■ 飛騨大鍾乳洞(大橋コレクション館と氷柱) ■

岐阜県高山市にある1965年に大橋氏が発見した観光洞部分800m、未開発洞部分1000mの鍾乳洞です。 整備されて1968年6月より観光鍾乳洞として一般公開されている。 この鍾乳洞は標高900mに位置し、日本にある観光鍾乳洞の中では一番標高が高い所にある。 鍾乳洞内からはウミユリ、フズリナなどの化石が多数発見されて2億5000万年前ここが海底だったことがわかる。


オープン直後の9時過ぎに到着、まだ駐車場は閑散としていたが、帰りの時には満車近くなり、観光バスも多くあった。 入場料は1000円です。

融けた雪だるまが無残

大橋コレクション館は飛騨大鍾乳洞の発見者、故大橋氏が集めた世界の美術品、装飾品など約1000点を展示したコレクション館です。 コレクションの案内をよく読むと、多くが中国のコレクションです。

大橋コレクション館




撮影禁止の案内があり、慌ててカメラを収納した。
そして「戻ってきた金塊」という説明で、これだけは撮影の許可が出ていた。
それは2007年3月18日、展示物の目玉であった金塊100kgが強奪された。 その後、犯人は逮捕され、金塊は返却されたが、一部バーナーで溶かされ売却されたため、写真のような複数の塊となり戻ってきた。 現在は「戻ってきた金塊」の一部と強盗前のレプリカと共に展示してあった。





戻ってきた金塊

併設されている大橋コレクション館を出ると、冬季限定の氷柱(氷の渓谷)がある。 そこで鍾乳洞に行く前に氷の渓谷に向かった。 休憩広場の先の渓谷沿い全体が氷柱に仕上がっていた。 寒冷時の夜間に、ホースなどで組んだ場所から少しずつ水を出して凍らせ、仕上げた氷柱は見事な景観を見せてくれる。 富士五湖の西湖にある「野鳥の森公園」の氷の渓谷(氷柱)と同じように仕上がっている。 大規模な氷の渓谷(氷柱)は初めてで、鍾乳洞の出口まで続いていた。

氷の渓谷(氷柱)












何ヶ所か撮影しやすいようポイントがあり、記念撮影などで賑わっていた。 中国人と思われる団体客に混じると言葉が飛び交って、賑やかになる。 特に下方に向って細く長く伸びている氷は鍾乳洞の景観を思い出す。









氷柱を見学し、休憩広場に戻ると、先程の中国人の団体がワイワイがやがや、賑わっている。 コレクション館の前の休憩所で、一服しながらカメラの写り具合を確認!

雪のかまくらが融けて無残に




休憩が終わり、大鍾乳洞の見学に向かった。
inserted by FC2 system