■ 白神山地十二湖 ■ |
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後で知るが、この手前にも八景の池がある 王池駐車場 |
…T字路の先、左手に「二つ目の池」がある 王池西湖(駐車場から撮影) |
防寒対策してデジカメと三脚を担いで駐車場の奥から王池西湖に向かってブナ林の中を歩く。 チラチラ西湖の湖面が見えるが、枝が邪魔。 なるべく良い構図を探したい。 下り坂になり、さらにつづら折りに西湖に下りて行く。 最初の一枚は小道の行き止まりで撮影。 二枚目はそこから湖岸まで下りて撮影。 枝が邪魔で左手でつかんでの撮影だった。 |
さらに下りて行く 王池西湖 |
王池西湖 西湖から東湖に向かう |
天候は相変わらず曇天だが昨日よりは良さそう。 時々朝日が射してくるから期待した。 小道を登って尾根の反対側にある小道を探して東湖に向かう。 下りきった所が細い水路上で行き止まり。 西湖、東湖は繋がっていることを知る。 東湖の小道を探して湖岸まで下りた。 陽光が順光になり西湖より鮮やかに撮影できた。 暫くして対岸の白い物に気が付く。 白鳥か?ズームで確認すると人間だった。 それも釣り人。 禁止ではないのか? 何枚か撮影して駐車場に戻った。 |
| | 中央部に釣り人 |
駐車場で、この先、車で行ける所まで行ってみようと思い、再出発したらすぐ越口の池が見渡せる所を通った。 ラッキーと思いながら道端に寄せ撮影。 道路端から見通しがいいから映えた映像が撮れた。 |
越口の池 |
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■落口の池… |
落口の池 |
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森の物産館「キョロロ」(赤色の◎) この先通行止め |
赤い矢印が車で走行したルート | |
通行止め標識から先が散策コース。 落葉の積もった幅広い道を歩いて行く。 暫く歩くと左手、林の先に鶏頭場の池が見えてくる。 鬱蒼と茂るブナやミズナラの広葉樹林に囲まれ迫力ある鶏頭場の池です。 |
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別れ道で左手に下って行く 鶏頭場の池 |
別れ道にある鶏頭場の池の標識 | |
池岸が近くなり撮影枚数が多くなった。 ここまで歩きだして約400mぐらいで。 そろそろ池の端が近づいた。 世界遺産地域は遺産地域と周辺の緩衝地域に分かれている。 緩衝地域は世界遺産登録後、開発がおこなわれず現状のまま保護されている。 緩衝地域は以前から登山道以外には路は無いという。 そして今後も整備予定はないという。 中心地域には道は皆無という。 |
鶏頭場の池 |
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■原則、立ち入り禁止?… |
創意工夫して多面的に構図を考え撮影した結果はご覧の通りです。 自慢するわけでないが天候が良くないから三脚を使い、 撮影時のブレが無い様に気を使ったが被写体深度が浅かったので我ながら情けないと思った。 再訪を期したい! |
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■ブナの原生林… |
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落口の池 |
世界遺産白神山地は名勝地のような美しい景観を楽しめる所ではない。
それほど驚嘆するほどの景観は無く、観光地ではないと云う事を実感した。
太古からある自然豊かな山地の景観を楽しみ、長い年月を体感する所と思う。
華やかさは無いが人為の影響を受けていない原生林を体感する所と思った。
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落口の池 | 「がま池」の案内 |
がま池には崖の斜面を下りて行く感じで下に向かう。 三脚を杖代わりに滑らないように下りると湿地帯でシューズがグシャグシャに水が滲みこんできた。 最後にして、シューズがドロドロになった。 落葉を踏むと水が溢れるように浸みだしてくる。 最後の撮影で踏ん張り映像をゲットしたが、こんなふわふわな落葉は底なし沼のように感じた。 それほど軟らかい軟弱の地盤上に小さな池があった。 これがブナ原生林か! 最後の最後で実感した白神山地は日本の誇るべき自然だ! |
がま池 | | |
森の物産館「キョロロ」に戻った! |
這いあがるようにして道路に戻り、森の物産館「キョロロ」に戻ると駐車場のオジサンに良い写真が撮れたか?と聞かれ笑顔を返した!
駐車場に戻ると広い駐車場は7割ほどで天候が回復傾向にあるから各地から多くの観光客が来ていた。
約1時間半の散策でした。
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