■ 朝市と高山陣屋の旅 ■

昨日、陣屋の内部を見学したので、今日は陣屋の周囲も見学する。 その後、陣屋前で陣屋朝市があるので訪れた。
高山陣屋が幕府直轄領に…、
幕府は戦国武将、金森氏が6代(106年間)にわたり、支配した飛騨の国の豊富な山林資源(木材)と地下資源に着目し、元禄5年(1692年)に江戸幕府直轄領とした。


陣屋の建物は外観上、それぞれ丁寧に修復、復元されている。 ただ、3階の役宅は昨日、部屋を見学して、どこから登るのか判らなかった。 陣屋の中には、手付け、手代役宅跡や元締役宅跡がそれぞれ独立してある。 そして開門前の映像がほしくて御門を撮影できた。

御門…この写真が欲しかった。

開門直後の陣屋御門

供侍所の腰掛場所

帳面土蔵跡
御門の傍にある外観図

陣屋玄関

通用口

一部3階建ての役宅の外観

土間、台所の屋敷は役宅の中でも一番大きい屋敷です。 多くの役人、使用人、そして役宅の家族の分などの食事を作るために二つの台所があることも必要でしょう。 内部から拝見した時は廊下などを通ったが、外観では大きな屋敷が連なっていることがよくわかる。

書役部屋、湯呑所の屋敷

陣屋の後方に土間、台所の屋敷

土間、台所の屋敷の外観

陣屋御門を内側から、左手に門番所
役宅の中之口

土間、台所の屋敷と御勝手土蔵、中央が井戸

役宅の中之口正面から一部3階が見える

門番所と当時の武器が展示

ともあれ、一通りの撮影を終えて一息。 これで昨日は陣屋内の屋敷を見学し、今日は陣屋の外観を撮影して資料としては完成した。 飛騨高山地域の江戸時代を知る上で大いに参考になる。

御門の左側の門塀

御門の傍にある説明板

陣屋の正面側

陣屋、玄関正面
陣屋御門

門…通用口

御門

陣屋、玄関正面

■陣屋前朝市…
陣屋前広場では、午前6時頃からお昼頃まで朝市が開かれている。 飛騨の民芸品、旬の野菜や果物、そして漬け物などが売られ、どの朝市に行っても、元気な、お婆ちゃんの売り子姿を見れる。 宮川朝市と陣屋朝市があるが、今回は陣屋の撮影も兼ねて、訪問した。 やはり土地柄だろうか、漬物、米、雑穀、豆類、手作り人形など多彩ですが、海産物がないのは寂しいです。 どうしても、最近行った輪島の朝市と比較してしまい、輪島朝市が懐かしく感じた。

陣屋前の朝市

陣屋前の朝市
テントの数は7つ位で大規模とはいいがたい

朝市の後は自転車を返却する為、宿に戻るが途中、昨日とは異なる道を通り、市内を散策した。
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