■ 伊勢神宮 外宮歴訪 ■

古代は私幣禁断  皇室の氏神として、天皇、皇后、皇太子以外の奉幣は禁止された。 その代わりとして、斎王制度があったとされるが、後醍醐天皇以後廃絶された。 その後は事実上、皇室関係者は伊勢神宮との関係を明治になるまで絶たれていた。 近世に明治政府により国家神道の頂点の神社として位置付けられ、全国神社の本宗と位置づけられた。


内宮、おかげ横丁を観光し外宮に到着した。 駐車は前回と同じ所に駐車し出発! 駐車場の関係上、北御門鳥居から散策を開始。 こちらにも忌火屋殿がある。(日々供える神様の台所です。)

外宮入口

火除橋

忌火屋殿
手水舎

鳥居をくぐり参道を神楽殿へ…

北御門鳥居

内宮と同じ御正殿を垣間見れた。 内宮と同じ御正殿ですが建築様式が若干異なる。 この時間帯になると多くの観光客と擦れ違う。 特にバスの団体が多くガイドが旗を持って解説に余念がありません。 外宮神楽殿ではお守りなどの購入で多くの観光客が賑わっていた。

御正殿を垣間見る

神楽殿前の九丈殿の広場

五丈殿
神楽殿が…

神楽殿から御正殿方向

九丈殿

別宮とは正宮との間柄を示すとのことです。案内所ではあたかも本家に対する分家の意味だそうです。 三ッ石と云われ手をかざすと熱い! 鳥居の先は撮影禁止でここで記念撮影が順番待ちとなった。 茅葺屋根のコケは20年でこんな感じに成長する。

御正殿へ…

御正殿の撮影はここまで…

歳月で茅葺屋根は姿を変える
三ッ石

御正殿の屋根を望遠で…

御正殿から神楽殿の方向

風宮は風の神様、元寇の戦いを神風で日本を守ったとのこと。 土宮は宮域の地主の神様です。 宮の所は必ず新御敷地があり、それぞれが20年ごとに建て替えられる。 下御井神社は宮域の奥にひっそりとあるが、地元の人々は日課のように参拝する姿が見れる。 登り階段を上がり、多賀宮は豊受大神の荒御魂をお祭りする別宮です。 山の頂にあるので高宮とも呼ばれる。 参拝後、多賀宮では行き止まりの為、狭い道が観光客で賑わう。 そして神楽殿に戻った。神楽殿は平成12年に改築竣工した。

風宮

下御井神社

多賀宮

多賀宮
土宮

多賀宮への登り階段

多賀宮

神楽殿

外宮神楽殿を過ぎると二の鳥居、一の鳥居と続くが表参道のほうは駐車場の位置関係で人通りが少ない。 内宮に比較して宮域はそれほど広くなく、のんびりと参拝と歴史散策が出来た。

神楽殿の隣にある御神札授与所

二の鳥居

表参道の手水舎


一の鳥居

表参道火除橋

表参道の隣には衛視見張り所の脇から勾玉池へ、そこには奉納舞台がある。 喫煙所もあり、朝のコーヒーと共に大休憩した。日差しが強く暑さが堪えてきた。

勾玉池は勾玉の形をした池で、花菖蒲が群生している。 ここに奉納舞台があり、観月会などの行事がおこなわれる所です。 5月に訪問した時、花菖蒲は開花してないが、今は綺麗な花びらが池を覆っている。 開花の花菖蒲がアクセントになり、撮影会のように多くの人々が携帯やカメラを手に夢中でした。





野鳥が…
奉納舞台

奉納舞台の正面

花菖蒲が美しい

勾玉池の周囲は散策道があり気分転換に歩いた。 勾玉池の各休憩所にはベンチもあり、日陰でお年寄りが雑談に余念がない。 喫煙所もあり、休憩後は勾玉池の畔の小道を歩き、美しい写真が多く撮れた。










職人の手入れで素晴らしい花菖蒲を鑑賞できた。 森に囲まれた勾玉池は小道を周遊すると少しずつ景観が変化し景観を楽しめる。 小道はアスファルトでなく土の為、地元の人々の格好のジョギングのコースとなっていた。 小一時間、勾玉池で楽しんだ後駐車場へ。














来た時は駐車場がガラガラたが、今は満車状態で順番待ちでした。 朝食が済んでいなかったので、ここでパンとコーヒーを食し、夫婦岩へ向う。 今回は2度目の訪問の為、予算をかけない旅になる。
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