■ 上田・真田町を歩く ■

地蔵温泉 十福の湯の温泉を堪能してから、東京に帰る途中にある、真田の町に寄った。 真田発祥の地にも妻が興味を持った事で、もう少し時間をかけた。 最初の立ち寄りは信綱寺で、ここの黒門が私のお気に入りの門で、今回は黒門から信綱寺に入った。 大きいわけでなく、しっとりとした落ち着きのある門が迎えてくれる。 黒門を通過すると、樹木に覆われた小道が続き、小橋を渡ると信綱寺の正面にでた。


黒門まで登り道が続き、小道の土手に春を告げる花が咲いている。 妻が花の撮影に夢中になり、危うく土手から落ちそうになった。 こうして訪れると信綱寺はあたかも山城のような感じです。

信綱寺 入口門柱

黒門

小さな木橋を渡ると…
黒門まで参道を登る

参道が続く

小道の土手に春を告げる花

広い古城緑地広場に到着した。 信綱寺山門と道を挟んで反対側には歴史の丘というモニュメントのある公園があり、地元の方々の憩い場になっている。 山門を通り階段を登ると信綱寺の入口門がある。

歴史の丘

石段
信綱寺山門

信綱寺入口門

本堂の入口が明徳寺の本堂と同じで、入口が建物の左寄りに設けられている。 ここには武田の武将として、長篠の合戦で織田軍に敗れ、討死した信綱が葬られている。 宝物館の入口に、真田紋を施した瓦がさりげなく置いてある。 撮影テクニックより、デジカメの進歩で以前撮影したものよりよく撮れた。(笑い)

本堂

宝物館

六文銭の瓦(実物大)
庫裡

鐘楼

本堂屋根の六文銭

急峻な崖の上に築かれた信綱寺だが、この付近は真田氏が真田本城が出来る以前に内小屋と言われる館があった場所と伝わる。 黒門まで戻り、ここからは眺望かよく、向かいの真田本城方面の山々が見渡せ、妻もこの眺望に満足顔。 黒門に別れを告げて小道を下り駐車場へ戻る。










駐車場に戻り、水分補給と喫煙を愉しみ、次の目的地をナビに設定し出発。 真田氏が上田城を築城する以前の、真田本城時代の真田氏居館跡に車で10分ぐらいで到着した。 大手門を入ると説明板があり、左側には馬屋跡の土塁が残っている。 大手門の右側には皇大神社へ続く鳥居がある。
真田氏居館の全体図を見ると城郭と云うより、数段の石垣と土塁で囲われた小規模のエリアです。

真田氏居館跡 真田氏居館跡の大手門

真田氏居館の全体図

皇大神社への鳥居
大手門の石垣も当時のまま

左図の赤丸付近の景観

皇大神社

誰もいないから良い映像が確保できる。 皇大神社の奥には本殿を覆う社があった。 この真田氏居館跡は中世豪族の居館形態が、ほぼ完全な形で保存されていて貴重な史跡と云える。

皇大神社 本殿

本殿に覆いがある


真田町から上越道の上田菅平ICまでは10分も走ればいけます。 帰りの上越道は下仁田付近で2件の事故があり、渋滞に巻き込まれたが、明るいうちに自宅に戻る事ができた。
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