■ 伊勢神宮前 おかげ横丁散策 ■

お蔭参りとは、江戸時代に起こった伊勢神宮への集団参詣運動。 幕藩は規制を敷いたが、効果は無く、江戸時代以降は五街道を初めとする交通網が発達し、参詣が以前より容易となった。 世の中が落ち着いたため、巡礼の目的は来世の救済から現世利益が中心となり、観光の目的も含むようになった。 当時、庶民の移動、特に農民の移動には厳しい制限があったが、伊勢神宮参詣に関してはほとんどが許される風潮であった。


まだ9時前でお店が開店の準備に忙しそう。 建物の印象が伊勢神宮の雰囲気に合う宿場町の雰囲気です。 五十鈴川はゆったりとした流れで畔の通りも朝方で観光客よりお店の人々が多い。
おはらい町





五十鈴川
宿場町の雰囲気





妻のお目当ての赤福本店はおかげ横丁の入口前にあり早朝にも関わらず開店している。 赤福本店では実際にお釜でお餅を蒸かし、店舗の屋根の煙突から煙が出ている。 早速妻は温かいお餅を購入。
五十鈴川畔の旅館



薪はアクセサリーかも…
赤福本店



おかげ横丁の案内板

赤福餅はお餅の上にこし餡をのせた餅菓子です。 折箱を開けると五十鈴川の波紋のようにお餅の上にこし餡が波打っている。 早速、おかげ横丁の入口のベンチで食した。 朝から甘味を食すのは久しぶりだが、早朝参拝した身体が欲しがっている。 おかげ横丁は江戸末期から明治初期の風情を醸し出した景観です。 復元した建物群の散策も楽しい。

おかげ横丁入口



お店は開店準備中


太鼓楼

おかげ座歴史館

おかげ横丁の中心に太鼓楼があり、ここで休憩や軽食ができる。 前回訪問時には多くの人々が待ち合わせや買物、食事で大賑わいでした。 今日はその景観を撮影、また三重県の老舗の味、名産品、歴史などを体感できる、おかげ横丁はタイムスリップした様な感じが味わえる。 旅費の関係であまり時間をかけないで再訪問したので仕方がないけれど、観光客が一人もいないのも寂しいね!

おかげ座

江戸時代のポスター

おかげ座の催し

御木本真珠店の建物


江戸時代、多くの人々が伊勢に行きたい、せめて一生に一度でもと伊勢参りで盛んでした。 居住移動を制限され、満足な宿泊施設もない当時のお伊勢参りは、まさに命懸けの旅だったと思う。 私達は高速代が1000円で旅費が節約できて、当たり前のように思うが…今の時代に少しは感謝!
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