■ SLパレオエクスプレスの撮影 ■
蒸気機関車の撮影では二つの光景を撮ろうと妻と協力する。 橋梁を渡河する構図は区間が短いので慣れた私が撮影することになった。 もう一つは浦山口駅前の橋梁を渡る所に決めた。 この場所はやや登りの区間で蒸気機関車が出力を上げる所です。 煙突から煙と蒸気の両方が出るので迫力があると思った。
妻には連写で撮影するように勧める。 私の方は道路から外れて崖に登って高所から電線を排除して連写する。 この時期でもやぶ蚊が身体の周りに群がって苦労した。


■ 蒸気機関車を撮影して長瀞でこの地の食事を… ■

現在11時54分、帰路は下り坂なのでそれほど時間は掛からないだろうと高を括っていた。 でも妻は登りも下りも同じペースでのんびり歩いている。 妻は蒸気機関車には関心が薄いので切迫感がまるでない。 ダムを周回する形で駅方向に向かいます。 道路端からダムの上部を撮影しトンネルを潜るが、車両の通過音が大きく、 四国遍路でトンネルを自転車で通過する時は十分に気を付けたことを話し妻は体感したようだ!

帰路に撮影した浦山ダム

赤石トンネル






下り坂を景色の良い所を撮りながら歩いて行く。 途中で山梨との県境方面の甲武信ヶ岳が見えた。 ここからでも山容が良く見えるほど天気も良くなってきた。 10分も歩くと汗が出てきてペットボトルの一気飲み! 『美味い!』道路は濡れて落ち葉が道端に寄って、踏むと水が滲む様に出る。 滑らないように注意しながら歩くと前方に別れ道がある。 どちらもこの先で合流するが、撮影ポイントは左折します。

甲武信ヶ岳








元来た道の所で妻と分担撮影をする。 私の方は蒸気機関車の前に普通電車が通過したので練習のため撮影したが、その映像から蒸気機関車の先頭部分しか撮れないことがわかった。 まさに一瞬の映像になる。 そして得た映像が以下の映像です。 二人の合作としては60点くらいかな?

練習したら1輌しか映らないことがわかった

最後尾の客車
私が撮影した映像

この映像は妻が撮影

蒸気機関車の撮影後、駅に戻って長瀞に向かうか、上長瀞にするか妻の希望を聞いた。 上長瀞から長瀞まで歩くと、途中にモミジ公園があり、その紅葉が美しい事を話し、妻に選択させた。 妻は足が疲れてきたから長瀞へ直行したい、というので電車で移動する。 帰宅後、テレビでモミジ公園の紅葉を放送してるのを見て、こんなに良ければ強く言ってくれればと愚痴を言ったが後の祭り! 何はともあれ後は長瀞で美味しい食事を楽しみたい。

再度、射的店の映像…

昼食の前に食べる
…そして落とせたかな?

お土産の購入

長瀞のお土産店街を歩いて最初に食したのがイワナの串刺しだった。 柔らかく骨まで食することが出来妻も喜ぶ。 次は地産の豆類のお店だった。 色々な豆類の試食ができ、その中で妻は5種類の豆類をお土産として購入する。 最後に地産の新蕎麦を食べにお店に入ったが結構混雑していてすぐ座ることが出来なかった。 それでも30分ほど待ってテーブルについた。 地産の野菜のてんぷらと新蕎麦の味は格別でこれで妻の欲求を満たすことが出来る。 私は腹に入れば何でもとあまり食事にはこだわらない方だと思う。 ただ、食事には酒類が必要で瓶ビールを2本注文する。 車じゃないから至福感が漂う。『美味〜い!』

試食は非常に美味しかった

お蕎麦屋店
お店のマスコット

この地の名物しゃくし菜漬

昼食後は再びお土産店を覗きながら『しゃくし菜漬』を追加購入する。 妻との旅は必ずお土産をドッサリ買うから費用もばかにならない。 片道のガソリン代くらいでそう。 帰宅して精算した時、旅行はお金がかかると愚痴をこぼして私を責めるが実態はこんなもんです。

お土産店を歩いて岩畳へ

お土産店街からやっと長瀞の岩畳に到着した。 先日より紅葉が進んで景色は良いです。 今日は日曜日だから観光客も非常に多かった。 ライン下りの舟も連れだって到着するシーンが目立ち、多くの映像を手に入れた。



ここまでカヌーが来た






岩畳際の遊歩道も先日よりも良い構図で撮影できたし、岩畳の岸よりに池のように澱んだ場所がある。 ここの構図を気に入り本格的に撮影した。 水面に紅葉が鏡のように映り自然の美しさを表現できたと思う。

自然園の庭園のよう




今日はカヌーも岩畳発着場の付近まで来て、操船を楽しんでいた。 また岩畳発着場から高砂橋まで乗船する観光客が多かったので少なからず驚いた。(先日の訪問時には一人もいなかった。) ライン下りのの乗船料が高すぎると思うのでシニア割引や家族割引が欲しいところだ! 秩父鉄道も稼ぎ時の季節です。

親子連れのカヌー

ライン下り乗船料一覧
水すましのように…

ここから高砂橋までの乗船客の列

午後2時を過ぎて天候が曇り帰ることにした。 長瀞から自宅までは往路と同じだが、意外と乗り継ぎで時間が掛かる。 寄居駅で乗り継ぎの時、秩父線が遅れたのか東武鉄道の係員が「出発時間で〜す、お急ぎくださ〜い。」の連呼には苦笑した。 最後に乗車したのは私が電車の扉を抑えて妻だった。 明るいうちに帰宅して妻は家の用事をする時間が欲しいが口癖、やはり頼りになる妻です。

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