今一です。
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砂防資料館 砂防資料館 ごろ寝館 |
富士見橋から撮影 本沢川 神社 |
ごろ寝館前から本沢川の対岸にある匠やを撮影。 この茅葺き建物、ほかの建物と少し違う。 よく見ると屋根の最上に和という文字が彫られていた。 その隣には火の見屋があり、この建物では戦国時代以降の日本文化の一端を見ることができる。 2階に上がると戦国武将の武田展がオープンしていた。久しぶりに武田の武将達の歴史に会う。 |
匠や 火の見屋 |
匠やの屋根上に和のマーク 見晴らし屋 |
火の見屋の高台の処に来て、ここから見る富士山も絶景です。 匠やの隣に見晴らし屋なる茅葺き建物があり、ここでは富士山の写真が展示してあった。 見学して2階に上がると、そこは富士山の見晴らし部屋になっていて、誰もいなかったので窓を開けて富士山を撮影。 火の見屋の庭には火の見梯子があり、その半鐘がシルエットとなって別の富士山を思い浮かべる。 何枚か撮影したが陽光の関係でこんな感じ、次回の楽しみにする。 |
見晴らし屋の2階から撮影 | | |
匠やは山梨県の工芸家による作品展が展示してある。 木の温もりのある木工品は出来栄えが良く日本らしい作品です。 陶と香のかやぬまでは陶芸や香木を使ったにおい袋、練香作りが体験できる。 隣の紙屋逆手山房では手すき和紙作りの体験コーナーがある。 驚いたのは和紙を使った創作遊びができ、一番興味を持ったのは和紙にインクジェットプリンターでの印刷だった。 印画紙で見る映像とはちょっと違った映像でまるでカラーペンで精細な絵画を描いたようだ。 |
匠や 陶と香のかやぬま |
火の見屋の半鐘 紙屋 逆手山房 |
土遊び富士炉漫窯も陶芸体験ができるところだが、子供でも出来る素焼きの色付け体験が売りでした。 大石紬と布の館は山梨の郷土伝統工芸品の大石紬の手織教室が開かれている。 小物の工芸品に妻は見学に行ったきり中々出て来なかった。 ちりめん細工・つるしかざりでも布小物作りが体験出来、ここでも妻は時間を費やした。 |
土遊び富士炉漫窯 大石紬と布の館 |
とびっこ広場と紙屋 逆手山房 ちりめん細工・つるしかざり |
時間も昼を過ぎて昼食するために食事処里山に向かう。 店内はまだ混雑していたが、この地のほうとうを注文。 麺に腰があり食事が進むがカボチャもやわらかく美味しく食事をできた。 |
おもいで屋 | 食事処里山(手前)と石挽き手打ちそば松扇 |
根場いやしの里の見学もほぼ終了した。 水車小屋も別の構図で撮影するといい感じになる。 本沢川に架かるもう一つの橋は根場橋と云い、ここから根場集落全体を見ると一直線の本沢川が気になった。 そんな事を考えながら出口に向かって歩くが、家族連れやグループが来て賑やかな様相になった。 |
駐車場そばのお土産店も盛況です。 トイレ、喫煙して大休憩。 午後の陽ざしが風が少ないので柔らかな感じで心地よい。 この後は河口湖の大石公園に向かう。 |
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西湖での富士山 | 湖畔で |
湖畔で |
大石公園での富士山 | 途中の湖畔で 大石公園 |
大石公園 大石公園 |
駿河湾から山梨の河口湖畔まで半周の富士山は如何だったでしょうか? 身体が元気な健康年齢のうちは働きたいし趣味もそれなりに楽しみたい。 13時過ぎに河口湖ICから中央道に入り、空いている高速道をのんびり自宅に向かう。 途中、八王子付近が事故で渋滞が予測されたので、圏央道経由で関越道に向かい練馬ICまで走行。 自宅には15時過ぎの明るいうちに到着。 |
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