■　冬の平湯大滝との旅紀行　■

平湯温泉は、岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷にある温泉でこれまでも日帰り温泉で来たことがある。 安房トンネルの開通により松本方面への交通アクセスが大幅に向上し、また上高地及び乗鞍の観光地のマイカー規制が始まったことで、平湯温泉からシャトルバスに乗るという観光ルートが誕生した。 こうした大きな交通事情の変化で、平湯温泉は秘湯から観光交通の要衝に位置する温泉地へと変貌した。

最後の目的地平湯大滝に向かった。 温泉も愉しむが、平湯大滝のことをTVで知った。 平湯大滝は落差64m、幅6mの平湯大滝は飛騨三大名瀑のひとつで、日本の滝百選にも選定されている。 四季折々に美しい表情を見せ、毎年2月には滝の結氷した姿をライトアップする平湯大滝結氷まつりを開催している。 今回はその氷結した平湯大滝の撮影がメインです。

大鍾乳洞から国道158号線を走行、山間のドライブを楽しむ。 天候がうす曇で時々、青空が見えるが日差しはなく、国道が上り坂になり、もうすぐ平湯トンネルに入る。 長い平湯トンネルを抜けると平湯の町に出た。ここで町に入らず平湯温泉スキー場方面へ向った。

平湯大滝公園の駐車場へ到着したら雪道の為、靴を履き替えて準備万端！出発。 駐車場を登るとすぐバスターミナルがあり、平湯大滝まで100円のバスが運行してる。 バスターミナルのすぐ先に休憩処があり、ここでは源泉の足湯を楽しむ事が出来る。 薄日が差して、天候もまずまずでホッとしている。

完全に雪道になり、雪の上を歩くか、凍結部分を歩くか、足元に注意して、景色を楽しみながら大滝を目指す。 大滝川に沿って、ハイキングの要領でゆっくり確実に足を進め、遠方に平湯大滝が見え隠れした。

大滝が見えて、あともう少し注意して歩く。 日本の滝百選、幅6m、落差64mの滝付近から温泉が…、古生代の海底の堆積部分が隆起し、火山活動で現在の地形に…（説明板より）

下方の部分がまだ氷結している状態の平湯大滝を見る事ができて、時期的には遅れたが良かった。 そして平湯大滝の全景を…。

積雪した処に大滝川の流れが造形した自然美も素晴らしいものです。 望遠レンズで一部を切り取って撮影するのもカメラの楽しみの一つです。 大滝の景観を楽しんだ後は、滑らないように油断せず、道を下ります。

途中これからというお婆ちゃん達と出会い、「後どれくらい歩くの？」「もう少しの辛抱！」…

平湯温泉…奥飛騨の平湯温泉は3年前に来た時と景観が変わり、聞いたらリニューアルしたとの事でした。
朝早くから、富山県経由で岐阜県を観光し、長く感じた楽しい観光、歴訪を楽しむことができた。 撮影写真が多すぎて3回に分けてWEB作成した。辛抱強くご覧戴いて大変有り難く思います。あなたの旅にもこのコースをお勧めしたいと思います。 また平湯温泉は何度訪れても、気持ちい〜い温泉です。

この後、松本ICから中央道経由で、東京に向けて走行。 夜半になったが、安全運転で走行して自宅に到着した。