◆国宝 犬山城歴訪◆ 明治4年、廃藩置県により政府に没収されたが、同28年旧藩主、成瀬正肥氏が城を修理するという名目で譲り受け、保存をはかってきた。現在も、12代目当主が城の所有者であり、個人所有の城は全国でも唯一のもので、財団法人犬山城白帝文庫を設立して保存に力を入れている。

天守閣内部に入ったところは天井が低く、階段は急で、まさに戦国時代のお城を実感しました。



お城の地下は太い柱が筋交いでしっかり補強されている。

お城は三重四階、及び地下二階の構造で、入口は地下二階から入ります。
地下2階から地下1階へ…


地下1階

一階は上段の間、武者隠しの間、納戸の間があります。





武者走りには当時の武具や遺品が展示されていました。





私も妻も撮影に夢中になり、気がついたら離ればなれになってしまった。






中央の鬼瓦は築城当時のもので、慶応年間に修復した時のものが保存されています。


一階の納戸の間の中央には、城主の居間がある。

城主の居間とされ、床が高く畳が敷き詰められ、床・違い棚が設けられた書院造りの間です。
城主の居間


万一を警護する武士の詰所

居間、納戸の間をとりまいて武者走りの板の間があります。
犬山城の模型




二階は当時武具の間といわれ、武者走りには何もなく、磨き上げられた板の間が目に付きました。





太い柱が組み合わさって城郭の骨格を見る事ができます。





中央には、日本のお城の写真が四方に掲示されていました。



ここは当時、武具の間といわれていた。

国宝4城、現存8天守。合せて、現存12天守と、日本100名城が掲示されていました。



犬山城の骨格模型

三階の破風の間
唐破風は、元和〜貞享の70余年の間に、成瀬城主が増築したといわれます。南北に唐破風、東西に千鳥羽破風が設けられている。

破風の間の説明板


三階、破風の間

三階の破風の間の広さは28畳で増築した部分を足すと一回り広くなります。
千鳥羽破風の天井


三階から四階へ

最上階の高覧の間は素晴らしい景観を見せてくれました。
天守から本丸内を…


天守、高覧の間より、木曽川を望む。実に見事な眺めである

どの方向も眺めがよく、特に木曽川の景観は素晴らしかった。
木曽川下流の方向の景観


夢中になり落下しないように…

お城の位置が当時の戦国時代に各勢力によって入れ替わり、濃尾の要所だった事がわかります。
木曽川上流の方向の景観




普通の天守は事故防止に金網などがはってあるが、ここの天守は当時のままで、天守の回廊を歩く時、注意が必要です。



高覧の間の説明板

回廊は、成瀬公による増築とされ、高欄と廻縁がまわる望楼となっています。
国宝指定書のコピーが掲示されてます。




高覧の間の広さは三階と同じ28畳ほどの広さで、四方に出入り口があります。
赤い絨毯は国宝の価値を低めるもの…ないほうがいいと思った。


本丸門の景観

妻と顔を見合わせて、お互い納得をした城めぐりでした。愛知県には他に多くの見所がありますが、今回はこの犬山城の撮影だけで東京に帰ります。国宝4城のうち残りは、彦根城だけとなりました。当面の目標は現存12天守のお城めぐり。機会を見つけて出かけます。
inserted by FC2 system