■ 旧御室御所 仁和寺に歴訪 ■ |
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駐車場から仁王門に向かう 仁王門(国重文) |
仁王門(国重文) 阿形像 |
御殿、庭園への本坊表門には総本山仁和寺と真言宗御室派宗務所の看板がある。 本坊表門も国重文で両側に土塀が続く。 中に入ると、低いマツが植生され石砂利の道が二方向にのびている。 庭園風の境内の先に格式ある御殿玄関が垣間見える。 先を進むと右手に宸殿の南庭に入る入口門があり石庭の一部を垣間見れる。 玄関前で撮影後、中に入り撮影の許可を確認。 |
吽形像 |
本坊表門(国重文) |
京都の夏は朝から暑い! しかし御殿内に入ると気温は一変。 気持ち良い清涼感のある御殿です。 妻と顔を見合わせてにっこりする。 玄関を上がり、正面の座敷に華道御室流の家元を発信する華が生けてある。 次の部屋には香炉が一つ中央に…。 |
御殿玄関 |
御殿入口から御殿回廊を進んで白書院に向かう。 やはり涼しい!あの暑さはどこに行ったか?と思うほど爽やかです。 つづら折りの御殿回廊でいつの間にか東西南北が判らなくなるほど広い御殿です。 |
御殿回廊 |
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宸殿 | | |
白書院 |
白書院は宸殿南庭の西側に建立され御殿回廊で繋がっている。 部屋の襖絵は昭和12年に福永画伯によって松の絵が部屋全体に描かれている。 天井も高く部屋が大きく感じた。 |
白書院 |
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宸殿の南側の石庭と勅使門が見える 宸殿 |
勅使門 御殿をつなぐ回廊 |
■仁和寺の歴史… |
宸殿 宸殿から見る南庭 |
白書院 宸殿から見る仁王門 |
御殿内の宸殿、白書院、黒書院はいずれも登録有形文化財で、宸殿は明治20年に焼失し、明治末から大初期に再建された。 白書院から御殿回廊を進んで宸殿に向かう。 回廊から見える景観を撮影しながら宸殿の北側の庭園に向かう。 南北の庭園の仕切には板塀が境を作っている。 |
南庭 北庭エリアに |
南北の庭園の境は板塀が 宸殿廊下 |
■宸殿… |
北庭…奥の築山に飛濤亭 宸殿の部屋は広い |
撮影場所を変えて… | |
宸殿の部屋を撮影後、御殿廊下を黒書院へ向かう。 黒書院は宸殿の西側にあり京都の花園の旧安井門跡の寝殿を移し、改築した建物で1909年に竣工。 内部は6室からなり襖絵が室内全体を飾っている。 宸殿と黒書院をつなぐ御殿廊下から北に霊明殿を正面に見ることができる。 霊明殿は仁和寺の院家であった喜多院の本尊、薬師如来坐像が安置されている。 |
宸殿の部屋を撮影後、御殿廊下を黒書院へ… 霊明殿 |
正面が黒書院 | |
霊明殿は1911年に建立され、内部は正面に須弥壇があり格天井になっている。 木の組み物など細部に至るまで見事な造りです。 建物も御殿内の配置に調和している。入口上の扁額は近衛文麿の筆です。 須弥壇前で座禅し般若心経を読経して撮影。 |
霊明殿に上がる |
霊明殿須弥壇 |
霊明殿の高い位置から北庭を撮影してみた。 遼廓亭も国重文で江戸時代の初期から中期に掛けて建立された尾形光琳の屋敷から移築されたものです。 葺下し屋根の下に袖壁を付けその中ににじり口が開いている。 遼廓亭には行けない為、御殿玄関に戻ります。 帰路のコースで黒書院により部屋内部の一部を撮影。 |
霊明殿入口から北庭を見る 霊明殿の帰路で御殿回廊から黒書院を見る 黒書院 |
遼廓亭 黒書院 遼廓亭 |
御殿内を回廊を通して往復した。 仁和寺の創建から現在に至るまで多くの知識を得たことは得難いものだった。 この後、御殿から仁和寺の広い境内を妻と歩いてみます。 幾度も記したが夏の京都はこんなに暑いとは思わなかった。 この後も夏の京都を歴訪するが途中でバテ気味になってしまった。 しかし水分補給で折角来た京都を堪能します。 |
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