■ 古都鎌倉の歴史散歩 ■ |
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滑川に沿って少し戻る |
街道から脇道に入り正面が明王院 |
■ 五大堂明王院 ■ |
明王院の石柱 撮影禁止札 |
明王院の門柱 仕方なく望遠で… |
境内に入ると中々旅愁を感じる。石段を上がろうとしたら、境内撮影禁止札があり愕然とする。 要するに、この先撮影禁止という事らしい。 仕方なく左手に子供たちが遊んでいる広場に移動して、ここからの撮影をした。 田舎のお寺の雰囲気で良い印象だったが、撮影に対して、よほど嫌な事があったか、マナー違反があったか残念に思う。 お寺の背景には石崖が迫り初秋の雰囲気は良かった。 |
明王院の裏には石崖が迫る |
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長い間歩いて明王院に訪問した割にはすぐ戻る形になった。 金沢街道、最後のお寺は鎌倉最古の杉本寺で、期待を膨らませて向かった。 鶴岡八幡宮に戻る形で再びテクテク歩く。 暫く歩くと街道にいきなり石段が接する杉本寺前に到着した。 入口を撮影しようと車の流れを見ていたらバスが停車した。 暫くしてバスが過ぎ去ると、入口に結構年配の老夫婦が杉本寺の石段を上がっていく姿が目についた。 一段、一段ゆっくりと上がって行った。 私自身、この先、石段があるとは思ってもみなかった…。 |
| また石段を上がる |
また石段… やっと仁王門に… |
入口の先で200円を支払い、拝仏券を貰う。 この拝仏券、後ほど感激を味わうことになった。 年配の老夫婦を追い越して先に撮影をする。 仁王門も久しぶりで、古刹らしい仁王像の撮影をした。 仁王門をくぐるとまた石段があり、その先にも石段が続く。(アッチャー!) |
仁王門をくぐるとまた石段が続く |
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■ 杉本寺 ■ |
大蔵弁財天 苔の階段 |
大蔵弁財天堂 階段は竹柵で通行止め 左手の石段をどうぞ… |
と云う訳で、左手の石段を登って行くと、やがて本堂が見えてきました。
この本堂全体を拝見して結構年数が経っている。
あの年配のご老夫婦も一歩、一歩登ってくるのだろう。
鎌倉の歴史を堪能出来そう。
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本堂 |
五輪塔群 |
拝観券を渡して堂内に上がる。 堂宇内は撮影禁止の立札があり、恐ろしく厳正な雰囲気が漂う。 毎月1日と18日に、本殿内の秘仏が御開帳とあってタイミング良く秘仏を拝観できる。 中央の源頼朝が寄進したと伝わる前立十一面観音像前に座り、開経偈、般若心経、十三仏真言を唱える。 この後、堂内の仏像を拝観して、最奥に格子戸で仕切られた秘仏三体前に座り、再度、開経偈、般若心経、十三仏真言を唱えた。 間近での拝観はできないが、読経していると周囲のざわめきが聞えず静寂の中で一人、読経してる気持ちになる。 |
| 本堂 |
鐘楼 方五間の本堂奥に本殿 |
拝観が終わり、方五間の密室仏堂の奥にある本殿を確認。 ここに秘仏が安置されてのだろう。 本堂の背後にはかつて杉本城があり、足利方の武将、鎌倉府執事の斯波家永が拠ったが、 南朝方の北畠顕家に攻められて杉本寺で自害したと伝わる。 お城があったと知り急な石段も納得する。 |
熊野権現神社 金沢街道の風景 |
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下山は別路があり竹柵で囲まれている。
石段を下りながら、周囲の風景を撮影。
金沢街道が山に挟まれ狭隘な状況が良く見え鎌倉らしい地を見る事ができる。
杉本寺から次に向かうは鶴岡八幡宮の東北に位置する鎌倉宮、荏柄天神社、白旗神社内にある源頼朝墓所へ向かう。
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■ 古都鎌倉の歴史散歩 ■ |
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鎌倉らしい小路 | | |
境内は広く砂利が敷かれている。 大鳥居横にバスが停車している。 このバス、定期遊覧バスで一定コースを周遊して一日の観光を楽しめるようだ。 またコースが複数あり、観光客が選択できるようになっている。 見学を自分でプランするのが面倒な人や初めての人には人気のようです。 |
