■ 鳥羽から志摩、英虞湾へ ■

伊勢志摩国立公園は、三重県志摩半島一帯からなる国立公園。リアス式海岸と温暖な気候による植生が特徴で、 英虞湾、的矢湾、五ヶ所湾など深い入り江が多く、自然を楽しむには絶好の場所でした。 今回は鳥羽からパールロードを通ってリアス式海岸とその景観を楽しみながらドライブして、 目的地は英虞湾の観光船の桟橋です。


鳥羽からパールロードを走行。 海岸にそって快適にドライブを楽しみ鳥羽展望台に到着。 広い駐車場と展望の良い場所にレストランや物産館がある。 展望台では港町や海岸の眺望を楽しんだ。 平成7年に建てられた地元石鏡町出身の歌手、鳥羽一郎、山川豊の「兄弟酒」の大きな記念碑があった。

眺望抜群

パールロード

的矢湾



兄弟酒の歌詞碑
鳥羽と奥志摩を結ぶパールロードには風光明媚な的矢湾に架かる的矢湾大橋がある。 的矢湾大橋の処にパーキングがあり、ここで撮影しながら散策を楽しみ休憩した。
全長230mの的矢湾大橋








的矢湾大橋を渡ると志摩市になり、スペイン村がある。 今日のスペイン村は日曜日の割には駐車場がガラガラです。 さらにパールロードを快適にドライブして英虞湾の近鉄賢島駅に到着した。 港で観光船の予約をして近鉄賢島駅、商店街を散歩。

的矢湾大橋の眺望

近鉄賢島駅
賢島案内図

左が近鉄特急ロマンスカー、右が近鉄特急

出港の時間の10分前に桟橋に行き、桟橋に繋がれている観光船を撮影し待機。 大型船は英虞湾を一周するが、小型船は湾内の中を隅々まで回るので小型船を選択。 いざ!出港で、お客は熟年夫婦2組で4名だけ、日曜日なのに寂しいね!

賢島桟橋

今回乗船

色とりどりの観光船




■ 英虞湾クルージング ■
観光船は出航したが船内には誰も居ない。 4人全員が天井デッキのベンチへ…。 早速、撮影準備、前回訪問時は島々を巡る時、結構揺れた。 カメラの三脚や付属品が転がらないようにバックも固定して準備万端! さぁ!出発。…前回訪問時と同じ乗務員が運転と英虞湾の解説をしてくれる。 海風が気持ちいぃ〜。

賢島桟橋



真珠貝の作業棟
賢島宝生苑



小島と養殖筏

桟橋を出ると英虞湾の中へ中へ奥深く進む、大型船はここまでは入れない。 湾内に浮かぶ綺麗な島々の景観を楽しめ再訪して良かったと実感! 乗務員から「撮影、終わったか?」の声、撮影が終わったら次の景観スポットへ移動!
真珠養殖発祥の地としても知られるが、近年は青海苔の養殖も盛んです。 リアス式海岸で奈良時代から真珠養殖が盛んで、阿古屋貝から採れる真珠を出荷してきた。

引き潮時で岩礁が露呈



乗務員がスローダウンして撮影を催促


小島の磯には岩ガキが繁殖

そしてまた移動、私の船みたい(笑)

乗務員が天井デッキ上のスピーカーから詳しく説明してくれる為、デッキ上で撮影も順調。 乗務員の説明は傍で私達に、手振り身振りで直接説明してくれるような感じ。 青海苔は地元ではアオサとも呼ばれ年間を通して採れる。 地元の人との語らいが旅の良い思い出になる。
真珠養殖の規模は昔に比べて半分くらいになったと云う。 途中、今日は潮目が引いて、これ以上奥には行かれないので湾外に向けてUターンした。 その代り、時間分だけ他の部分を回るそうで、こういう場面も融通してくれるところが海の男?





漁船とすれ違い
英虞湾と真珠の話を聞きながら…



筏式の養殖と丸いボールの型の養殖がある。 そして竹の棒はアオサの海苔の採集のためで、湾内を観光する時や、撮影時に脇役としてアクセントになる。 浅瀬をギリギリまで接近して撮影に協力してくれた。さぁ!湾の外側に向って走りましょう!と乗務員の声…。



釣り人と釣り船


お客が4人で、少しでも楽しんで貰えるよう気を使ってくれる乗務員の気心が嬉しく思った。 5月に来た時と同じ乗務員だったことを話し、説明も分かりやすいと話したら大層喜んでくれた。
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