■奥日光の自然探索 小田代ヶ原、戦場ヶ原、湯滝を歩く■ |
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湯滝から赤沼へ… 復路は直線ルートで |
クマよけのゲートを抜けて |
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遊歩道は往路とは別のコースになった。 出合う観桜客はカップルが多かったが足元は東京都内と同じだ。 公園の散歩感覚で来ている。 親子の家族連れは装備はハイキング装備で両親がしっかりしていると感じた。 人それぞれ自己責任だから致し方ないだろう。 湯川の小滝の場所に近づいた景観は往路とは別の景観を楽しめる。 高所から移動しながら小滝の映像を撮影してみた。 |
小滝エリアの映像 小滝前で釣り人が |
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湯川の樹林部から戦場ヶ原の湿原部に戻ってきた。 相変わらず釣りマニアの動向は撮影のアクセントになる。 樹林を抜けて平坦な遊歩道では視界が良く遠方の視界が良くなった。 男体山の雄姿を再び見て赤沼に向かって歩く。 |
小田代ヶ原から来た分岐点の休憩所 |
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青木橋付近の湯川 |
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湯滝を400mmのレンズで… |
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■谷地坊主… 谷地とは湿地の事で川辺や湿地帯に丸くもりあがった草の株が多く見れる。 これはスゲの仲間が株を作って「谷地坊主」と呼ばれる。 水位が変動するところにできるもので、体が水に浸からないように集合してる。 |
谷地坊主 |
湿原にはカラマツやシラカバの樹林が多いが、戦前に植林された木が多いという。 すでに50年以上経過してるが湿原と云う厳しい環境下で成長が遅い。 |
| 遊歩道脇の木に花が… |
谷地坊主 接写で撮影 |
赤沼は戦場ヶ原の南東端にの地名で、由来は戦場ヶ原の伝説に、二荒神に加勢した小野猿丸が放った矢が赤城神大ムカデの眉間を貫き真っ赤な血を流しながら 退散した際に水が赤色に染まったことに由来する伝承がある。 その赤沼から赤沼川が東西方向に流れ湯川に合流する。 地質学的には戦場ヶ原の赤沼地域の土壌には鉄分が多く含まれているためで、それにしても面白い伝承です。 |
赤沼川 |
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樹々に新芽が出ている。 遊歩道から十分撮影できる。 新しい芽吹きで冬眠から目覚めたように感じた。 そして足元にも小さな花を見つけ遊歩道に座り込んで手動で撮影した。 梅雨になり土壌が湿ってくればもっと多くの高原植物が咲き乱れるという。 |
再び遊歩道上の展望エリアで小休憩。 男体山が近く見えるようになる。 試しに湯滝が見えるか振り返ると、ここからでも十分視認できる。 レンズ交換して再び湯滝を撮影。 |
男体山の山容が… 湯滝から穏やかな湯川に |
再び400mm望遠で… | |
野鳥観察のグループに出合う。 多くの人だが小声で会話してるから静かな光景です。 通り過ぎる時、自然に音をたてないようになっている。 その先にこんな休憩所を見つけた。 何だろうといってみると、観光団体の記念撮影用のひな壇だった。 |
小さな小川が湯川に流れ込む 観光団体の記念撮影用のひな壇 …赤沼への道に |
| この木橋を渡ると…
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休憩処の小屋で昼食しながらデジカメの映像を確認。 午後の予定をどうするか考えます。 旅紀行の目算は歩くことが主。 そして候補地は小田代ヶ原、戦場ヶ原、光徳、前日光の井戸湿原、最後に失われた映像(パソコン破損)を求めて吹割の滝を計画していた。 \(*^_^*)/ | ||