鎌倉宮大鳥居 | | |
砂利を踏みしめて鎌倉宮に向かう。 二つ目の鳥居の前を小路が通っている。 左手前に手水舎があり、ここでお清めをする。 作法はお寺と大差ない。 そして鳥居をくぐると正面に鎌倉宮が鎮座している。 右手に鎌倉宮の『厄割り石』がある。かわらけに息を吹きかけ厄割り石にて割り、厄(わるいもの)を祓って健康にお過ごしください。 と、記してある。 |
次の鳥居 鎌倉宮正面 |
手水舎 厄割り石 |
厄割り石…かわらけ一枚100円で購入し、右手の大石に当てて割るようです。 家族連れがしているのを見て、その奥にある拝観受付まで向かう。 右手に入口があり入るか考えてしまった。 足のふくらはぎが張ってきてくたびれているのがわかり、座って休みたいのも本音だ! 今日は一度もベンチに腰掛けもしてなくどこかで休憩したい。 |
かわらけ 拝観受付所 |
| 鎌倉宮 |
■ 鎌倉宮(大塔宮)の歴史 |
この位置が美しい鎌倉宮 武将の石像 |
村上社
村上社… |
大休憩後、荏柄天神社に向かうが、近いのに小路が入りまじり、同じ道を行ったり来たりで時間が掛かってしまった。 たどり着いた所が、このような珍しい景観でした。 鳥居の周りを隠すように大樹が櫓で仕えられている。 撮影後、何とか鳥居を入れて撮影したく地面にデジカメを置き撮影した映像がこれです。 |
荏柄天神社の珍しい入口 |
鳥居と参詣道 正門 |
細長い参道の横には気に入ったお洒落な食事処がある。 正面に長い石段が続き門が見える。 門に近くなり目線に荏柄天神社が見えたので撮影。 右手に手水舎があり、その右奥に御輿蔵がある。 |
正門から境内を見る 御輿蔵 |
手水舎 本殿 |
■ 荏柄天神社の歴史 |
境内の大樹 |
境内授受所前の大樹を囲むように各種御守りが展示してある。 その傍らで若い女性がテーブルに向かって一心不乱に書き物をしている。 長い時間だったので、何をしているのか興味を持ったが、失礼にあたるので遠慮した。 『かっぱ筆塚、絵筆塚』 |
本殿の左手に古神札納め所があり、左手に「かっぱ筆塚、絵筆塚」がある。
案内では河童の漫画を描き続けた清水 崑氏が愛用の絵筆を供養し、昭和46年に建てたかっぱ筆塚です。
毎年10月には古筆を供養する絵筆塚祭がある。
「かっぱ筆塚、絵筆塚」には日本漫画家協会に所属していた有志が154枚のかっぱのレリーフが貼ってある。
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拝殿を横から撮影。 この奥に幣殿、本殿が繋がっている。 今回は樹木に遮られてうまく撮影できなかった。 鶴岡八幡宮に向かう道(右手に小学校) |
推定樹齢900年の大銀杏 |
荏柄天神社を出て最後に向かうは白旗神社内にある源頼朝の墓所に向かう。 鶴岡八幡宮に向かい、途中の小路を右折すると真正面に墓所がある。 頼朝の墓所は白旗神社の境内にある。 一番最初に鎌倉に来た時に白旗神社には訪問しているが、その時は墓所には行かなかった。 |
| 源頼朝の墓所入口 |
墓所そばに白旗明神 石段を上がると… |
■ 源頼朝の墓所の歴史 |
源頼朝の墓所
鎌倉幕府の初代征夷大将軍となった頼朝は、河内源氏の義朝の三男として生まれ、奥州を含めて全国を平定した。 これにより朝廷から半ば独立した政権が開かれ、幕府による武家政権は王政復古まで足かけ約680年間に渡り存続することになる。 |
源頼朝の石塔 |
墓所から鶴岡八幡宮はすぐそば。 舞殿前は多くの観光客で大賑わいだった。 人の流れが途切れず、二の鳥居から八幡宮の石段上まで続いている。 先程の静寂さと厳正さは消え、現実に引き戻された。 |
小路から… 鶴岡八幡宮と参詣道 |
八幡宮の馬場へ 鶴岡八幡宮と参詣道(遠方から望遠で…) |
さて、八幡宮から鎌倉駅に向かうが、途中まで若宮大路を、それから小町通りを通り駅に向かう。 どちらも観光客との擦れ違いが大変で中々前に進めない。 駅前ロータリーまでたどり着きリュックをベンチに下ろして汗ばんだ背中の服に風を通す。 『あぁ!心地よい!』 空腹感を通り過ぎて今日は昼食抜き。 |
若宮大路 | 小町通り |
喫煙するためJR地下通路を通り西口へ移動して喫煙場所のベンチに腰を下ろした。 脹脛が心地よい痛みを感じる。暫しベンチに腰掛けて休憩後帰路となった。 撮影した映像は260数枚に達した。 | ||