■ 新潟上越 五智国分寺を歩く ■

五智国分寺の創建は天平年間に聖武天皇の勅願によって日本各地に建てられた国分寺の一つで、越後国分寺の分祀とされ本尊を大日如来像、薬師如来像、宝生如来像、釈迦如来像、阿弥陀如来像の五智如来を祀っていることから五智国分寺と呼ばれている。 主たる建物は本堂、三重塔、経蔵、仁王門、親鸞堂(竹の内草庵)で、本堂には五智如来が並び、竹の内草庵は親鸞聖人ご自刻の坐像が置かれている。


林泉寺から10分程走って、五智国分寺に到着。 仁王門をくぐると歴史の重みを感じる景観に出逢う。 観光客は少なく、家族連れがベンチで食事中の風景を見て、公園に来たような感じを受けた。 仁王門は1835年(天保6年)に建立され、経蔵(上越市最古)は現在の建物は1693年(元禄6年)に建立された。

五智国分寺の正面入口

仁王門

経蔵(上越市最古)
仁王門

白神神社御旅所

三重塔

承元年間に、越後へ流された親鸞上人が、国分寺に滞在した旧跡でもあり信仰の対象でしたが、時代によって隆盛、衰退を繰り返し、戦国時代にはかなり荒れ果てた状態だった。 三重塔は1865年(慶応元年)に上棟され、壁面に石倉正義銘が彫り上げたという十二支と中国十二孝がはめ込まれているが、工事が中断したままと伝わる。 外観を見る限りそんな感じには見えない。



三重塔

梵鐘


三重塔

本堂

本堂の中へ入ると、本尊の大日如来像、薬師如来像、宝生如来像、釈迦如来像、阿弥陀如来像と五つの立派な像があり圧倒された。 親鸞聖人の御配所草庵も桜に囲まれ素晴らしい景観を撮影できた。 草庵の前に佇む親鸞聖人像も桜に囲まれて…

本堂

御配所草庵

親鸞聖人像
本堂右側面

御配所草庵

五智国分寺の裏門へ出て、外に出ると親鸞聖人ゆかりの池に来た。 親鸞聖人ゆかりの池で休憩!…。 早朝からここまで、結構歩き続けて足首やふくらはぎが大分痛くなってきた。 ベンチの日陰で大の字になって大休憩。 妻も張り切りすぎて、お昼になり疲れがたまったよう。 歴史の散策も大変だ〜ぁ!
大休憩して漁港へ行って美味しい魚の店を探しに直江津港へ向かう。 カーナビが探したのは佐渡汽船の直江津港だった。 その後、高田城址の桜祭りへ向かう。 とにかくプランを消化して温泉に入りた〜い!
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