■ 小川町の伝統地酒巡り ■ |
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醸造所の入口脇に煉瓦積みの煙突がある。 この煙突は晴雲のシンボルで、お米を蒸す熱源として石炭が使われていた当時の煙突と、説明書きがあった。 高さは当時は18mだったが、平成11年に約半分の高さに縮められたとある。 同時に中をくりぬいて、中から空を見られるようにしたとある。 |
煙突の入口 | 晴雲酒造に併設の玉井やの食事処 |
入口の暖簾と晴雲の酒樽、杉玉などを撮影し、玄関から店内を見ると観光客が少なくなって見学に丁度良い。 数人の観光客が赤ら顔でお酒の説明を受けている。 フロントで酒蔵の見学の主旨を話し見学の許可を頂く。 |
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酒蔵の入口は土蔵の扉が… |
ショップの横の細い通路を抜け、酒蔵の入口は土蔵の扉が開いていた。 中に入ると薄暗く、なるべくならフラッシュは使わないで撮影しようとISO感度を6800以上に設定してみた。 1階は出来上がった商品の箱詰めや梱包された木箱が置かれている。 この土蔵は見学用で古くから使用されてきた酒造りの道具や昔の器などがあるようです。 実際の酒造りは他の場所で製造されているようだ。 |
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甑(こしき) | | |
猿と呼ばれる木は別名『こま(独楽)』とも呼ばれ、釜から昇ってくる蒸気を均等に分散させるための小道具です。 甑の中央に逆さまにして置く。 名前の由来は猿の伏した形に似ているところから、又材質が欅で赤みを帯びていて、その色が尻の赤い猿を連想したとの説もある。 |
猿と呼ばれる木 |
大釜の上に甑を載せる |
2階に上がると二つの部屋に区切られている。 最初の部屋は古くから秩父山系を源とする良質の水と造り酒屋として営んできた歴史を見ることが出来る。 造り酒屋として多くの見学者や観光客のファンが、細川紙に「小川町の日本酒」、「無農薬で米作りから酒造りを楽しむ会」、 「SAKE GIN-JO」などの寄せ書きが飾られている。 |
■晴雲の名前の由来 |
この奥が麹室 |
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部屋の周囲の棚に古くから使用されてきたお酒の容器や醸造の道具が展示してある。 面白い形の徳利や部屋中央で使用された荷揚げ用の木製滑車など長い年月の歴史を感じる。 |
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階下から荷揚げ用の木製滑車 |
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立派な蔵がお店の正面に建てられ醸造の煉瓦積みの煙突も立派です。 長い歴史の重みを感じる。 しかしお店の形態は晴雲と比べて普通の商店に見えた。 普通の酒屋さんと同じだが店内に入ると、一目瞭然で醸造元と判る。 |
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この先は遠慮して下さいと言われた |
■日本酒の製造過程 |
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リュックから輪行袋を取り出し、自転車の分解をはじめ要領よく車体に前後輪を結びつける。 車体にはエアコンのパイプ保護の部材をはさみ輪をしっかりと止めた。 ハンドルは90度傾けて袋に収納し、車体中央に結んだ肩紐の一方を袋から出す。 こうしてチャックをすると肩に担げるようになる。 |
駅から自宅に戻る時は駅前端で自転車を再度組み立てた。 自宅に戻り最初にすることは武蔵鶴をどのようにして試飲してみるか。 まず常温で一口味わう。 まだ明るい時間帯だが、至福のひと時を過ごす。 こうして初めての輪行旅は無事終了した。 今回の小さな輪行旅の経験を生かして、輪行旅の醍醐味を深めていきたいと思った。 | ||