■ 岩木山、岩木山神社 ■ |
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岩木山 | リンゴ園 |
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落胆はしたが次の機会をチャンスにしたいと思い直し再スタート。 岩木山神社に到着。神社前は広い駐車場になっている。 9時半に到着したが天候は曇天模様で僅かな雲間から陽光が時々射してくる。 駐車場に車を止めカメラ機材を持って最初の鳥居前に立つ。 思っていた以上の大きな神社です。 大きな鳥居から直線状に伸びる参道が素晴らしい。 |
一番目の鳥居 三番目の鳥居 |
二番目の鳥居 左脇に出雲神社の鳥居 |
直線状の参道をやや登りながら進むと、左手に鳥居を発見。 その奥に神社がある。 この神社は抑奥富士出雲神社と呼ばれ百年碑にはその創建が語られている。 難しい文字と読みにくい所があるが、神祭の式を以って祖先伝来の各霊を祭祀せしむべく、 ここに別社として出雲大神を主神に祀り奥富士出雲神社の始歩を印せしものなりとある。 要するに古くから郷の神社として神祭をしてきて、その後、別社として出雲大神を主神に祀り現在に至るとあった。 |
出雲神社 | 拝殿 出雲神社の全景 |
拝殿内部と奥に本殿 社務所兼自宅 |
岩木山神社の参道に戻り、上り坂の参道を進むと朱色の楼門がよく視認できる。立派な建築だ! 左手に守札授与所、右手に社務所が現れる。 参道は上がるように傾斜があるから両方共見上げるような感じです。 社務所前に来ると巫女さんが石段を下りてくる。 とっさに撮影をお願いして映像に残した。 巫女さんがうつむき加減で石段を下りてくる姿が神聖に感じる。 |
一直線の参道 社務所 |
守札授与所 岩木山神社正面 |
社殿は神仏習合の時代の名残が見られる。
鎌倉時代以後の密教寺院の構造の他に桃山時代の様式を思わせるいろどりの絵様彫刻がみられ、
外観が日光の東照宮を思わせるとして「奥日光」とも呼ばれた。
小さいが神橋を渡り楼門前に佇んでみる。
この頃雲間から陽光が射して景観の陰影が濃くなってきた。
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神橋 中門(国重文) |
楼門(国重文) 拝殿(国重文) |
天正17年(1589年)、岩木山の噴火によって当時の百沢寺は全焼するが、以降再建が進められ江戸時代には津軽藩の総鎮守とされた。
代々の藩主により社殿の建立が進み現在の拝殿(当時は百沢寺の本堂)や本殿が再建された。
後で、良く見える所から本殿の姿は瑞垣(国重要文化財)に囲まれ東照宮の本殿に似ていた。
明治になり神仏分離により寺院を廃止、津軽総鎮守岩木山神社となった。
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本殿(国重文) 御神木と奥宮への登拝道 |
拝殿内部(国重文) 神撰所 |
神主と暫く談笑する。
津軽地方の観光ルート、岩木山ロープウェーの運行について聞く。
そんな話をしてるうちに、神主から岩木山の姿について話を聞く。
岩木山は東西南北何処から見ても山体の変化があり、その中で一番美しい姿は弘前城からの姿だという。
そして自分の一番は岩木山神社から見えた姿だと聞かされた。
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神撰所 末社白雲神社に向かう |
瑞垣と本殿(両方共、国重文) 末社白雲神社 |
神主から直接岩木山神社について説明を受けたことも良かった。
現存する社殿や楼門は江戸時代初期から元禄にかけて津軽藩代々の藩主から造営、寄進されたもので、
本殿、奥門、拝殿、中門、楼門が国重文に指定。
本殿は三間社流造銅瓦葺きで、元禄7年(1694年)に建立され、全体が黒漆塗りという。
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白雲神社の池 | | |
末社 稲荷神社 |
拝殿を出て石段から右方向に向かった。
こちらには神撰所があり、撮影しながら奥に進むと白雲神社がある。
ここに向かう途中から黒の本殿と瑞垣が良く見える。
ファインダーを覗いていたら久能山東照宮の本殿を思い出した。
これが奥日光と云われる由縁だ!
白雲神社の手前両側に池があり、今日は池も濁っていたが季節が変われば美しい池と思った。
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禊所 |
社務所裏門 |
禊所から坂を下る。 ここは車が通行できるようになっている。 この参道を下ると社務所の裏門前に出る。 訪問した時、この社務所の屋敷が気になっていた。 帰路に寄ってみようと裏門から入ります。 門といっても形式的な門で社務所前の庭を見つける。 社務所は入口が二つあり中央の門は小ぶりでお客用の門と思われる。 もう一つは社務所端に大構えの玄関です。 屋根は一重で大構えの玄関の所は建築の仕方が異なっていた。 歴史ある岩木山神社の社務所としては建物もその周囲の景観も立派に見てとれる。 |
社務所には二つの入口がある 社務所正面入口 |
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社務所の玄関から離れた所に土蔵があった。
後は林が迫り土蔵の土台はこの地特有の高い位置にある。
これで積雪の影響を少なくしてるようだ。
今日は二重扉の外側だけ開けてあり、周囲を回ると窓部の扉は開いている。
この土蔵も結構な年代が経っているようだ。
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土蔵 社務所 |
| 参道 |
■岩木山神社から鯵ヶ沢に…■ |
ゴルフ打ちっぱなし場 こんな映像も撮ってみた |
白神山地の山並みが展望できる 登りの峠道 |
山麓の道路から鯵ヶ沢に抜けるには小さな峠を越える。 その後は下り坂が続いて途中で猿の集団と出くわした。 路肩に駐車し望遠で撮影し少しづつ近づいて行くと、賢い猿たちで同じ距離を保って離れていく。 車で通過したら林の中に逃げ込んだ! 鯵ヶ沢の山野は秋の気配で一杯。 朝方より薄明るくなったが雲量は多かった。 時々日差しが通過し期待させるが、それも一瞬の時だけ。 |
鯵ヶ沢へ向かう景観 | 登りの峠道 下り坂で猿の集団と出会う
ナビに導かれ鰺ヶ沢町に入った。
海沿いに発展した温泉、漁業の町でした。
弘前の道の駅の情報館にいた人に聞いた海の駅に到着した。
広い駐車場に多くの車が駐車してる。
結構賑やかで旅の感覚が戻ってきた。
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峠の頂上付近 後方に岩木山は見えなくなった 鯵ヶ沢の「海の駅」 |
20分ほどかけて、旅の目的、その予定、コース、使用交通など結構詳細に聞かれた。 別に支障がないから、車中泊の旅を仔細に説明したらお爺ちゃん結構驚いていた。\(*^_^*)/ | ||