■ 現存天守12城 丸岡城の史跡歴訪 ■

東京自宅を11月1日の午前11時に出発。 今日の目的地は福井県の尼御前SAです。 練馬ICから関越道、上越道、北陸道を走って尼御前SAまで約530q。 トランクは荷物満タンで高速道をる。 何しろ12日間の旅の始まりです。 子供にも詳細な旅行計画を渡した。 同じ書類を車にも置いてある。 関越道も花園SAを過ぎて車両も少なくなり走りやすい。 上越道も走りやすく昼間の走行は久しぶり、定速走行でなるべく燃費を良くしたい。


長野に入って松代PAで大休憩。 ここにはガススタンドもあるが、相変わらずガソリン価格は高い。 天気予報は12日間の内1、2日が雨模様だった。 なるべくなら天気に恵まれた旅にしたい。 妙高高原を抜けて日本海に出て名立谷浜SAで大休憩。 SA内の遊歩道を妻と散策して足腰を動かし固まった筋肉をほぐした。 15時に出発し北陸道を金沢に向けて出発。

上越道を走行!
晴れ間が広がる関東地方


松代PA

名立谷浜SA


松代PA

金沢に近くなると夕暮れが迫り、車両も多くなったが金沢を通過すると一気に車両が少なくなった。 福井の尼御前SAに到着した時はすでに真っ暗でSA内には乗用車、トラックが半々ぐらい。 トイレに近い場所に駐車し今夜は車中泊する。 ここから丸岡城まで10数qで、明日、丸岡城に8時ごろに到着する予定。 夜半は乗用車が少なくなったが睡眠はほどほどにとれた。

翌朝6時過ぎに起きて車内を整理し旅の準備も済ませた。 SA内を散歩して足腰の筋肉をほぐす。 7時過ぎに尼御前SAを出発し坂井ICを出る。 予定より早く到着したが余裕があるのは良い事だ。 丸岡城前の駐車場に滑り込んだ! 数台の車が駐車していた。

丸岡城駐車場

駐車場そばに石垣



正面入口

丸岡城歴史民俗資料館

撮影の準備をして入口の説明板を見て上がる。 丸岡城への入口は二つあり、広い石段か、細い道をスロープのように小道がある。 反対側から車両用の出入口もある。 妻が選んだスロープの小道を少しずつ上がって行く。 観光客がいないから撮影は順調だ。 本丸の撮影は昨日から準備してきたから問題ない!

庭園

石垣


東側の展望が拓けて丸岡城歴史民俗資料館と庭園が見える。 つづら折りの小路で上に着くと小公園だ。 園内を清掃する係員がアチコチに、まだ開館前で周囲の景観を撮影して歩いた。 結構、気持ち良い散策だ!

反対側は車で上がってこれる

本丸縄張り

大幡神社

何故か坂井市の遺跡の牛が島石棺が展示

天守前の広場
本丸縄張り

大幡神社

友影賢世像

何故か坂井市の遺跡の牛が島石棺が展示

街並みの景観

周囲の撮影が終了したが丸岡城のオープンにはまだ十分に時間が残った。 福井県は若い頃、東尋坊や永平寺に行ったが、記憶には残っていない。 丸岡城はまだ開いていないから、妻はベンチに座って景色を眺めたいといい、二人で下の公園の撮影に向かった。

道路の向う側も城郭のエリア

庭園から丸岡城天守が見える
歴史民俗資料館前の庭園も素晴らしい!

撮影が終わり時間も丁度良くなり再び天守まで向かうが、今度は石段を駆け上がって1分で到着!




入場券を買い天守に向かう

左に曲がると念願の丸岡城天守が現れる。 清掃の係員以外は誰もいない! 天候も良く最高の撮影です。 最初に記念撮影をする。 来年の年賀状に? 位置を変えながら変化する丸岡城の構図を考え撮影してゆく。 今一番の充実感がある。 それでは現存12城の丸岡城を楽しもう!





■丸岡藩の歴史■
丸岡城は福井県の丸岡市街地の東方の丘陵に築城された平山城で、周囲が五角形の山麓にして内濠があった。 1576年(天正4年)に織田信長の家臣、柴田勝家の甥が築城した。 1583年(天正11年)に柴田勝家が豊臣秀吉によって滅ぼされ、丸岡城は丹羽長秀の所領となる。 関ヶ原の戦いで徳川家康の次男、結城秀康の領地になり、その後、福井藩にいた本田成重が新しい城主になった。 さらに丸岡藩が福井藩のトラブルで1624年(元禄8年)独立し、その後、お家騒動で改易となり有馬氏の居城となり明治維新を迎えた。



日本に現存する12城の一つで北陸を代表する名城です。 天守は入母屋の上に廻り縁のある望楼をのせた古いタイプのお城で現存する最古の天守とも云われる。

独立式望楼型二重三階で、天守内の階段は急傾斜で、一段一段の段差が膝を身体につけないと登れないような高さで、 今までの天守訪問で一番苦労した階段でした。





現在の天守は昭和23年の福井地震で倒壊したが昭和30年に部材を組み直して修復再建。 階段は急なため観光用に補助縄が付けられ、下りる時はロープをつかんで降りた方が楽だった。 外観の撮影、記念撮影も終わり内部に入る。 妻が階段を登るのが大変だった。

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