■ 越後 天地人博南魚沼 ■

浦佐毘沙門堂から国道17号を六日町に向って30分ほどで戻り、坂戸城址の麓では地元の人々が観光客を暖かく迎えてくれる。

長尾政景は坂戸城主で、上杉景勝の実父です。 早世した長男に代わり、次男の景勝が継いだが謙信の養子となった為、上田長尾家は事実上断絶した。


最初に訪れた所は、長尾政景公募所公園です。 ここは歴代の上田長尾家の墓所です。 墓所はここの龍言寺(現在は山形県米沢市に移る)跡地にあったが、長尾政景公墓所として公園になり地元の人々の散歩道です。

長尾政景公募所公園

長尾政景公の石碑が二基
龍言寺跡地

直江兼続公の墓所

長尾政景公募所公園を散策して兼続茶屋に寄る。 ここでは兼続茶屋として、近所の人達が「お茶でも飲んでいきなさい」と声を掛けてくれた。 珍しいハッカのお茶菓子と冷たいお茶が美味しかった。 今年11月まで観光客を歓迎すると云う。 11月だと結構寒いし、積雪があるかもしれないと話していた。

兼続茶屋 坂戸城址の内堀跡の案内図

暫く坂戸城址の話を聞いて内濠跡前の水辺のお茶屋に向かった。 濠跡付近は昨日、車で行ったり来たりした処で、ここは「お六のお茶」飲み場がある。 内濠から坂戸山に向かう麓に城館があり、戦いの時は山頂の本丸と連絡を取りながら戦うという。 妻は会話が好きだから地元の人々とお喋りが好きで、このような旅を目指しているからホームページの名を「ひたすら自然を求めて歩く」にした。

内濠跡前の水辺

内濠跡
お六のお茶

妻は近所の農家の人からお米の美味しさや、魚沼地区でコシヒカリが有名になるまでのエピソードも説明してもらい大分興味を持ったようだ! 昨日、逢った人と再び出会い、近くのお店を教えてもらい帰りに寄ってコシヒカリを買う。


昨日からの旅の話をしている時に、今日はまだ何も食してないことを知り、お茶だけでなく、美味しいコシヒカリのお握りを御馳走になった。 冷えても美味しいお握りで、漬物も手造りで、さっぱりとシャキシャキしてとても美味しく戴けた。 水辺に咲く睡蓮の花のように、この地の人の心の優しさを感じた。

水辺に咲く睡蓮 漬物も戴く

次の目的地へ、この後、朝風呂?…昨日の温泉に行く。 今日は父の日で私は無料です。せっかくの温泉をもう一度楽しみに…、温泉の後は天地人博南魚沼と商店街へコシヒカリを買いに行く。

雨が止んだ!

魚野川


その地の人との語らいが自分を変えるかも…、旅の本来の目的に合う六日町の旅でした。
越後の天地人博南魚沼、大河ドラマ「天地人」の主人公の直江兼続の生誕地である南魚沼は当時、越後上田庄と呼ばれていた。 ここでロケ風景の再現や小道具の展示など、南魚沼地域の坂戸城のジオラマ、甲冑着用体験などがあり、直江兼続の故郷、南魚沼を楽しめる。

JR上越線の南魚沼駅

駅前ロータリーに直江兼続生誕の案内板
南魚沼駅から坂戸山方面

会場は駅前から歩いて1分

入場者全員にコシヒカリが貰える! 天気予報は雨から曇りで道路が乾いてきた。 天地人博南魚沼の入口、左は団体客用、右が一般客用で、残念ながら許可ゾーン以外は撮影禁止だった。

料金は1人600円

魚沼の大地と直江兼続
直江兼続で〜す!

記念撮影

絆(きずな)…直江兼続を育んだ実り豊かな魚沼の人と大地を紹介してます。 ロケ風景を映像で再現、そしてメイキング映像とドラマで使用した道具や衣装が展示してある。 順番待ちですが甲冑の着用体験ができる。 私達も甲冑の着用体験!…どっちが城主?わかります? 左側は景勝(妻)、右が兼続(私)です。

記念撮影

甲冑の着用体験!
順番待ち…

甲冑

愛と義を貫いた兼続の故郷として南魚沼が紹介されていた。 お土産コーナーでは、試食品を美味しく戴く。 外に出ると、市役所の玄関に、上杉景勝と直江兼続のレリーフがあり、ボランティアの説明を聞いている人達に妻も紛れ込んでいた。

お土産コーナー

ボランティアの説明
老若男女で活気がある

上杉景勝と直江兼続のレリーフ

天地人博南魚沼は見学して良かった。 駅前で秩父から朝早く来た人と知りあったが、会場内で離ればなれになった。 私達は最後の予定地、味噌舐めたかの地、関興寺に向かう。

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