■ 甲武信ヶ岳に挑戦!? ■ |
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西沢渓谷入口 |
車両通行止め標識 |
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緩やかな斜面を… 登山口にあるガイドマップ |
赤丸の所が登山入口 | |
登山路が傾斜の強い所が多くなり、砂場の傾斜では通り道の幅が狭くなった。 バランスを失わないように慎重に進んだ! 西沢渓谷の滑落事故で命拾いしたが、慎重には、慎重を期す。 最初、撮影するよりもどの様に通過するか決めて、通過後に撮影するから映像が鏡像のようになる。 |
砂場はしっとりと湿っている 段々急登に… |
ルートが判りやすい 帰路の目印として撮影 |
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熊にも注意しながら… ここも通過後に撮影 |
土壌が湿っていて滑りやすい | |
樹林帯が密集してるが樹木の太さは細いから新しい樹木だと思う。
太い樹木が少なく、この傾斜ではがけ崩れで倒木した樹木も多い事だろう。
登山路はほとんどが樹林帯で展望の良い場所は無い。
石楠花が自生してるのか、アチコチで目にする。(石楠花の開花は5〜6月の時期。)
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慎重に歩く | |
通過してからもう一度撮影 トロッコ軌道のレールを発見 |
細い道を進むとトロッコ軌道のレールを発見!
これで少し安堵した。(西沢渓谷の帰路がトロッコ軌道を利用したコースだから…)
それにしても軌道跡は結構荒れた登山路だ!
ここでも水分補給の小休憩してすぐ出発。
なるべくなら体力の現状維持を目標にしてるつもりだが年齢には勝てなくなった。 |
トロッコ軌道跡はしばらく続きペースは速い |
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この先は… |
…岩場と砂場の崩落個所 |
崩落個所の下方にヌク沢の渓流が見え、近くなった。 渓流まで下りられる所から渡河して対岸に渡り、近丸新道に合流してとりあえずの目標が木賊山山頂だ! 渓流が近い地点から先に進むと倒木があり、その先に砂場の崩落個所があった。 幸いにして新しい足跡がありストックを使って渡り終える。 |
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一人の新しい足跡が… |
途中でズルズルと下方に滑り出し両手両足で踏ん張りながら横移動したが、だんだん下方にずり落ちていく。
左足を踏ん張った時に足元に違和感があった。
ゆっくり登りながら横移動して横断できたが、左シューズの踵が靴から剥がれ登山靴の麻糸が切れていた。
リュックから針金を探し応急の修理。(大誤算!)
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…300mに及ぶ幻の滝の最下部 |
渓流に沿って進むと、前方にヌク川の分流を見つけた。
右の斜面からヌク川に流れ込む滝の様な水流だ!
横切れそうな所を下方から上方に向けて登り、渡れそうな場所を探した。
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目の前に斜面を流れる水流 完全に登山ルートを外した 幻の滝が良く見える |
上方に向かって渡河できそうな場所を探す 尾根ルートを探して登るしかない |
ようやく平坦な場所まで登り、装備を降ろして大休憩する。(現在8時半) |
トロッコレール跡を見つけた。 | この傾斜を登攀してきた ここで大休憩! |
トロッコ軌道跡を発見… 再出発したら先程渡った支流に… |
尾根のトロッコ軌道跡に沿って下山を始める。
今回の甲武信ヶ岳の登頂は諦めた。
悔しいよりも準備不足だった自分を責める。
今回の挑戦で、また再度挑んでみたい気持ちが強くなった。
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斜面を流れ落ちる渓流 もう一つの斜面を流れ落ちる渓流 |
緩やかな下り坂 | |
同時に、このルートで下山してどこに下りれるのか興味でもある。 トロッコ軌道跡を戻ることになった。 その軌道跡が崩落で危うい所もあり油断はできない下り坂でした。 その崩落跡の下方をよく見ると、往路で通過した場所が確認でき、このまま戻ればどこかで合流するはずです。 |
トロッコ軌道跡に沿って 崩落部の下方を撮影 |
崩落跡 | |
見覚えある地点に到着し撮影したが、標識等無くハッキリとした分岐点ではない。
間違えやすい地点だ。
この後は一気に急坂を駆け下り、戸渡尾根コースの出発地点に戻った。
ヌク沢に架かる橋で渓流に下りて撮影。
激しかった渓流の流れは、ここでは緩やかになり何事も無かったように穏やかな流れです。
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ここが沢登りルートと尾根道の合流点 ヌク沢の渓流 ヌク沢に残る橋梁跡 |
ヌク沢の渓流 ヌク沢の標識 橋梁跡から見えるヌク沢 |
今回の登山の反省点は登山ルートを十分認識せず装備の不足だ。
日程に日帰りは無理だ。
戸渡尾根コースでヌク沢を横断し、近丸新道に向かうコースを外れて沢登りルートに入ったこと。
後で知ったが西沢渓谷入口の西沢山荘前から徳ちゃん新道の登山口から近丸新道に入れる事を知った。
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