■ 平瀬温泉と荘川の五連水車 ■

荘川町の道の駅「桜の郷荘川」には日本一の五連水車がある。
左端の最大のものが直軽13m、順に直径4.5m、5m、5.5m、3.6mの水車が並んでいる。 荘川は気候と土地の風土で「蕎麦」が名産とされ、あちこちにお蕎麦のお店が並んでいた。 午前中は天候が良くなかったが、移動するにつれて天候が回復した。


白川郷を出発して国道156号線から鳩谷ダムを見ることができる。 ダムの堰堤を一直線に流れ落ちる水量は一筆書きのような豪快さが見れる。 国道156号線の山間の景観を楽しみながらドライブし、道の駅飛騨白山に併設されている「しらみずの湯」が次の目的地です。 道の駅飛騨白山の案内所で昼食の食事処を紹介してもらって行ったが、お蕎麦の予定が暖かいカレーうどんに変わってしまった。(笑い!)

鳩谷ダム







道の駅飛騨白山から「しらみずの湯」の入口

3年前に訪れた時は古い施設の共同浴場で一汗流し、気持ちの良い温泉だと記憶に残っていたが…。 平瀬温泉は白山の懐から湧き出る95度の高温泉(大白川温泉)を引湯している。 新たにオープンした「しらみずの湯」は古くからの共同浴場に代わって作られた日帰り入浴施設です。 お湯は無色透明の薄い食塩泉。 食塩泉特有のベタベタした感触はなく、さっぱりした浴感のさわやかな湯です。(大人600円)

大白川温泉
「しらみずの湯」


冷えた身体を温泉で十分に温めて、次の荘川町の道の駅「桜の郷荘川」へ向けて走ります。 太陽が差してきて、山間の山々や御母衣ダム湖の水面の色が映えます。



御母衣ダムの下流側堰堤



御母衣ダムの上流側堰堤


ダム湖面を逆光、順光で撮影すると色彩が大きく変化する。そして山々の残雪がアクセントを与えてくれる。 御母衣のダム湖と遠景の白山が望める所に到着。 丁度、パーキングエリアだが、除雪した雪で車両のスペースが3台分しかない。









除雪で駐車スペースが少なかった

■荘川桜とは…、御母衣ダムによってつくられた御母衣湖畔の展望台にある2本の巨桜は、樹齢500余年といわれるアズマヒガンザクラです。 御母衣ダム建設で、水没した照蓮寺と光輪寺の境内にあったもので、世界の植樹史上、例のない巨桜の大移植に成功、現在も人気で、春には壮大に咲き誇る。



開花の時期は沿道が渋滞する


道の駅「桜の郷 荘川」に到着した。 本当はここで美味しいお蕎麦を食する予定でしたが、時間的に平瀬温泉で食したし、宿での食事もあるので休憩のみ…。 日本一の五連水車です。様々な角度から撮影。 道の駅「桜の郷 荘川」の名物は美味しいお蕎麦と五連水車と言っても過言ではない。 実際に、水力でこの五連水車を動かして蕎麦粉を作り、玄米を白米にも精米している。 そして、ここから霊峰白山も眺望できた。

道の駅桜の郷荘川

霊峰白山



日本一の五連水車


朝から寒さの中をあちこち歩き、冷えた身体を温泉で癒し、午後2時頃に荘川町にやってきた。 朝からいろいろな景観を楽しみながら、散策を重ね、今日は何か得をした気分になる。 これから歴史の趣のある飛騨高山に向い、高山陣屋、高山の古い町並みの散策を愉しむ。

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