ニセイカウシュッペ山、比麻良山、平山などの連山と右方向に屏風岳が広がる |
リフト乗り場で乗り方の要領を確認してリフトの両側から乗った。 「せいの!」の掛け声で乗り、大きく揺れて一段落、リフトは何事もなかったようにゆっくりと上がって行く。 乗り方が遅れると一瞬止まるようだ。 ゆっくりと上がって行く中で時々停止する時がある。 きっと、リフトに乗る時に手間取った時に停止するようだ。 そんな事を思いながら周囲の景観を見る余裕が出てきた。 |
リフト乗り場 | |
リフトから黒岳山頂への案内図 針葉樹が多い |
リフトの支柱間では足元が地面に近くなり思わず足を上げてしまう。 足元の残雪が一面に広がり高度が上がって行くのが判る。 両側は熊笹が多く密集し針葉樹が迫ってくる。 残雪に人間の足跡が残り、また動物らしき足跡も見ることができる。 ヒグマか?鹿か?足跡は太いので地面が近づくと付近を見渡してしまう。 |
動物の足跡 |
| |
針葉樹の高さが増し、両側の景観で高度が上がっているのが判る。 ロープウェーよりリフトの乗車時間が思ったより長い。 黒岳山頂が近くなり、下で見た景観と異なってくる。 三角錐の様に山頂がせり上がっているようだ。 厳寒期には風下の北東斜面は大量の積雪により雪崩が多いそうです。 斜面をよく見ると低木林が多く見えるのは黒岳特有の斜面です。 この時間帯はリフトに乗っているお客は少なく空席が目立つ。 |
| | |
黒岳の山容をズームで… 黒岳に近づく |
やがてリフトの終点に到着、頂上駅の周りは雪景色に変わった。 降車する時は係員から聞いていたようにリフトの両側に退避する。 妻が転ばないようにいつも神経をつかう。 |
リフト頂上駅の景観 | 駅舎直下は落下防止のネットがある |
| |
リフト頂上駅に無事到着。 駅舎を出ると足元は木板が敷かれている。 両側に残雪が寄せてあるが、板が濡れているので、ここでも要注意だ! 駅舎出入口に左はロッジ、登山道で、右は七合目展望台の案内がある。 濡れた木板に注意しながら展望台に向かい最初に記念撮影する。 人が少ない時に撮影した方が気楽だ! |
七合目に到着 | 七合目展望台 |
ニセイカウシュッペ山、比麻良山、平山など |
凛とした空気が顔に当たる。 最高の天候で上空に行くにしたがって青が濃くなっていく。 空気が綺麗な証拠だ、関東では見られないような青さです。 正面にニセイカウシュッペ山、比麻良山、平山などの連山を思い思いの構図で撮影を楽しむ。 妻のデジカメの撮影モードを標準に戻す。 右方向の屏風岳はとても素晴らしい! |
ニセイカウシュッペ山、比麻良山、平山連山 全部の構図では手前の茂み帯が入ってしまう |
屏風岳 ここを登っていく |
展望台の後に登れそうな高台に登って撮影する。
妻には危ない事をやめろと小言される。
昔、西沢渓谷での滑落事故の事を思い出してしまった。
三脚を杖代わりに登ると、後から他の観光客がついてきた。
私のシューズは防水だが、普通のシューズでは両側から湿ってくるので必死についてきた。
苦笑いしながら三脚を伸ばして紐代わりにする。
その人と苦笑いしながら上がり、5mほどの高所から再度、眺めたら景観は大して変わらなかった。
それでもワイド画面にしようと三脚で位置決めして撮影。
|
ニセイカウシュッペ山、比麻良山の連山 リフト駅舎 |
ニセイカウシュッペ山、比麻良山、平山連山 ロッジ展望台 |
妻から小言を云われながら、展望台からロッジの方に移動。 ロッジ内のお土産売り場で高い音色の鈴を見つけて、妻のポーチに括りつける。 結構良い音色だ! 妻も気に入ったようで、小言は云わなくなった。 話題をそらしたがお金は妻が支払う。 |
ロッジ展望台から撮影 | 駅舎直下 屏風岳 |
| | |
|
ニセイカウシュッペ山の噴火口 |
松がアクセントの屏風岳 係員が笑顔で迎えてくれる |
| | |
リフトを下りて戻る途中に、エゾサンショウウオの小さな池があった。 覗いてみてどこにいるかわからないが、元々その大きさが判らないから探しても見つけることはできなかった。 後で調べると、エゾサンショウウオは漢字で書くと蝦夷山椒魚と記す。 サンショウウオに分類されるが有尾類で、北海道に生息する日本固有種だそうです。 体長は10〜20p位で背中が暗褐色だから目を凝らして見なければ判らないかも知れない。 |
エゾサンショウウオの小さな池 もうすぐロープウェー駅舎 層雲峡温泉街 |
| 帰路に着く 日帰り温泉施設 黒岳の湯 |
|
■層雲峡… |
|
この下には観光客が… |
銀河の滝 位置を変えて銀河の滝を撮影 |
不動岩前で銀河の滝を撮影 ズームで銀河の滝を撮影 |
銀河の滝の撮影は一段落して、下流に移動すると流星の滝の看板を見つける。 妻に合図を送って、手早く記念撮影。 滝の良い構図を探して三脚を組み撮っていく。 流星の滝は落差が90mあり、急傾斜の絶壁を一本の太い線で落下している。 その力強さから雄滝と呼ばれている。 |
流星の滝 | ズームで流星の滝 |
二つの滝が寄り添っているから別名、夫婦滝とも呼ばれている。 勿論、日本の滝100選にも選定されている。 駐車場のお土産店とトイレの間に双爆台の展望台登り口を見つけた。 看板には約20分登った所に双爆台があり、二つの滝を眺めることができると記してある。 妻に「ゆっくり登ってみるか?」と聞くと、あっさり「行きたくない!」の返事で双爆台は諦めた。 この時間帯では陽光下での滝を見ることは無理と思ったのですぐ諦めた。 層雲峡は陽光下なら良い映像を撮れるだろう。 |
乗用車駐車場とお土産店 | この後、バスから続々とあの国の観光客が… |
大雪山黒岳山麓の層雲峡温泉は幾つものホテルが周回路に沿って立地している。
また温泉の泉質も硫黄を含んだ掛け流し温泉です。
大雪山黒岳、層雲峡の観光地として北海道有数の規模がある。
15時を過ぎて寒さが増し、日陰下ではよい映像が撮れないのでホテルに向かった。
|
駐車場 | ホテル ノーザンロッジ玄関 |
温泉は最高!浴室は広くはなく湯気がこもって雰囲気も良い。 少し硫黄臭のある泉質で冷えた身体が温まる。 源泉かけ流しで湯温は高い。 お父さんと一緒の幼児が入れないので水で適温にして下さいと声をかけ、幼児が喜んでいる姿を見て孫を思い出した。 明日は阿寒国立公園に向かう! | ||