■ 仁和寺境内歴訪 ■ |
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真っ直ぐな境内 勅使門(国重文) |
左手に勅使門 中門(国重文) |
中門をくぐるとその先に金堂が見える。 両側の林に遮られて良く見えないからもう少し進んで全容が見えてきた。 中央に大きな燈籠があり、まず一枚撮影する。 その後、燈籠前に出て金堂全体を再撮影。 金堂には仁和寺の本尊の阿弥陀三尊が安置されている。 慶長年間造営の御所、内裏紫宸殿を寛永年間に移築された建物です。 当時の紫宸殿を伝える建築物として国宝に指定されている。 堂内には四天王像や梵天像も安置され、壁面には浄土図や観音図が極彩色で描かれている。 堂内を見学できなかった事は残念に思う。 |
金堂(国宝) | 金堂 |
金堂(紫宸殿)…国宝 |
金堂を前にして境内は左右に分かれている。金堂の左方向に歩く。 強い日差しを浴びて発汗が多い、タオルはすでに濡れた状態でベトベト感もする。 右手に朱色の堂宇が樹の隙間から見えてきた。 鐘楼堂だ! 鐘楼堂は入母屋造り、本瓦葺きで国重文です。 楼とは元来、二階建ての建物をいい、階下は袴腰式の黒板張りの覆いが特徴です。 階上は朱色で高欄を周囲に廻らせている。 このため鐘は外部から見ることができない。 |
金堂…優美な建物を斜めから撮影 金堂の左方向 |
金堂の右方向 鐘楼 |
鐘楼堂の脇に一本道の細い小道が奥に続いている。 奥の正面に小さな祠が見えた。 ここからでは判らないから向かってみる。 水掛不動尊の案内がある。 近畿三十六不動霊場の第十四札所です。 石造りの不動明王が安置され、不動明王に水をかけて祈願する事から水掛不動と云われている。 数人の観光客がいたが祈願して立ち去ったので参拝、撮影。 |
右に鐘楼堂、左に御影堂、中央が水掛不動尊 | 水掛不動尊 |
再び境内に戻ると隣は御影堂です。 塀の中から「ブォ〜」と大きな空気音が聞こえる。 御影堂の入口門前に佇んだ。 この門も国重要文化財だ! 中に入ると御影堂の敷地内で枯れ葉だけをエアーで集めて清掃中。 |
御影堂入口(国重文) 御影堂 |
御影堂
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御影堂から金堂の前を通り過ぎて向かうと経蔵がある。 経蔵は寛永年間に建立され、宝形造り、本瓦葺きで正面は両開きの板唐戸になっている。 左右に花頭窓があり禅宗様で統一されている建物です。 内部は見れないが、案内では釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩など六躯が安置され、壁面に八大菩薩や十六羅漢が描かれている。 内部中央に八面体の回転式書架(輪蔵)があり各面に96箱、総計768の経箱が備えてある。 |
花頭窓が左右に確認できる経蔵 | 経蔵(国重文) |
経蔵を拝観した後、すぐそばに九所明神がある。
そこで、いきなり本殿前に入らず鳥居まで移動した。林が多くなり妻は日陰で小休憩、その姿を見て大休憩しようと思った。
心の中で、もう少し頑張って!
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九所明神鳥居 九所明神拝殿 九所明神社殿 |
九所明神参道 九所明神社殿 九所明神社殿(国重文)… |
五重塔(国重文)… |
五重塔の景観 |
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境内中央にある休憩処 | 観音堂(国重文)の映像 |
観音堂(国重文)… |
観音堂保存修理事業案内映像 観音堂の礎石の補強映像 |
観音堂の修理前の内陣映像 観音堂の屋根を支える小屋組組立て映像 |
現在10時半、仁和寺の見学は2時間弱を要した。 駐車場に戻る途中で境内から美しい仁王門を撮影。 駐車場の手前に御室会館があり冷房の効いた室内で休ませてもらう。 |
観音堂の新材の加工映像 | | |
御室会館でパンフレットの確認する。 次は石庭で有名な世界遺産龍安寺。 距離にして約500m。 車で移動するか歩くか迷った。 | ||