■ 二見興玉神社 夫婦岩 ■
三重県伊勢市二見町江にある神社で、猿田彦大神と宇迦御魂大神(ここでは神宮外宮の豊受大神の別名とされる)を祭神とする。 そして夫婦岩の沖合700mの海中にある、祭神猿田彦大神縁の興玉神石を拝する神社です。 夫婦岩は天照大神と興玉神石を拝む為の鳥居の役割をしている。

海沿いの二見興玉神社は駐車場のスペースが少なく、5月訪問時は路上駐車だったが、6月訪問時はタイミング良く駐車できた。


駐車場は一方通行で、時々反対から進行する車両を地元の人が丁寧に教えていた。 狭い海岸線にお土産店、旅館、ホテルが並んでいる。 最初に周囲を撮影、近隣の旅館街の宿泊客やカメラマンが多数訪れている。 お年寄りや熟年、そして若い夫婦がワイワイガヤガヤ楽しそう…、しかし生憎、曇天で良い映像は無理かな?

一方通行路

二見興玉神社の石碑

神社へ…

二見興玉神社の由来

第一の鳥居

案内板、説明板をよく読み、概略を把握して参道を歩む。 二見興玉神社は小さな半島を回り込むようにあり、反対側からも来れる。 第一の鳥居をくぐると細長い参道になり、時間は10時過ぎ、観光客が多くなり参道も賑やかになった。 海岸線に沿って進むと第二の鳥居の先に夫婦岩が見える。



夫婦岩の説明碑

第二の鳥居
海沿いの参道



参道右手に天の岩屋があり、ここは夫婦岩と共に日の大神が御隠れになった天の岩屋と伝わる。 雲海が広がり薄日が差し暑さを感じる。 次第に夫婦岩が近くなる。海岸には他に多くの岩があるがひとつ一つに名前が付いている。

天の岩屋

御札授受所

岩の名称板

二見興玉神社に到着。 目につくのがカエル、かえる、蛙の文字。 手水舎にはカエルの集団が…、神のお使いがカエルとされており、 神社参拝した人が境内にカエルの石像を献納するため、多くのカエルの石像を見れます。 茅の輪巡りして神社で参拝、神社の後ろに鳥居があり、真正面に夫婦岩、その先に興玉神石がある。

二見興玉神社

手水舎にはカエル

手水舎

海王大和国のカエル

神社と茅の輪

神社でお参りする方向に夫婦岩、そして海中の興玉神石をお参りする。
夏至の前後、4ヶ月間は、夫婦岩の間から御来光が拝める。 特に夏至の2週間ほどは、方位角約61度、距離200qの彼方にある富士山頂付近からの御来光となるが、梅雨の時期で撮影チャンスは少ないそうです。 また、冬至の頃には夫婦岩の間より昇る満月を撮影できる。 夫婦岩の撮影だけでなく、記念写真でも順番待ち。

社殿後側の鳥居から夫婦岩参拝

撫でられて光沢が

ズームアップして…

女岩は根尻岩と呼ばれる

屏風岩と獅子岩


この角度がベスト?

男岩は立石と呼ばれる

ここだと夫婦岩に見えない

鳥帽子岩

潮の満ち引きで岩礁の景観が変わり神社に掲示されていた写真とはだいぶ違った。 夫婦岩の先に竜宮社という神社がある。 竜宮社は二見興玉神社の境内社として祀られ、海の守護の神様です。 竜宮社でおこなう、行者の行場がありる、看板には修行中のときは声を掛けないで下さいとの看板があった。 潮の満ち引きで、この行場に身体をおき、精神修行をおこなう。冬場は寒そう…。 お土産店ではここで採集された海苔の試食販売で売り子さんが大きな声で観光客に声をかけていた。



行場

竜宮社の境内

竜宮社…砂浜から全景を

龍の手水舎








二見興玉神社
竜宮社の先は道路に出てしまうので、お土産店で休憩した後、そのまま戻る。 妻はお土産店で試食して買い込んでいた。 また伊勢うどんの幟が多く見られたので、ここで食したが、うどんは腰のあるなしで好みが分かれる この後は志摩の景観を楽しみに出発。
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