■ 華厳宗 総本山 東大寺 ■ |
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世界遺産東大寺の石碑 南大門 |
南大門へ 中門へ |
中門(国重文)は金堂(大仏殿)を囲む入母屋造の楼門、廻廊で1716年(享保元年)頃の再建で、 中門の両脇から大仏殿を囲う様に回廊が伸びている。 中門から左右の回廊を撮影。 南大門から中門と回廊を見学し、金堂に入るまで随分時間を要した。 金堂参詣口で早速、警備員からカメラの三脚は使用禁止と言われた。 |
| 中門の右側の回廊 中門 |
中門(国重文) 中門の左側の回廊 金堂参詣口(左端部) |
大仏の正式名称は盧舎那仏坐像、大仏殿の正式名称は東大寺金堂という。 金堂を左右、中央と3枚撮影。 中央から進むと金堂前に金銅八角燈籠(国宝)があり、金堂屋根の金箔が太陽に綺麗に輝き、内側から回廊が美しく見える。 |
金堂 回廊 手洗水 |
金堂前に金銅八角燈籠(国宝) | 金堂のひさし部分 |
大仏は姿の上では釈迦如来など他の如来像と区別がつかないが、盧舎那仏という名の仏である。 盧舎那仏は、華厳経(西暦400年前後に中央アジアで成立し、中国経由で日本へもたらされた仏教経典)に説かれる仏で、 華厳経に言う「蓮華蔵世界」の教主です。 華厳経の思想はきわめて深遠かつ難解でだが、概括的に云えば、聖武天皇は日本の総国分寺である東大寺に廬舎那仏を安置することで、 日本の国土を華厳経の「蓮華蔵世界」のような理想的世界にしようという意図があった。 |
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合掌 どの角度から見ても表情の優しさ… |
表情の柔らかさに | |
宗派について… |
大佛蓮弁(原寸模型) 瓦の一部が保存 |
瓦の一部が保存 大仏の真横は…こんな感じ |
大仏殿の後側は大変広く、天井も高さを実感。 大仏殿の後側には創建当時の伽藍の様子を1/50で縮小、復元。 持国天像頭部、増長天像頭部、大仏殿の柱(周囲3.65m)は元禄年間に再再建された柱が保存されていた。 東大寺大仏殿、鎌倉大仏殿の縮小模型も展示してある。 |
創建当時の伽藍復元模型 東大寺大仏殿の縮小模型 右が持国天像頭部、左が増長天像頭部 |
古文献を元に大正年間に製作 鎌倉再建大仏殿の縮小模型 大仏殿の柱(周囲3.65m)…元禄年間の物 |
如意輪観音像は1738年(元文3年)頃の完成、虚空蔵菩薩像は遅れて1752年(宝暦2年)の完成。 大仏の左右に脇侍として安置されている像は大仏(銅造)とは異なり木造です。 |
虚空蔵菩薩像 広目天像(金堂西北隅) |
如意輪観音像 多聞天像(金堂東北隅) |
右側からも大仏を拝見。 金銅八角燈籠(国宝)は大仏殿の正面に立つ燈籠で、たびたび修理されているが、基本的には奈良時代創建時のものです。 火袋には楽器を奏する菩薩の浮き彫りがある。賓頭盧尊者は釈迦に咎められたほどの神通力のある弟子です。 |
金銅八角燈籠(国宝) |
賓頭盧尊者 |
東大寺境内は約12haに及ぶ広範囲の土地が「東大寺旧境内」として国の史跡に指定されている。 奈良公園の中には多くの寺社があり、これからお隣の二月堂、三月堂へ… |
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