■ 世界遺産 富山県五箇山 相倉合掌造りの里へ ■
関越練馬ICを夜9時に通過、いつものパターンで旅の開始。約400kmの道程で五箇山相倉に深夜3時の予定。 妻は11時頃までテレビを視聴し、その後はシートを倒して仮眠。一定速度にセットして定時走行し、藤岡JCTから上越道に入ると大分少なくなった。 大型定期便はマイペースで定時走行、乗用車、小型トラック、ワゴン車は多種多彩の走行モード。それぞれの夢を乗せて走行している。 北陸道に入ると極端に車両が少なくなり、前後に車が見えない時が長い時間続く。


長い静寂の時間帯が続き、途中サービスエリアで休憩をとりながら走行した。 北陸道のSAは東名道のPAと同じ規模です。 町の明かりを通過しながら富山に入り、やがて小矢部砺波JCTに、ここから再び1車線通行で山間に向って登っていく。 五箇山ICには予定通り2時過ぎに通過して、今日の目的地、相倉集落の駐車場へ到着。 ここで3時間ほど仮眠して、日の出の景観を撮影できるか?

五箇山の天候はどんよりと雲が広がり、薄日が差していた。 集落入口の世界遺産の記念碑

記念碑と合掌造り

早朝ゆえ、まだ開店してないお茶処


記念碑と案内所

それでも山の天候は気まぐれだから…。最初に、集落の全景が見渡せる山の方へ移動。 山間に囲まれた集落の規模と、この地方の環境が判る。 こうして見ると、奥深い山間の豪雪地帯で、生きていく為の住居の形が納得する。





住宅の雪囲いが頑丈そう




この家屋が一番大きい

小規模の集落が山間の隙間に存在する現実を見れた。 撮影場所は山に伸びている畑地の道で、雪解けの時期で道がグシャ、グシャ! 各家屋の脇を雪害から防ぐ垣根もしっかりしている。






耕作地を広げる為に、山へ山へ斜面を切り開いた様子と、わずかな平地から段々畑の形が山に伸びている景観が、生きる厳しさを感じた。 段々畑の傍を通り抜けて駐車場へ戻った。





段々畑

天候が悪く日の出の撮影をできないが、集落を高い位置から見れて良かった。 一度、駐車場に戻って一服して集落の中へ向かう。
合掌造り集落は、飛騨地方の白川郷(岐阜県大野郡白川村)と五箇山(富山県南砺市)にある、相倉と菅沼の3つの集落があり、合掌造りの集落で、1995年12月にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。

メインストリートを通って集落へ

一番大きな合掌造り

家屋の向こう側は険しい崖に

越中五箇山相倉集落として国の記念碑


なにやら小粒の白いものがぱらぱらと舞ってきた。 先程まで、朝日の薄日が雲間から見え隠れしていたが、雪のようです。 撮影した映像がモノクロだ! 集落内は綺麗に除雪され、観光客へ配慮が…。





相倉民俗館1号館…まだオープン前

相倉民俗館の2号館…ここもオープン前

立ち木も冬支度

厳しい寒さ故、雪は小粒で乾いた雪です。 傘は車の中、とりあえず上着のフードで切り抜ける。 雪がファインダーから見えるようになり、遠くが霞んできたので撮影はこの辺で終了。まだ8時前です。



雪が本降りに…





地面まで延びてる合掌造り家屋




20数棟ぐらいの集落ゆえ、撮影は順調に進んだが、終わり頃は雪模様になった。 回復は難しい様相で相倉集落から菅沼集落へ行って見る。雪模様の集落が撮影できるか希望を持って…。
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